施主から社員になりました

2018-12-10

草木も眠る深夜の0時ころ、

ふと1階から女性の声が聞こえたような

気がして目が覚めました。

 

気のせいかなと思い、寝直そうとしたところ、

今度は「ピッ」という電子音が1回だけ。

 

3分ほど経つと、また「ピッ」

 

さては、冷蔵庫の扉が開いているのかと思い

ましたが、1階におりて冷蔵庫を見ても異常なし。

 

冷蔵庫から離れると、また冷蔵庫のあたりから

「ピッ」。でも冷蔵庫の表示は何も出ていません。

よく分からないながら、冷蔵庫の電源プラグを抜き、

少し待って刺し直して再起動です。

 

でも再起動直後も「ピッ」

 

一体なに~?と思いながら、冷蔵庫のプラグを

刺すためにしゃがんでいた姿勢から上を見上げると、

犯人を発見しました。


 

義務化されたので現在ではどこの新築にも

ついている、火災警報器です。

天井に取り付けられているこれが「ピッ」

を繰り返していました。

 

紐を引っ張ると「電池切れです。」と女性の声。

火災ではありませんでしたが、深夜にお騒がせな・・・

 

ステップに乗ってつかんで反時計回りに回すと

簡単に外れます。裏には電池が入っています。


 

水色のが電池です。

そのそばには「電池寿命 約10年」の表示が。

その通り10年と数か月で寿命切れとなりました。

結構正確ですね。

 

電池はネットで1個1000円くらいで売られています。

他にも数か所取り付けられていますので、

この機会に全部電池交換することにしました。

 

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 住まい方・我が家の話 | 2018/12/10 - 15:43 |
2018-12-06

コスミック・ガーデンでは

全棟気密測定を行っていますが、

測定するタイミングは、建物の構造ができて

断熱・気密施工を一通り終えた時点です。

(中間時気密測定などと言われます)

「コスミックガーデン 気密測定」の画像検索結果
 

断熱材や構造の継ぎ目が見えている状態で、

室内の空気を大きな排気ファンで外に出し、

気圧差による外気の流入量から隙間面積を

算出します。

 

中間時に測定する理由は、ここで気圧差がついた

状態で家中を調べることで大きな隙間があった

場合に塞ぐなどの改善作業ができるからです。

 

対して、完成時気密測定は行っていません。

測定に数万円かかる上、完成後の改善は

ほとんどできないので、中間時の検査以降に

品質を確保するためには、その後の工事で

大きな隙間を作ってしまうような施工がない

よう目を光らせていくしかないためです。

 

とは言えしばらく完成検査を行っていないので

品質確認のための抽出検査として久しぶりの

実施となりました。

 

建物は、週末に完成見学会を控えて美装も

終わっているY様邸です。


 

約束の時間に行くと、既にセッティングを終えて

もらっていました。


 

測定して頂くのは断熱施工をお願いしている

マルフジフォーム工業の藤井専務です。

長年断熱施工と気密測定をお願いしている

エキスパートで、とても熱心な方です。

気圧が下がっている室内でも熱く語ってくれます。


 

このバズーカ砲のようなファンで空気を排出ながら

流量・気圧差を測定して隙間面積を出すところまで

全部コンピュータがやってくれます。

コスミック・ガーデンでは内外気圧差が50パスカル

程度になります。(隙間が多いと気圧差がつきません)

 


ただ、気密性能が高ければ高いほど結果は不安定に

なりやすく、正しい結果を導き出すまでの測定回数や

結果の判断については何千回と測定しているノウハウが

あります。

 

※少しマニアックな話ですが、上の写真の測定器は

ちょっと型が古いもので、一番上の写真の型が新型

です。「たまたまメンテナンスに行ってて古い方に

なってしまいました!!」と残念がっていました。

 

室内が負圧になっているので、窓に取り付けている

ビニールシートが内側に押されてパンパンです。


 

さて、結果ですが、この建物の中間時気密測定のC値は

0.29(c㎡/㎡)

