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展示会・商品調査 の一覧

2017-11-20

先週、東京出張に行って参りましたが

とても盛り沢山で密度も濃い出張に

なりました。

 

一番の目的は、2日目の東京大学の

「温熱環境測り隊」の発表会です。

夏・冬・夏で今回3回目になります。

 

以前からブログをお読みいただいている方は

覚えて頂いているかもしれませんが、全国の

高気密高断熱の工務店が、色々な物件の

温度・湿度等を測定して情報共有するのが

「温熱環境測り隊」です。

 

第1回は工学部建築学科の前准教授が温度、

ではなく音頭を取って全国から6社を集めて

情報共有しましたが、第2回からは前先生が

監修している温熱環境設計ソフトのメーカー

インテグラルさんが取りまとめをされ、

参加企業も20社以上になりました。

 

今回は弊社代表の藤井が来られず、今年OB施主から

社員になった若手ホープの内藤と二人で東京大学へ。

いつもは、東大の正門から入っていましたが、

今回は会場が変更になった関係で、初めて

赤門から入りました。


つい、おのぼりさんな写真を撮ってしまいます。

 

会では、まずインテグラルさんから協力依頼をされた

東北から四国までの20社28物件の測定結果の

集計結果の発表です。


前回は冬の結果、今回は夏の測定結果でした。

各社さん、様々な仕様で建てられています。

温度、湿度の分布も様々ですが、C値は

0.5以下が多く、皆さん高気密です。

それにしても基礎断熱の建物が多い。

 

次に、測り隊4社の発表ということで、

コスミックは2番目。

測定にご協力いただいたお施主様宅と、

藤井邸のデータを発表しました。


全国の住宅会社の社長さんが大勢聞いているので、

正直緊張しましたが、ナントカ伝えたいことは

お伝えすることができました。

 

測り隊の発表の後は、前先生からのお話です。


これが、いつも中身が濃いです。

温熱環境に関する最新の研究成果や、

規格、基準を決めているエライ人々に

直接聞いた話を教えて頂けたり、、、

 

「皆さんのミッションは、住む人があとで困らない

安心できる家をリーズナブルに提供すること」

「UA値は設計途中の数値の一つでしかない」

「温度、湿度も絶対にこれが快適という決まりは

ありません。住む人それぞれの正解のない話」

と、どうしても会社を維持するために、宣伝ネタを

探し商売に走りがちな業界に向けた、方向修正の

提言が続きます。


 

どの業界でも同じですが、商売の意識が強くなると、

消費者に対して専門的でそれらしい数値やエビデンスを

提示しまくり、それが絶対であるという世界に陥り、

またそこで学者などが登場して「この先生がこう

言っているから」という後光宣伝があふれたりします。

 

自分たちで検証をして答えを探すことなく、

教祖をまつりたてて、教祖の言うことを

「よりどころ」として商売をするのは、

信者側も悪いんです、という前先生。

 

前先生はあくまで全国の工務店をサポートする立場。

ゆるいつながりで、教祖も信者もなく、気軽に

情報共有できるという場にしたいということです。

 

誰かが作り上げたうまい宣伝文句を見つけて、

思考停止して商売に走るのではなく、自分たちで

考え続けて住宅をよりよくしていくという正解のない

歩みを続けてほしいというメッセージが込められて

いました。(と受け止めました。)

 

今回初めて懇親会もあり、全国からいらっしゃった

工務店の方々と楽しく過ごすことができました。


 

皆さん、「絶対湿度」「空気線図」「PMV」など

という言葉も普通に使っておられました。

今後こういった工務店がどんどん増えてくると思います。

それぞれの地域で地場の住宅を守る工務店が、

お互いレベルアップしあえればと思える1日でした。


 

懇親会の場では、前先生に以前お願いしていた

計測器をお借りしたので、この冬はまたある

テーマを設定して、建物の測定を行います。

来年の会で、その情報を共有できるのが

今から楽しみです。

 

 

2017-11-14

浜松の後は、一旦名古屋まで戻り、お次は

岐阜県の多治見市に行ってきました。

多治見市・美濃市近辺は焼き物で有名です。

住宅関連では磁器タイルがよく登場します。

 

その多治見市にありました、この不思議な建物。


 

何やらファンタジーな雰囲気を持っていますが・・・


 

入り口。妖精でも出てきそうです。


 

ドアに取っ手がなく、どうやって開けるの?合言葉?

