施主から社員になりました

2018-02-15

北海道は十勝地方の住宅視察レポートの

続きをお送りいたします。

 

2日目は現場見学です。

半日とちょっとしか時間が無かったにも関わらず、

20~30分ずつで5現場も回ってもらいました。

十勝2×4協会の工務店さん4社の現場なので、

会社による違いも含めて見学できました。

 


内装・外装もほぼ完成状態のお宅。

積雪を避け、エアコン室外機が

壁の上の方に取り付けられています。

 


内部では、気密測定の実演がありました。

こちらは片引き窓が何か所かありましたが、

C値0.4の高気密でした。

 

ちなみに、十勝にもハウスメーカーや

いわゆるローコスト住宅のビルダーも

一部おられますが、気密性能に関しては

C値1以下程度であればできて当たり前で、

いちいち説明もしないレベルだそうです。

岡山でもそうなってほしい所ですね。

 


どんどん現場を回ります。

 

次の現場では高性能グラスウールに防湿シートを

施工している段階でした。


シートも中四国で使用されているものより分厚い

ものを使います。

 


天井や床の折り返し、テーピングもきれいです。

 


給排気の配管やコンセントボックスもバッチリです。

 


十勝2×4協会の一般的な仕様は、

構造が2×6で、

柱間に高性能グラスウール(24Kなど)140mm、

外側に付加断熱としてウレタンやフェノールのボードが

50mmほど施工されるそうです。

 

床は床断熱が多く、200~250mmの同じく

高性能グラスウールやロックウールが使われます。


と、丁度床下点検口がありましたので、覗いてみます。

 


グラスウールの受けは板材やネットが使われます。

また、北海道では浅い地面に基礎を造ると、その下の

地中の水分が凍り、建物を持ち上げる可能性があります。

 

そのため凍らない程度に深い所から基礎を造るのですが、

その深さ(凍結深度)が何と1m。

ということで地中1mの深さから、地上40cmまで

基礎を施工します。

そのため床下が上の写真のように深くなります。

 

外に出ると床断熱ですから基礎換気口がありますが、

プラスチックで蓋の開閉ができるものでした。


また床断熱ですが、基礎の外周にも断熱材が巻いてありました。

寒すぎて白蟻がいないので、断熱材を白蟻が喰って上がってくる

心配がない点はうらやましいですね・・・

 

このように床断熱とは言っても床下の温度が下がらないように

工夫されているのは、-20℃の外気が床下に入ってくること

を考えると当然かも知れません。

 

ちなみにこの「冬に床下換気口を閉じるとどうなるか」は、

当社でも、この冬に何軒か測定中です。

 

バスでの移動中にも、他社の建築現場がありましたが、

どこも高性能仕様ばかり。


 


性能の高そうな住宅ばかりで、嬉しくなります。

 

もうちょっとネタが残っておりますが

長くなりますので、また次回に続きます。

 

 

posted by 岡本 | コメントなし | セミナー・勉強会 | 2018/02/15 - 11:32 |
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