でしたが、これに対して完成時気密検査のC値は

0.30(c㎡/㎡)

と、ほぼ同じでした。

延床面積が106㎡ですから家全体の隙間が32c㎡

程度(8cm×4cmくらい)ということになります。

中間時からの施工不良等による漏気はほぼ無いと

考えてよいと思います。

 

ちなみに前提を申しますと、トイレやレンジフードなどの

排気ファンは全てテープでふさいでおり、中間時とほぼ

同条件にしています。


建物内が負圧になると若干外気が入ってくるためです。

どのメーカーにも「高気密対応」ファンがありますが

電源OFF時のシャッターの気密性能は完璧ではありません。

 

対して給気口は優秀でした。


閉じた状態で負圧になっても、気流は感じません。

ほぼ完全に閉じられているようで優秀でした。

エアコンのダクト付近もキッチリ塞いでもらっている

ので、空気の流入は感じられませんでした。

 


ここまでくるとイジメのようですが、窓まわりも

チェックします。境界部分はOKでしたが、ロックを

かける戸先錠のレバーまわり。機構上隙間があるため

若干の外気の流入があります。

 

・・・というのが全体の様子です。

あちこちに隙間があるような書き方をしていますが、

これら全部を合わせて家全体の隙間が32c㎡で

C値0.3(c㎡/㎡)と問題ない結果です。

 

あとは隙間風が入っている場所や集中して漏気が

起こっていないかなどを一通り確認して、測定を

終えました。

 

この週末の完成見学会は寒くなりそうです。

ぜひこの高気密もY様邸を体感してみてくださいね。

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 研究・開発・実験 | 2018/12/06 - 10:45 |
2018-12-03

最近とても忙しいような気がするのですが、

そんな中、4日間も使って東京~新潟へ

出張して参りました。

 

朝一番の機内から、珍しく快晴の

冠雪富士見えました。幸先が良いです。


 

そしていつも通り、ここに到着です。

いつも同じ角度からの写真ではつまらないので

今回は真下から撮影してみました。


 

私のブログで排水桝の次に沢山登場していると

思われる、東京ビックサイトです。


 

今回の目的は、毎年の建材の新商品チェックとしての

「ジャパンホームショー」と、


 

もう一つは、お向かいで開催されていた「HOSPEX」という

医療関係の展示会でした。


 

HOSPEXの方では、「ぐっすりEXPO~良質睡眠推進展~」

というサブタイトルもあり、居住空間によって睡眠の質を

確認する測定器などがあったりするかも・・・

との期待がありました。

 

どちらかというと運動を促進する器具や、リハビリで

使える器具、多機能なベッドなど、医療施設で使われる

設備の展示が殆どでしたが、お目当てのものに近い物として

睡眠時の脳波を測定するキットや、発汗量をゲージで

示す簡易なシールなどがありました。

 

どちらにしても自社で購入して使うというよりも、

以前の花粉症の実証実験のように大学の先生と共同研究

などで使うことになりそうです。

 

ちなみに展示する側も見る側も医療関係者ばかりなので、

お向かいの住宅建材関連ブースとは全く雰囲気が違うのが

何とも言えませんでした。

 

翌日は、これまたブログには登場回数の多い、東京大学です。


この正門の写真も何度目でしょう(笑)。

 

11月末だったので銀杏並木が奇麗でした。


 

今回は小規模なセミナーがあり、伺ったのですが・・・


会場は正面の安田講堂(入口に警備員2名)

・・・の隣の工学部2号館でした。

 


 

ドイツのフラウンホーファー建築物理研究所で

15年研究員をされている田中さんが来日されての

WUFIセミナーでした。(田中さんは写真に写っていません)


今回は業界では有名な東京大学工学部建築学科の前准教授

(測定器を沢山お借りして大変お世話になっています!!)