と言っていると、実は自動ドアで急に開いたので

オッサン二人でのけぞりました。


 

実はこの建物は、

多治見市モザイクタイルミュージアム

言わば、タイルの博物館。

 

中は4階建てになっており、フロアごとに趣が異なります。

 

順路に従うと、いきなり長い階段を上がって4階から

スタートです。4階は古い味わいのあるタイルの展示。

 

タイルの浴槽、


 

流し台、懐かしいですね。


 

タイル製のかまどは、40半ばの私は初見でした。


 

タイルの緻密な絵も沢山ありました。



 

3階に降りると、タイルの歴史と技術を学ぶフロア。


 

古くても磁器の質感と釉薬の鮮やかさは変わりません。


 

釉薬の調合の例や、釉薬に入れて色を出す顔料も。



 

タイルの並びのパターンを作ってシートに貼り付ける

ことで、現場での手間を格段に減らすシート張りの

作り方や道具も紹介されています。


 

タイルの歴史を勉強した後2階におりると、

いよいよ多治見の現役のタイルたちのショールームです。

これだけ一同に並んでいるのはウラヤマシイ!!




2階の写真はまだまだありますが、この辺で・・・

地元のお客さんは、ここで多く展示されている見本から

好きなタイルを選んで、住宅会社や工事業者さんに

型番を伝えて施工をお願いしたりするそうです。

さすがタイルの街。

 

一階に戻ってくると、売店と体験教室があります。

珍しいタイルも色々と置かれていて、平日の昼間だと

いうのに、タイル女子が大勢目を光らせて選んでいました。




タイルの詰め放題。子供を連れてくると喜びそうです。

 

同じフロア―には、全面タイル張りの自動車も。


当社の妹尾営業統括部長にLINEで写真を送ると

「1991年式のスズキカルタス」と即答(笑)。

 

2階にいた、タイルに詳しいおじさんにお聞きした話では、

このモザイクタイルミュージアムは、地域産業振興のために

多治見市がかなりの費用を投入して、昨年オープンしたもの。

年間2万5千人の来場を目標にしていたら、オープン2か月で

その人数に達し、1年で10万人を超えたとか。

確かに造りも面白い建物で、タイルの見せ方も工夫されており、

何よりタイル自体が綺麗なので目にも楽しめます。

内部も撮影OK、ネットへの掲載もOKと柔軟で

「分かってる」感じでした。

 

現在日本で使用されるモザイクタイルのうち、3分の1は

海外製品が占めてきているとのことですが、日本製も

頑張って欲しいですね。

 

おまけです。

建物を出てすぐ隣のカフェの内装は、参考になりそうな

コーディネートでした。


 

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2017/11/14 - 15:13 |
2017-11-09

先日、静岡県の浜松市に出張に行きました。

 

浜松と言えば浜名湖のウナギも美味しいのですが、

大手楽器メーカーのお膝下でもあります。

新幹線の浜松駅には、グランドピアノや


 

寝ている熊も起こさないサイレント楽器などの展示があります。


 

そんな浜松市にあるのは、千博産業株式会社さん。


 

車好きの方は驚きの、世界トップと言ってもよい

ショックアブソーバーのメーカー、ビルシュタインに

住宅用の制振ダンパー”evoltz”を製造委託している、

超技術特化企業です。

 

今回お邪魔したのは、当社にて今年の8月に行った

壁せんだん試験の結果についてご意見を伺い、また

evoltzとの組合せの検討などをするためです。

 

お会いして下さったスタッフの方は、evoltz”開発の際に

ドイツのビルシュタイン社に長期派遣され、隅々までの

設計や素材の選定、製造に携わった、まさに”evoltz”の

生みの親と言える方でした。

 

“evoltz”はその方の手により、徹底的に検討され、

何度も改良され続けています。

 

そして、住宅の揺れに対しどのように効果を

発揮するのか、非常に沢山のパターンによる

検証を継続的に行われています。

(毎年検証にかけるコストは膨大だそうです)

 

私も建材展などで様々な制振装置を見ますが、今回

その方にお聞きした内容を踏まえると、間違いなく

“evoltz”が住宅用の制振装置ではトップであると

思わされる内容でした。

この方と制振に関して議論して勝てる人はいないのでは・・・

(勝ち負けではないのですが、それほど奥の奥まで

知っていて、かつ考え続けておられる方でした)

