施主から社員になりました

2019-03-04

CTLという木材をご存知でしょうか。

詳しくはこちら → CLTとは

 

真庭市を中心に話題になっているCLT、

弊社もたまに説明会に行ったりとウォッチして

いたのですが、先日、真庭市からいつもお越しの

ご検討中のお客様に

「CTLの建物の見学会があるので来ませんか?」

とお誘いを頂いて、社長の藤井と見てきました。

こういった、売る・買うの関係を越えたお話は

とても嬉しく思います。

 

真庭に到着したら、図々しくもお客様の車に乗せて頂き

たどり着いた「真庭森林組合」さんの新しい事務所。

こちらがCLTをふんだんに使った建物ということです。


(外部はガルバリウム鋼板とCLTではない化粧用の板です)

 

森林組合さんということで、前の敷地には見渡す限り丸太の山が。


 

杉、ですよね。ものすごい量でした。


 

 

建物の中も壁紙などは無く、CLTが露出した状態の内装でした。


 


 

どちらかというと、CTLは化粧材ではなく構造材です。

この建物に柱や梁はほとんどなく、27cm幅くらいの

ごっついCTLの合板パネルを立てて、その壁で支える

ような構造になっています。


窓枠部分を測ると30cm越えてます。

ホントにごついですね。ちなみにCLTの外側に

断熱材が3cmから5cm程度ついているそうです。

 

内部の壁もこのゴツさです。

厚さ15cmのパネルが2枚合わせで立っています。


 

窓は両面樹脂のAPW330でした。パチパチパチ。


 

 

パネル同士の連結部には、ごっつい金物が。


釘の本数もすごいです。

パネルが固いので、連結部も相当強くないと破断しますよね・・・


 

床面では、CLTをボルトで締めた後を隠しています。


 


 

水回りです。さすがに床が木のままはまずいので、

樹脂のシートを張られています。



 

あと悩ましいのは、現場で簡単に切ったり削ったりできるような

材料ではないので、電気配線などは当然ですが埋めることは

難しい(大変手間がかかる、構造に欠損が出る)というのが

あります。



構造材を見せているという意味では、鉄筋コンクリートの

建物で壁がコンクリートのままで電線が埋められないと

いうのと同じですから、当たり前と言えば当たり前ですが・・・

 

CLTの実績の発表会などを2,3回聞きに行ったことが

ありますが、なかなか広がりにくい、補助金頼みになる背景として

「CLTをアピールするには、クロスなどを貼らずに 表面に見せるように使う」

→「見た目の良い材料を使いがちになるので、コストが上がる」

→「構造材としてはコストが高く選びづらい」

→「コストを下げると見た目が悪くアピールしづらい」?

というなかなか難しい循環に陥っていると聞いたことがあります。

 

また、CLTを表面に出すことで、良い効果もありますが

木の臭いが強くなる可能性もあります。

この点でも、見せるバランスが問われるところかと思います。

 

岡山県の産業として真庭市さんを中心に頑張っておられますし、

何とかコストとのバランスが取れてモノになって欲しいと思います。

 

posted by 岡本 | コメントなし | 研究・開発・実験 | 2019/03/04 - 20:12 |
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