も前段でお話されていました。

いつも通り痒い所に手が届く、鋭い切り口。

 

最後は、パネルディスカッションのようになりましたが、

なぜかWUFIの内容というよりも、

「なぜドイツでは住宅の寿命が長いし、きちんと性能の基準が

設けられ、そのとおり高性能住宅だけが建てられているのに、

日本はいまだに断熱性能が義務化ができず(あれだけ言われていた

2020年義務化もほぼ延期が確定)、いつまでも低性能住宅が

建てられているのか」

という前先生からのモヤモヤはっきりさせたい質問が連発されて

いました。

 

田中さんのお話で印象的だったのは

「日本では小学校に入るとランドセルも新品、教科書も新品で

1年使ったら(かどうかも分からないけど)全部捨てて

2年になったらまた新品の教科書、と使い捨て文化だけど、

ドイツでは1冊の教科書を使い回して次の子、次の子と

10年くらい渡っていく。いろんな点でそんな文化の中で

生きているのに、家は30年でつぶしましょう、とはならない。」

というところです。

 

何度か会話が続いた後での前先生の分析は

「ドイツは個人の資産である住宅の在り方にまで踏み込んで

法律で義務化して守っている。日本はあくまで個人の資産に

モノ申すべきではないという文化ではないか。」

ということでした。

 

国の義務化の検討などにも加わっている前先生の目線なら

ではの印象かと思います。

 

確かに「寒い家を選ぶのも人権」と中央の人が言ったような

話も聞いたことがあります。施主側が理解して選択していれば

よいのですが、あらゆる住宅会社が猫も杓子も「暖かい、高性能」

と言いながら家が建てられて、ホントにそれでよいのかどうか・・・

 

この議論は当事者が居ないのでこれ以上深まることはなく、

モヤモヤが余計大きくなったような気がしながら東大を後にしました。

 

 

さて、この後、藤井社長と合流して新潟に向かうのですが、

長くなりましたのでまた後日レポートします。

 

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2018/12/03 - 19:56 |
2018-11-28

天気の良い日のウィンターガーデン。

ポカポカと気持ち良いと感じる季節に

なってきました。

 

我が家のウィンターガーデンの幅広の窓枠に

乗っているのは・・・


 

牛乳パックですね。

 

何でもカ〇ピ海とかその他のヨーグルトを

培養するには、暖かい方がよいということで、

菌を入れた牛乳をこちらに置いているそうです。

 

OB施主様にも牛乳を使ってヨーグルトを

作られている方がおられて、アフター訪問の

際にごちそうになったことがあります。

 

平和なマイホームのほのぼの一場面でした。

 

posted by 岡本 | コメントなし | 住まい方・我が家の話 | 2018/11/28 - 18:46 |
2018-11-12

従来の取材やインタビューに加えて、

床下点検やアフターなどでますます

OB施主様宅へ訪問することが

増えてきました。

(それで更新頻度が落ちている

というのは言い訳ですが・・・)

 

コスミックのOB様は、おそらく

一般的な新築のお施主様と比べて

あるものを設置されている割合が

大変高いです。

 

そのある物とは・・・

温度、湿度計です。

 

しかも、最近は無線モノなども増えてきました。

例えばこちら。


CITIZENのコードレス温湿度計です。

離れたところにあるセンサーが感知している

温湿度を表示できるので、1台で室内と外の

両方の温湿度を見られます。

 

商品情報はこちら → CITIZENのサイトへ

 

それから、こんなものも。


左の温湿度計を複数置いて、bluetooth という無線規格の

電波通信を使ってデータをスマートフォンに集めて

グラフ表示します。

 

スマホで見せて頂いたので「クラウド?」と思いましたが

インターネットは使っておらず、測定器とスマホとの

通信だけで閉じています。

 

こちらの機器は → アマゾンのサイトへ

 

通信機能を搭載した機器がお手軽価格になってきたので、

「温湿度計 無線」等と検索すると、山ほど商品が出てきます。

 

無線である必要はありませんが、温湿度計を置いておいて

頂いていると、OB施主様、特に住まわれて1~2年くらいの

お客様から「ちょっと寒いんですが」「蒸し暑いんですが」

などのお問い合わせがあるときに温度、湿度をよくお聞きする

ことがあるので大変助かります。

 