 

 

その知見を惜しみなく出して、コスミックの今回の

試験に対する考察をして頂き、また、「制振」という

領域に関する自社の取り組みなどを教えて頂きました。

(現在の建築基準法には「制振」という概念がありません。

各社がそれぞれ自社の考えで制振に関する商品を基準もない

なかで開発し、販売している業界です。

それを的確に評価することは簡単ではありません。

値段や見栄え、ブランドなどで装置を選んでいる

住宅会社も多くあるのではないかと思います。)

 

十数名の小規模な企業が、その分野のトップの技術を持ち、

製品を開発していることに、大変感動し、我々も元気に

なれる打合せでした。

 

また、同行した車好きの内藤は、入り口にあった

ビルシュタイン仕様のハスラーに萌えまくり。

もちろんビルシュタインのダンパーが搭載されています。


技術スタッフの方とも、車の話で大変盛り上がり

意気投合していました。

 

同じく車好きの妹尾は諸事情により同行できず、

とても残念そうでした・・・次の機会には是非

行ってください!!

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 研究・開発・実験 | 2017/11/09 - 21:26 |
2017-10-24

先日、大阪の展示会で金属や樹脂などの素材も

見ましたという記事を書かせて頂きましたが、

その際に「銅」を様々に応用したブースにも

立ち寄りました。

 


 

銅といえば、電線に使われているものが主でしたが、

活路を広げるために、その殺菌効果を利用したキッチンの

三角コーナーや、糸状に加工した銅線を編み込んだ布を

医療施設に使用するなど、様々なものが紹介されていました。

 

そこで見つけたのが、上の写真の銅のメッシュです。

網戸にはめ込まれていたものが展示されていたのですが、

カビが生えやすいお風呂や水まわりに置いていたら

どうなるのか?など試してみたいので、一切れ送って

下さいとお願いしていたところ、わざわざ訪問して

頂きました。(本社は新潟のメーカーさん)

 

夏場のエアコンのカビにはホントに困っていますが、

その対策にも使えるのか・・・?

今からですと来年の夏になりますが、そんなことも

試してみたいと思います。

 

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 研究・開発・実験 | 2017/10/24 - 18:12 |
2017-10-18

国際ホテル前から益野・西大寺の方に向かう

西大寺~牛窓線の、円山のあたりに昔からある

「ダダ上月」さんという金物屋さんをご存知でしょうか。

よく前を通っている方は「あのあたりに金物屋さんが

あるよね」と言われるかもしれません。

 

そのダダ上月(こうづき)さんの展示会に行ってきました。

昨年に続き2回目になります。

 

住宅設備もありますが、主に職人さん向けの

電動工具(インパクトドライバーやカッター類)や脚立など

いかにも現場!!という道具が並んでいます。


 

今回は藤井・妹尾・岡本の3名で伺いました。

住宅につかえそうなものもウォッチします。


 

可愛らしいデザインの手摺や、

アイアンの取っ手などもあります。


 

いつもの展示会と違い、職人さんの来場が多く

あちこちからにぎやかな声が聞こえてくる中、

サービスの千野牛丼・千野牛ラーメンに舌鼓を

打ちます。


 

そして昨年と同じ、大きなショベルで

カップラーメンすくいをさせて頂きました。


 

代表の藤井は、この日最高記録の9個をゲット。

やはり只者ではない??


でも社長がカップラーメンをすすっているところは

あまり想像できないですね・・・

 

最近とても忙しくて訳が分からない状態ですが、

商品調査と合わせて少し息抜きもさせて頂いた

ダダ上月さんの展示会でした。

 

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2017/10/18 - 18:15 |
2017-09-26

いつもの「行ってきました」シリーズです。

 

いつもは、メーカーさんなどにバスで連れて

行っていただくことが多いインテックス大阪

という展示会場ですが、今回は新幹線です。

 

OB施主から社員になったという変わり者の

新スタッフ・内藤さんと二人で行って来ました。


 

ご覧の通り、住宅設備や高性能建材の展示会です。


 

しかし、それだけならいつも東京ビックサイトに

行っているので、大阪の方がブースが少なく、

正直、物足りません。

 

しかし、今回はそれだけではなく、


太陽電池、二次電池(蓄電池などです)などもあり・・・

 

他にも、


太陽光以外の発電ブースも多々ありました。

 

