春夏秋冬藤井の目

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2016-12-06

1年は早いもので、もう師走になりました。

 

私は今月よりも11月の方が忙しく走り回っていました。

 

11月は、

関西への日帰り出張が3回、

一泊二日の九州出張が1回、

二泊三日の九州出張が1回、

二泊三日の浜松~横浜~東京出張が1回、

最終日の30日に東京への日帰り出張が1回

という状況でした。

走り回った成果は納得できるものでした。

 

成果の内容は、

(1)枠組壁工法(ツーバイ工法)の構造強度の再確認

(2)制振装置の性能の優劣

(3)基礎断熱の想定外の問題点

が大きなものでした。

これらの内容は、これから徐々に書いていきます。

 

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2016/12/06 - 14:52 |
2016-09-30

またまた、久しぶりのブログです。



今月発行された「住まいの提案、岡山。」に、

私の自宅の写真を掲載しました。


前回は、住宅の完成直後で、室内の調度品も

まだまだそろっておらず、室内空間の雰囲気も

整っていませんでした。



完成から約3年が経過して、やっと、まずまずの

雰囲気となって来たので、その違いを記録する

ためにも、再び掲載することとしました。





その中にも様々な調度品が写っていますが、

私は、調度品と言うよりも、工芸品、特にガラスの

工芸品が好きで、20代の頃から収集してきました。


先日、面白い作品があったので、譲っていただきました。

写真の様に綺麗な透明の作品です。(右の透明の皿)


この作品は、”ピンブロー”と言う技法で創られたものです。



水蒸気の膨張と回転による遠心力、そして重力によって

製作されており、不均一な厚みと、ガラスの滑らかな波うち

によって、美しい光の屈折が見られます。



様々な技術で加工したガラスの工芸品とは一味違った

美しさがあります。



自然の力だけでこれほど美しい作品ができるのだなと

感心して観ています。

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2016/09/30 - 17:56 |
2016-05-27

太陽光を利用した暖房システムの特許が取得できました。



このシステムは、大変シンプルなシステムです。

天窓、窓、送風ファン1台、温度センサー、

送風シャッターにより構成されています。



太陽光を利用する暖房システムで有名なのは

O.M.ソーラーですが、O.M.ソーラーと

コスミック・ガーデンの暖房システムの違いを

お風呂のお湯で説明すると、O.M.ソーラーが

水道の水を、水から常にお湯にしていくのに

対して、コスミック・ガーデンの暖房システムは

追い焚きの様なシステムです。この比喩は、

当社の岡本氏の表現です。正に、的を得た

表現です。



このシステムは私の家に搭載してあります。

この家のQ値は算出すると1.0程度なのですが

3度の冬の計測データを解析すると、Q値が

0.6程度となり、住宅の省エネルギー性能が

約40%上昇したこととなります。



今後はこのシステムを更に利用しやすくして

いこうと思います。

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2016/05/27 - 19:02 |
2016-04-10

「加湿」の3回目です。

 

加湿にはどの程度の加湿器が必要となるのか

計算してみましょう。

 

私の感覚で言えば、室温が21℃〜24℃程度であれば

室内の相対湿度は、40%有れば十分であり 50%以下であっても

問題は無いと思いますし、一時的に38%程度に下降しても

問題ないと思います。

 

それでは、そのために加湿器の選定に必要となるのは

1時間当たりどの程度の水分量を室内に 蒸散(加湿)する

必要なのかを算出することです。

 

室内の湿度が下がるのは、換気により冬の湿気の少ない

外気が入り、室内の空気(外気より湿気が多い)が

排出されるためです。

 

ここで、室内の湿度を下げない為には、換気により

排出された室内空気の水分と、流入した外気の水分量の差に

あたる水分量を室内に蒸散(加湿)させれば良いと言うことです。

 

では、その水分量を計算します。

 

そのためには、1時間当たりの換気量と

その換気により排出される水分量と、流入する水分量の数値が必要となります。

 

ここで、換気量はどの程度必要なのでしょう?