また、お施主様も「見てみて、こんなに安定してますよ」など

嬉しそうに見せていただくと、こちらも高性能冥利に尽きます。

 

ちなみに湿度計は狂うことが多いらしいです。

ちょっと違和感がある数値が出てましたら、最悪プラスマイナス

10%くらい狂う可能性を加味してご参照くださいませ。

 

posted by 岡本 | コメントなし | 住まい方・我が家の話 | 2018/11/12 - 19:51 |
2018-10-12

内藤です。

今日は岡本のブログをお借りして記事を書かせて頂いております。
9月某日、当社で採用している国産スライスレンガと言えば株式会社日本セラミカ(販売元)、
その製造元である株式会社カメレン(所在地 愛知県半田市)へお邪魔して来ました。

 

目的は外壁材の打合せと工場見学でした。

 

今日お伝えしたい事は『スライスレンガは色・形・ディテールはある程度変える事が出来ます。』です。
(スライス)レンガの製造工程を簡単にご説明すると、、、
①土・顔料・繋ぎ材と水で練り合わせ、
②”ところてん”のように押出して、
③乾燥(最大10日間)、
④窯に入れて焼成(十数時間)、
⑤検査・梱包・出荷

 

色は土や顔料の種類、焼成温度、場合によっては押出後に顔料をふりかけたりで変えているとの事。
例えば顔料に鉄系を使い、焼成温度○○℃だと赤っぽく、50℃上げると小豆色になったり、
焦げは焼成途中で一手間加えるなどなど。

 

また大きさ・厚みや断面形状は”ところてん”が出てくる先端(=金型)によって、細かい凹凸や欠けは
金型の表面や原料の繋ぎ材、押出後の手作業で変える事が出来ます。

 

ただし押出し成型ゆえ、三次元の形状は適しません。
写真真ん中は断面が台形で、下見板張りのようにも施工出来ます。

 


 
また色は”いぶし”色。
これらを踏まえて建物の外壁として、一部色や厚みを変えてアクセントを付けたり、
当社サンプルにない色を使いたいなど、ご要望があればご相談下さい。

打合せ室にあったレンガのサンプルを載せますので、お楽しみ下さいませ。

 


 


 


 


 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2018/10/12 - 20:45 |
2018-10-09

涼しくなると、いつもこの

「排水桝(ます)の掃除をしてください」

ネタです。(臭いが上がりにくくなるので)

 

キッチンや洗面などの排水を一旦受ける排水桝(ます)、

特にキッチンからの排水には油などの汚れがびっしり。


定期的に掃除をして頂く必要があります。

 

ここで、いつもは生ごみをすくうつもりで

新聞紙をビニール袋に入れて、すくってください、

という解説で終わっています。


 

枡の中身はこうなっています、という感じで。


 

ここで一つ、OB施主様を訪問しているときに

「下記の赤の部分が外れることも書いた方が

よいですよ」というご指摘がありました。


写真で言うと下記の赤矢印のところですね。


 

汚れが溜まったり固まりすぎて流れないときには、

ここも外して中が詰まっていないか確認してみて

下さい。

 

とはいえここまで油や食べ物のカスが溜まって

いるのを外して掃除するのはちょっと心の準備が

必要ですが・・・枡に汚水が溜まるようになって

いる方は、一度トライしてみてください。

 

100円ショップなどのゴム手袋を使い捨てに

して掃除されるのも手かと思います。

 

 

2018-09-19

いつも当社のラジオ番組を聴いていただいている

皆様、誠にありがとうございます。

 

しかし「今日は聴き逃した!!」「曜日が変わったの忘れてた!!」

等ということもあるかと思います。(社員でもあります)

 

そんな時スマートフォンがあれば、

RSK(山陽放送)の1週間前までの放送に

限って、さかのぼって聴くことができます。

 

ご存知の方も多いと思いますが、radikoというアプリです。



 