また、高性能素材ということで、金属や

樹脂、セラミックなどの素材についても

沢山の展示ブースがありました。

 

住宅に関係するのは・・・ほぼ全てです。

 

東京で行われる展示会では、住宅分野だけで

膨大な数のブースがあり、住宅分野内で深堀り

ができるのですが、

今回のように他の業種の展示ブースも含めて

「多くの分野を一度に回れる展示会」は私も

初めてでした。

 

朝から夕方までかけて全ての会場を回ったところ、

内藤さんが素材などのブースで、今後使えそうな

面白いものをいくつも見つけ、大活躍でした。

(展示会場内は撮影不可でしたので残念ながら

写真はございません。)

 

住宅関係のブースでも、先日当社が行った

壁せん断試験に関係するような建材を見つける

など、なかなか有意義な展示会でした。

 

 

いつも藤井社長が

「千に三つあればよいと思って、常に

色々なところに情報を取りに行き続けなきゃ」

と言っています。

 

今回の展示会で手に入れたネタも、持ち帰って

報告したところ、継続検討となりました。

近いうちにいくつか出張することになりそうです。

 

私が家を建てたときもそうでしたが、常に思考し、

進化し続けている、コスミック・ガーデンです。

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2017/09/26 - 20:22 |
2017-09-15

秋はどの業界も展示会などが多いですね。

 

先日のTOTOさんに続き、室内ドアなどに

採用しているウッドワンさんのフェアに

お邪魔してきました。

 


 

無垢建具のピノアース、プリントのソフトアートなど、

弊社の建物でよく目にする室内ドアが並んでいます。


 

最近は色のバリエーションも増え、

楽しいインテリアを演出してくれます。


一番右奥のダークブランは新色です。カッコイイ!!

 

ウッドワンさんはニュージーランドにパイン材を

植林していて、自前のニュージーパインを使います。

室内ドアのピノアースもニュージーパインです。

最近では、無垢ではないプリントの建具で出来のいいものがあり、

目の肥えている当社の代表の藤井も

「このメープルは(本物ではないことが)分かりにくいよね~」と感心。


 

木材の加工が得意なので、家具やキッチンなども製造しています。


 

洗面カウンターも無垢の木を使うので、

濡れたらマメにふいたほうがよいのですが、

渋いデザインはそこそこ人気があるそうです。


 

以前お客様で採用された、カワイイ洗面台なども。


 

こちらのキッチンも可愛いですね。



・・・とカワイイを連発していると、

藤井社長曰く

コスミックガーデンって、「カワイイ」ってイメージが

あまりないよね~。僕のせいかな~。

という発言。

 

いやいや、確かに社長のラジオ聞いてカワイイと思う人は

いないと思いますが、建ててる住宅には可愛い洗面台や

壁紙やタイルも今まで普通に使ってますし、可愛いお宅も

これまで何邸もありましたから大丈夫でしょう。

 

というフォローはさておき、ウッドワンさんには

カワイイ以外にも下のようなスタイリッシュな

キッチンもあります。

 

アイアンのフレーム内に、IHコンロも

木製の棚もむき出しで取り付けられています。

棚にホコリが溜まらないように

マメに掃除できる方にはお勧めです。


ちなみにこのキッチンには、電磁波の少ない

ドイツのガゲナウのIHコンロが入ります。

またコチラのキッチンにも、上の方の写真に

あったカワイイキッチンにも、同じくドイツの

ミーレの食洗器が入ります。

(ガゲナウの食洗器は要サイズ確認です)

 

他に、下のように板を様々な模様にえぐった

「なぐり」という加工も売りです。


一部の壁や玄関のデザインに使えそうですね。

 

平素から一般のお客様にも見学して頂ける

ショールームです。(火・水曜日がお休みです)

ご興味のある方は、ご予約の上、ご来場くださいませ。

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2017/09/15 - 19:02 |
2017-07-11

先日ガゲナウというドイツ製のコンロや

食洗機の実演会のレポートをさせて頂き

ました。

 

有名なミーレというメーカーも含めて、

ドイツ製品がお客様と話題になることが

増えたこともあり、岡山でそれらの商品を

取扱いされている会社さんに話を聞きに

伺いました。

 



玉野市にある(株)藤和さんという会社さんです。

事務所兼ショールームになっており、

色々と実機を見せて頂きました。

 

まず、日本への輸入の食洗機のシェアの

7割を占める、ミーレ。

入って正面に4機も設置されていました。

 

こちらは幅45cmタイプ2機。


 

こちらは幅60cmタイプです。


 

この何もなさそうな赤い板。

白石がゴンゴンとノックすると・・・?