 

国の基準では 「住宅全体の空気が2時間で1度入れ替わる量が必要だ。」

となっています。

しかし、様々な情報からすると、室内の二酸化炭素(CO²)濃度が

1000ppmを超えなければ大丈夫であり、

そのために必要となるのは 1時間に一人当たり 約30㎥

換気が有れば十分です。

 

4人家族であれば、30×4=120㎥となります。

 

それでは、4人家族を想定して加湿量を算出します。

 

冬のある日を考えて、室内空気の湿度を 20℃。相対湿度を50%とすると、

1㎥の室内空気に含まれる水分量は約8g(cc)

外気の温度を5℃、 相対湿度60%とすると、

1㎥の空気当たり 5g(cc)となります。

 

ここで、4人家族なので、1時間120㎥の換気が必要となるので

室内の相対湿度 50%を 維持するために必要となる

水分量は 5g×120㎥=600g(cc) となります。

よって、1時間600cc の加湿能力のある

加湿器で住宅全体を加湿出来ることになります。

 

実際に家全体を加湿する場合、1時間600cc以上の

加湿能力のある加湿器1台だと、加湿器の水タンクの

容量により、1日数回の水の補給が必要となることと、

家の中で湿度の偏りが生じる可能性があるので

2階建て住宅であれば各階1台づつの2台を分散させて設置することを

お勧めします。

 

また、高気密性能の住宅であれば、 漏気(すきま風)が無いので

上記の様に換気量を換気扇によって

確実に制御出来るのですが、

気密性能の低い住宅では、ドンドンすきま風が

侵入する為 1〜2台の加湿器では

住宅全体を加湿することは ほぼ不可能となります。

 

ここで必要となる気密性能は、C値だと 0.5㎠/㎡ 以下と考えられます。

 

加湿に関しても、高気密性能は非常に重要となります。

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2016/04/10 - 12:17 |
2016-03-19

 

加湿器には、加湿モードが4種類あり、モードにより

消費電力量が異なります。

 

当初、「標準モード」で2台を稼働させて、1日に

20L~24Lの水を蒸散させました。

 

標準モードは、加熱して水を気化させるため消費電力量は大きく

8日間で約180kw(キロワット)となりました。

 

その後 消費電力を少なくするために

エコモード」 にして加湿器を稼働させましたが

室内の湿度は 40%以上をほぼ維持できています。

 

また、就寝時にOFFにして 朝にONする使い方をしても

支障はないので このパターンで家全体を加湿しています。

 

湿度は、室内温度が 20℃~24℃であれば 40%あれば

充分だと思います。

 

次回は、高気密・高断熱住宅が

1台~2台の加湿器で 家全体の加湿が出来る理由についてです。

 

 

 

※ エコモードは風によって水を蒸発させるため、消費電力量は

標準モードが 470W に対して 18W と非常に少なくなります。

 

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2016/03/19 - 11:45 |
2016-03-01

 

 

当初は、家全体の建材(床材、壁材) にも
 

 
水分を含ませるために 24時間 2台の加湿器
 

 
フル稼働させましたが、相対湿度 50%に

なるまでにほぼ3日間を要しました。
 

 

 
加湿器はその間、フル稼働です。
 

 

 
それ以降は、自動で強弱運転をしていました。
 

 

 

 
小屋裏の面積を算入すると、ほぼ70坪の住宅全体
 

 
加湿器(12畳〜14畳用) 2台で相対湿度

40%〜50%程度に保つことが出来ています。
 

 

 

 

 
次回は 加湿の為の 消費電力について
 

 
お話します。

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2016/03/01 - 15:26 |
2016-01-26

 

長い間ご無沙汰していました ブログをスタッフの皆から

叱咤され続け、やっと再び書きます。。。

 

今年 初めてのアップとなります。

 

先日と言うか、1月18日に 初めて加湿器を購入し、

その日の夜から 始動させました。

 

購入のきっかけは、ピアノを調律して頂いたときに調律師の方から

室温 20℃  湿度 45% 程度が ピアノには

善いと言われたことです。

 

我が家は室温は20℃以上 あるのですが、相対湿度は 30%程度と低いので

加湿器で どの程度改善できるのか、興味も湧いてきました。

 

 


 

始動させて、翌日より変化が出てきました。

私の妻は 島根県生まれで、岡山の冬は乾燥して肌が

カサカサになると言っていたのですが、

その肌が 見事にスベスベになってきました。

 

たった1日で です。

 