このアプリは地元の登録されているラジオ局の

放送をリアルタイムに聴けるほか、1週間前まで

さかのぼって聴くことができます。

 

また、有料会員になると他の地域の放送も同様に

聴くことができます。


 

radikoのアプリを起動すると・・・


 

登録されている放送局の、今現在放送中の番組が

表示されます。


 

ここで「タイムフリー」を押すと、日付と地域が

変更できる画面になるので、聴き逃した月曜日に

日付を変更すると、その日の番組が表示されます。


 

目当ての「朝耳らじお」をクリックして・・・


 

時間のゲージをぐいーっと放送開始から

1時間32分後くらいにして▶(右三角)を

押すと、「本当の家の話をしよう」が始まります。

 

聴き逃した皆様、こんな方法でも聴いてみてください。

 

ちなみに、今月は月曜日の18:30からの

「居酒屋ばんちゃん」に呼ばれていますので、

そちらもチェックしてみてくださいね。


場末の居酒屋の雰囲気で始まるも、藤井のトークが

始まると完全に「本当の家の話をしよう」になって

しまっていてちょっと面白いです。

 

 

posted by 岡本 | 2件のコメント | 広報活動 | 2018/09/19 - 16:25 |
2018-09-12

二種換気の実装によって、1ヵ所で給気して

フィルターと空調を済ませてから、新鮮な空気を

家全体に送ることができることを紹介してきました。

 

もう一つ、高性能フィルターの

実際の効果についてご紹介します。

 

前回の検証時もメーカーのトルネックスさんから

お借りした、パーティクルカウンターです。

P.M.0.3(1万分の3ミリの微粒子)の数まで測れます。


 

これで測ることで、空気中の微粒子の数が分かります。

 

ですが、季節が良い(悪い)のか、計測した日は

外気がとてもとてもきれいでした。


建物の外で20秒外気を吸い込むと、

P.M.0.3以上の微粒子の合計は1万個。

以前、春に測定したときは10万個くらい

ありましたから、10分の1です。

 

一応建物の中に入ってみました。

この時は見学会の前日で、カーテンの中西さんが

カーテンの取り付け作業中。

そのバタバタしているリビングで計測すると、


何と、P.M.0.3以上が42,611個。外の4倍多いです。

 

敢えてこのような例をお見せしたのは、

微粒子の発生原因は室内にも多くあることを

知って頂きたいためです。

 

室内を人が歩いただけで微粒子はたくさん舞うし、

外出から帰って、服に沢山の汚れが付いたまま

玄関から入ることでも室内の微粒子が増えます。

掃除の頻度も大きく影響します。

また、たばこや線香の煙が室内に漂うと、

微粒子の量がかなり増えるそうです。

 

ドイツの換気装置を輸入している方と話したことが

ありますが、ドイツのメーカーはどこからでも発生する

P.M.2.5を換気装置だけでフィルタリングしても

仕方がないので、住宅のフィルターの性能については

あまりこだわっていないようです。

 

さて、そのような前提の上でですが、やはり外気の微粒子は

なるべく取り除けた方がよいのも間違いではないので、

電子式フィルターを通ったばかりの空気を測りました。


そういえば、この二種換気は設計、実装とも内藤さんが

大変頑張ってくれました。細かい質問は彼にして下さい(笑

 

その電子式フィルターを通して出てきた空気の

微粒子の量は、下記の通り。


外気のP.M.0.3以上が10,000個だったのに対し、670個。

93%がフィルターで除去されているということになります。

良く機能していると思います。

 

でも、数メートル離れたところで測ると、下記の通り、

3,700個と、5倍以上になりました。

私が歩いて移動したのでホコリが舞ったのもあるかも。


 

リビングに降りると、P.M.0.3は同じような数字ですが、

大きな粒子は数が多いようです。


 

 

ちなみに、後日、従来の三種換気に切り替えた後に

リビングと給気口のそばで測ると、どちらもP.M.0.3が

9,000個弱でした。


この給気口はP.M.2.5以上の対応のため、

0.3レベルは捕集できていない可能性があります。

でもP.M.2.5以上だけを見ると、46個で

先ほどより少なくなっています。

 