 

ウィ~ンと開きます。振動センサーによる開閉機能です。


 

ミーレは日本法人があり、パネルの表示が

日本語化されていたり、故障時の部品共有が

早いなどのアドバンテージがあります。


縦長で容量が多いですね。

 

次に、横のテーブルに展示されているのは、

高級ブランドのガゲナウ(奥)と、ほぼ同仕様の

一般向けブランドのボッシュ(手前)です。


以前のブログにも書いたかもしれませんが、

どちらも会社としてはBOSCH(ボッシュ)で、

別のブランドです。トヨタのカローラとレクサスの

ような感じでしょうか。

 

確かにガゲナウの方が造りが細かいです。


当社では代表の藤井に次いでブランドものに

目が効く白石もご機嫌です。

 

値段も高めですが、掛け率の違いにより手が

届きやすい場合もありますので、ガゲナウも

ご検討されても良いかも知れません。

ボッシュは後発なので、広めるために

導入キャンペーンなどもしているようです。

 

ドイツの製品は品質、本質重視で造られており

考えが通じるところがあるのか、代表の藤井も

嬉しそうです。


 

特に反応したのは、この洗濯機。


様々なモードがありますが、なんと、ヒーターで

水温を95℃まで上げて洗濯ができます。

 

カビや菌を全滅させるためには90℃以上の

状態にする必要があり、昔のドイツでは鍋で

洗濯物を煮ていたそうです。

 

高温では繊維も傷むので、何でもかんでも

というわけにはいきませんが、実質を優先した

仕様です。これには藤井のいいものを見つけた

時の「ええなー、ええなー!!」が出ました。

 

小ぶりですが8kg洗濯できます。

重量は100kg超。揺れを防ぐために重量を

上げて、ダンパーなどで防振しているためです。

置くためには床を補強する必要があります。

 

日本の洗濯機は、振動を本体が揺れて吸収する

よう造られており、容量も大きくすることを

優先して仕様が決められていきますが、

ドイツ製品は、本質的な機能を快適に使うことが

優先され、結果的に容量がこうなりました、

という順序で開発されるということです。

とても共感できる話です。

無駄に樹脂(プラスチック)を使うこともせず、

ガゲナウの高級冷蔵庫などは、アルミとガラスだけで

出来ているそうです。※3百万超ですが・・・

 

ちなみに上に乾燥機が載っています。


熱で殺菌できるので、A型の白石はいつも乾燥機で

乾かすそうです。干すのが面倒だからではありません。

 

他にもオーブンやワインセラーなどもありましたが、

まずこれから皆様にご紹介していくものとしては

食洗機が現実的でした。それでも、サイズの問題で

日本のシステムキッチンでも入るものと入らない

ものがあり、高さ調整などが必要です。

 

電磁波が少ないというIHコンロもありましたが、

日本のIHコンロと排熱の考え方が異なり、

日本のグリルの位置に排熱する機構が必要なため、

日本の、特に弊社推奨のシステムキッチンには

入りません。

オーダーメイドのキッチンや通常推奨していない

メーカーでないと実装は難しいと思われます。

この辺りは個別にご相談いただければと思います。

 

最後に、今回見学させて頂いた藤和(とうわ)さんは

ショールームを兼ねているので、お施主さまも

ご予約の上で見学可能です。


ご希望の際は、弊社でも構いませんので

お問合せ下さい。

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2017/07/11 - 19:09 |
2017-06-27

先日、コスミックのご近所のトーヨーキッチンさんで

GAGGENAU(ガゲナウ)というドイツの

キッチン設備メーカーの実演会がありましたので、

伺ってきました。

 

具体的には、ガスコンロ、IHコンロ、オーブン、

食洗器、冷蔵庫、ワインセラーといったキッチン

回りの設備メーカーですが、とにかく創りこまれて

いて、キッチンの設備で唯一、高級ブランドとして

認められているそうです(説明者の言っているまま

ですが、先日東京の展示会でもブランドのランキング誌

を見せて頂き、時計やバッグのブランド名が並ぶ中、

確かに上位に入っていました。)。


おもむろに霜降り肉を取り出しているのは、

日本の総輸入販売元の専務。

 