相対湿度も まだ45%程度なのに。

 

 

色々な状況を調べてみたいという 欲求が出てきました。

内容を少しづつ ブログに書いていきます。

 


 

乞う ご期待。

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2016/01/26 - 13:42 |
2015-06-19

昨日、やっと新しい外壁材の設計図が描きあがりました。

 

5か月遅れです。

私が、なかなか設計に着手しなかったからです。

(しかし、当社のスタッフは誰も私を責めたりしません。

優しい、スタッフに囲まれて幸せです。)

 

しかし、遅れた甲斐があって、取付金物の素材を変更する時間が有り

変更した結果、外壁材の細かいところの

設計を単純化出来ました。

 

 

来週は、この設計図を持って製造会社と打ち合わせに

出かけてきます。

 

 

早く、実物を送って 皆様にお見せしたいと思います。

期待しておいてください。

 

これは、プロトタイプ(試作品)です。

表面のデザインも 参考程度です・・・・。

 

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2015/06/19 - 17:34 |
2015-02-12

ここに、冬に撮影された2枚の

サーモグラフィーの写真があります。


(東京大学 前准教授 講演会スライドより)



どちらも、東日本大震災で建築された仮設住宅です。

左は、大手住宅メーカーの鉄骨住宅です。

床は青く、天井は黄色からオレンジ色に写っており、

床と天井で大きな温度差があり、鉄骨の柱は特に

温度が低く濃い青色になっています。



右は、地元の工務店の建築した仮設住宅です。

床、壁、天井ともほぼ同じ黄緑色に写っており、

温度差が床から天井まで小さいことを表しています。



どちらが被災された方にとって優しい住宅でしょうか。

まちがいなく地元の工務店の建築した住宅の方です。

たぶん、地元の工務店の皆さんは、地元の気候が

良く解っていて、被災された方を思いやり、

暖かい住宅を造られたのだと思います。



大手住宅メーカーの方も、数多くの仮設住宅を

建築するには、画一的な住宅を建築する必要が

あったのだと思います。



ただし、建築した後に、また冬を向かえることは

わかっていたはずです。それならば、一旦建築した

後でも、追加で住宅の断熱性能を高くする工事を

していただきたかったと思っています。



住宅は、住む人に対する思いやりの深さに応じて、

その住宅の出来ばえが左右されます。



住宅の建築にたずさわる者として、私も、

住む人に深い思いやりを持ち続けようと

思っています。

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2015/02/12 - 19:14 |
2015-02-10

高気密・高断熱の住宅といっても、

気密性能は測定できるのですが

断熱性能は計算のみなので、

本当に計画通りの断熱性能が

あるかどうかは簡単には見抜けない

と思っていました。



ですが、昨年の11月に講演をして頂いた

東京大学の前准教授の使用されていた

広角のサーモカメラを使うと、その家の

高気密・高断熱の本当の実力が、

一目瞭然に写し出されます。



これを用いられたら、化けの皮が

はがされてしまいます。

次の写真はその一例です。

(前准教授の講演会のスライドより)

上の写真は、国の定めた省エネルギー性能を

有しているはずの住宅ですが、写真で見ると

床は青色、天井は赤色、壁の中間部は黄色と、

美しくカラフルに映っています。

これは床の温度は低く、天井の温度は高いという

ことを表していて、床と天井で大きな温度差を

生じていることを明らかにしています。





本来、高気密・高断熱の性能を本当に有して

いるのであれば、床、壁、天井の温度に

大きな差が無く、サーモグラフィーの写真は

画面全体がほぼ同じ色に写し出されるはず

なのです。



ですから上の写真の住宅は、本当は

高気密・高断熱の性能を有していないのです。



では、次の写真です。

(前准教授の講演会のスライドより)

この写真は、床、壁、天井がほぼ同じ黄色となっています。

この住宅の気密性能C値は0.15(cm2/m2)、

断熱性能Q値は1.2(W/m2K)で、サーモグラフィーの

写真から見ても、本物の高気密・高断熱住宅です。



参考に、昨年11月に前先生に撮って頂いた私の家の

サーモグラフィー写真も掲載しておきます。


 

この続きは次回へ。

posted by 藤井 | コメントなし | 全体 | 2015/02/10 - 19:10 |
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