フィルターのそばで測ると、なぜかPM2.5が146に。

給気口の形状や風量の理由で、この給気口から出てくる

空気だけを測定するのが難しく、実際には室内の微粒子も

吸い込んでカウントしていると思われますし、部屋を

何人かウロウロしていたので、おそらくその影響もあります。

 

このあたり、次回はもっと正確に給気口からの空気を

測定できるよう、工夫したいと思います。

 

ということで、ちょっとすっきりしないのですが、

微粒子の計測のご報告は以上です。

家は医療機関や研究所のクリーンルームでは

ありませんので、ご参考程度にと思います。

 

 

 

posted by 岡本 | 2件のコメント | 研究・開発・実験 | 2018/09/12 - 16:21 |
2018-08-30

二種換気の実装結果の続きです。

 

前回ご紹介した通り、①で外気を入れ続け、

押された空気が各部屋から排気されるので、

建物内は外部より気圧が高い「正圧」になっています。


 

ホントにそうなっているのか?いくらなっているのか?

を確認するために登場したのが、マノメーター(差圧系)です。

今回、検証のため購入しました。


右(赤)と左(青)の口に接する気圧の差を図ります。

今回は右の赤は室内に、左の青はチューブを取り付け、

家の外の空気にさらします。

 

・・・とは言っても、高気密住宅ですから、どこにでも

隙間がありません。今回は排気口を1つ使ってチューブを

外気に触れさせることにしました。



厳密には排気口が一つ減ってしまいますが、このように

して外と室内の差圧を図ったところ、

+6Pa(パスカル)ということで、きちんと正圧です。

気密がとれておらずスカスカだとここまで圧力が上がらない

ところだと思います(窓を開けるとゼロになります)。

キチンと高気密になってます。

 

ここで1台、トイレの換気扇をONにして排気すると+3Pa、

2台排気すると̟0Paといった差圧になりました。

ちなみに今回のお宅のトイレの排気ファンは人感センサーが

使える様にし、入室後5分のみONにすることもできます。

 

また、二種換気を止め、三種換気に戻した時の圧力も測ってみました。


二種換気の給気を停止してシャッターを閉め、

上の絵のようにトイレやクローゼットなどの

排気ファンをONにすると、「負圧」になります。

 

2台の排気ファンを動かした場合は、-3から4Pa、

5台動かすと-10Paのマイナス圧となりました。

これまたキチンと負圧になり、フィルター付きの

給気口から導入できています。

 

さて、精緻な数値を確認しているようにも見えますが、

そこは住宅、ざっくりした面があることも否めません。

二種換気で正圧です、と申し上げましたが、一瞬で

そのバランスが崩れることがあります。

 

それが、料理の際に使われるレンジフードの排気です。

レンジファンはトイレなどの排気ファンの10倍前後の

排気量があります。

二種換気を動かした状態(+6Paと上述した状態)で

レンジファンを「強」運転すると、-28Paの超負圧、

「ターボ」運転があったのでそれにすると、-36Pa

まで建物内の気圧が下がりました。気密測定している

くらいの圧力差です。

※負圧になるのを防ぐために「同時給排型」という

レンジフードがありますが、今回はそれを採用しています。

 

1日のうち、料理する時間だけは一種換気であろうが

二種換気であろうが、負圧の三種換気状態になっている

ことは否めません。

住宅にはこういったアナログな面もついて回るので、

今回、その状況も想定した構成も必要です。

 

そのあたりも含めて、また長くなりそうなので

次回にとさせて頂きます。

 

posted by 岡本 | コメントなし | 研究・開発・実験 | 2018/08/30 - 19:35 |
Category
Monthly
Recent Comments
Miscellaneous
〒700-0975 岡山県岡山市北区今1丁目12-25 TEL 086-243-8115 / FAX 086-243-8112
info@cosmic-g.jp