肉と野菜が電気オーブンに入れられます。



上がオーブン、下がスチームオーブンですが、

どちらも容量が大きく、日本のように電子レンジに

付属しているものと比較し、温度ムラや断熱の性能が

異なり、高性能ということです。

 

実演では、肉に温度センサーを刺して、そのセンサーの

温度を設定して調理するというものでした。

肉汁がこぼれ出ず、火だけ通したお肉はおいしかったです。

「料理のプロなら驚いてくれます」とのこと。

(同席した料理にも味に詳しい白石は「肉は69℃で

焼くべきなのに、設定温度が低かったのが残念」との

こと。そこまで細かい温度設定ができるので、彼が

使うとさらに肉も美味しくなりそうです。)

 

 

また、このオーブンは鍋ごと入れて煮物が作れますが、

コンロとの違いは、360度全方位から熱を掛けるので、

吹きこぼれや焦げ付きが無く目を離してもOK、

さらにスケジュールタイマーで設定できるので、

帰宅時間に合わせて煮物ができる、という使い方が

できるということ。

 

 

つぎにIHクッキングヒーター。


日本のIHクッキングヒーターとの違いは、

デザインや機能や使い勝手などもありますが、

電磁波の強さはよく話題に上がります。

 

国際規格ではIHの前面から30cm離れて幾ら、

という測定方法ですが、ガゲナウは独自基準で

距離0でさらに電磁波が少ないことを確認して

いるとのことです。

 

どうやって少なくしているのか、と聞くと、その一つは

IHクッキングヒーターの中のコイルの巻き方や数の違い。

特に調理する人が立つコンロ前面の電磁波が少なく

なるように作られています。

 

上の写真のコンロは特に最上級のもので、鍋やフライパンを

どこに置いても、その位置を検知して調理器具に電気を

かける仕様になっていて、コールが48個入っている

とのこと。(日本は○の数だけなので3とか2です)

ただし150万円くらいします・・・

 

お手頃のIHヒーターはないのか!?というと、

下のものは39万円。(コイルの数は数個に激減)


カタログを見ると、他に30万円のものもありました。

電磁波が少ないことについては同様だそうです。

日本製と並べて測ってみたいところです。

 

どうしてもIHにしたいけど日本製は電磁波が

気になる・・・という場合は、少し高いですが

いかがでしょうか。

 

最後に、食洗器です。


幅は45cmと60cmとあり、

日本と同様ですが、縦寸法が異なります。

 

日本の食洗器は縦幅65cmくらいで、

タカラスタンダードではシンクの下に入ったり、

上を天板に合わせると下に収納スペースを

取れますが、ドイツ製はキッチンの縦幅を

目一杯使うものが多いようです。

(日本製にも、縦が長いものはあります。)


 

ドイツ製では「ミーレ」が有名ですよね。

(日本の輸入食洗器のシェア7割)

他にも数社ありますが、それらも含めドイツでは

一般量販店で売られているものです。

 

ガゲナウだけは、ブランドを重視しているためか、

専門店でのみ取り扱われているとのこと。

「ガゲナウがフェラーリで、他はワーゲンです」

とのこと。(説明者さんの言葉のままです。)

 

仕様も細かく、とてもここでは書けませんが

細部にわたる造りこみがなされています。

お値段も若干(10万程度?)高くなると

想定されます。(仕入れルート含め確認中です)

 

大きなところでは、ゼオライトという水分を

吸収して乾燥させる人工の鉱物を使ったヒーターの

無い乾燥機能がついている所、色々な食器を入れても

いちいちモード切替などしなくてよい所、予洗いを

してから入れなくてよいところ、調理器具(鍋など)

も入れていっぺんに洗えるところなど。

 

細かく書いているととんでもないことになります

ので、ざっくり割愛しますが、名前だけでなく

性能や仕様の面でも(価格も)トップブランドで

あるようです。

(説明者がガゲナウ以外も取り扱い経験があり

ましたのでそれを踏まえてもそうだとのこと。)

 

全部ガゲナウで揃えると、数十万アップは

間違いなさそうですが、気になるものがある方は、

それだけ検討されるのもよいのでは、と思いました。

 

今後、当社も具体的に取扱価格や、工事内容や

メンテナンス等も含め、取扱店などあたって

みる予定です。

 

狙い目の一つとして、BOSCH(ボッシュ)が最近

BOSCHブランドの食洗器を出してきていますが、

実は、ガゲナウはBOSCHと同企業の上位ブランド

です。

 

BOSCHが出すBOSCHの食洗器とガゲナウの

食洗器は、いわばトヨタが出すカローラとレクサス

のようなものですかね。

 

聞くと、当然価格も機能も下がるそうですが、

そういった商品も見ていきたいと思います。

 

・・・

余談ですが、こんな食洗器があったら、お子様が

皿洗いを覚えないのでは?という気もしました。

全自動洗濯機が世に出たときの親御さんも同じ

思いだったのかな・・・?

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2017/06/27 - 14:15 |
2017-06-13

知人の瓦職人さんの紹介で、スレート瓦メーカーさんの

工場見学に徳島県まで行ってきました。

 

徳島と言えば、これ!!


鳴門海峡ですよね!!

このうずしおの迫力!!!

 

 

・・・を生で見られるほどの時間はなく、

高速道路のパーキングの写真で我慢です。


 

それにしても、のどかです!!

一面にひろがるレンコン畑、気持ちがいいですね~。


 

「徳島阿波おどり空港」の表示のある高速を降りて


 

お昼に地元名物の徳島ラーメンをいただいて、


 

しばらく行くと、到着です。


業界では有名な大手の「フジスレート」さんです。

 

とっても広い敷地に、オートメーションの製造工場と

資材や完成品置き場が広がっていました。


 

スレート瓦といっても色々ありますが、

こちらの商品は砂とセメントに、ビニロンという

特殊繊維を混ぜて非常に強度を増したものです。

それに高耐久の塗装を施しています。

(ちなみにこの強度の要である「ビニロン」は

化学メーカーのクラレさんのものだそうです)

 

釉薬瓦と比較して優位性があるのは、その強度と、

製造過程において瓦のように焼かないので、寸法安定性、

つまり形状の精度が高く、1枚1枚の形が同じということです。

 

その証明に、見学の最初にいきなり暴風雨をあてて

裏に水がまわる量を確認する試験を見せて頂きました。


上のスプレーから水を風速35mで噴射します。

 


「下から雨が降る」と言われる高知県などでは、

台風時などにこんな雨は珍しくありません。

これで裏に水が回る量を比べると、形状が安定し隙間の

少ないスレート瓦の方が確かに漏れる量が少ないことが

分かります。

 

写真がありませんが、この次にはそれぞれの瓦に

鉄球を落下させて割る実験。これもスレート瓦の

勝ちです。

 

また塗装も、工場の屋根に置いておいたものを展示し

色落ちや表面の劣化が少ないことが確認できます。


家を100年持たせたいコスミックとしては、この

表面の保護塗装の劣化や再メンテナンスの必要性を

シビアに見ます。


もうすぐ20年暴露のものも見られるとのことで、

そちらも期待したいです。

 

もう一つのコスミック的なチェックポイントは、

質感の高さです。

 

例えば釉薬瓦と比べて、どうでしょうか。


 

様々なテイストが検討されていて、試作品としては

天然スレートに近い表情のものも開発されていました。


 

遠目から見ると釉薬瓦とあまり変わらないようにも見えます。

近づくと、サイディングに近い塗装の雰囲気が若干あるのですが…


 

見学させて頂いた大きな理由の一つが、スレートを壁材と

しても検討されていたり、過去に開発されたものがあると

いうこと。


 


 

他にも、こちらはベランダのFRPの上に並べる床タイル

的な商品。防火材として認められるので、関東などによく

出ているそうです。


 

工場見学の後は、実際に壁材を施工した役員の方の自宅を

見せて頂いたり、


 

本社のショールームで商品群を拝見したりと、盛り沢山でした。


 

組合せとして、屋根に負担をかけない太陽光の架台も

商品化されているとのこと。


 

スレート瓦のメーカーがどんどん減っていく中、

枠に収まることなく、様々なアイデアを出し試作品や

新商品を開発して活路を見出されている姿勢に学ぶ

ものがありました。

 

社長さん、専務さんをはじめそうそうたる皆様に

半日お付き合いいただき、スレート瓦の魅力をたっぷり

勉強させて頂きました。ありがとうございました。

 

高強度スレート素材を、コスミックの高性能住宅で活用する

ことの可能性を宿題とし、岡山への帰路についたのでした。

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2017/06/13 - 23:54 |
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