施主から社員になりました

2013-01-24

本日は、カーテンなどでお世話になっている

トータル・ナカニシさんに案内して頂き、

建材の展示会に行ってきました。

 

ある商品を調査していたのですが、

運よく近所で展示会が行われていました。

 

目当ての商品は、下記のものです。


ブラインドのように見えますが、拡大すると・・・


スクリーンがハニカム(蜂の巣)構造の筒状になっていて、空気層ができます。

これで窓からの熱や冷気が室内に侵入するのを抑え、断熱するというものです。

 

何社か調べていたのですが、今回はその中の2社のメーカーの商品が

展示されていました。

下記は上の写真とは違うメーカーのものです。


こちらは、ハニカム(蜂の巣)構造が二重になっています。


 

先日のブログで我が家の深夜のサーモグラフィの映像を掲載しましたが、

大きい窓の下には、冷気が下る「コールドドラフト」現象が発生します。

そこで、こういったものを窓の開口部いっぱいに取り付けると、冷気が防げると想定されます。

後者の商品などは、人気がなくて廃版になりかけたところで、

震災の影響で省エネ需要からお蔵入りにならずに復活したそうです。

やはり、なるべく機器等に頼らず、シンプルでアナログな省エネができれば

越したことはないですよね・・・

 

このハニカム構造のスクリーンは、今後の実験やご提案に取り入れていきたいと思います。

 

さてさて、これで目的の商品を見ることはできたのですが、

他にも色々とありましたので、少しご紹介して終わります。

 

こちらもスクリーンですが、透ける素材と透けない素材がシマシマに

並んでいて、二重になっているので、調光が可能です。


すみません、説明が分かりにくいので、もっと知りたい方はこちらへ → 商品紹介ページ

 

次は、オーニングです。


やっぱり、夏は家に日傘をかけたい!!日光を遮るのは、窓の外で!!

ということで、是非欲しい窓の外での遮光ツールですが、なかなか手が出ず

我が家ではホームセンターで購入した「すだれ」を毎年掛けています。

上の写真のオーニングは、定価で○十万という価格帯です。

 

下から撮影すると、アームの曲げ伸ばしでオーニングが出てくるのが

分かります。雨が降ると自動で格納されるものまであるそうです。


夏にこれだけ日射をさえぎってくれると助かりますね・・・

 

最後に、少し変わったものをご紹介します。

あまりに驚いて現場で写真を撮り損ねたので、パンフレットを載せます。


これは何かと言いますと、

「寒い時期に、床下換気口に自動でフタをして、空気を通さないようにするもの」です。

 

「えっ?」

と思ったのですが、寒い時期には湿気も少ないので、閉じても大丈夫、とのこと。

 

しかも、形状記憶合金を使用しているので、温度変化で形状が変わるため、電気が不要。


「古い家は、床下の断熱ができていないので、冷気が入ってどんどん寒くなるので、

それをシャットアウトします」


説明は理解できるのですが、床下換気口に換気させなくして大丈夫なのでしょうか。

 

古い家では、床面の気密がとれておらず、室内との通気がある場合は

大丈夫なのかも知れませんが、例えば当社の建物のような、

床面で気密を取っている住宅の場合は、床下だけが独立した空間に

なってしまいます。

湿気の少ない冬とはいえ、湿気が偏った場所にたまらないとは

言えないような気がしました。

 

この商品は、床面で断熱・気密のとれていない古い家向けのツールなので、

理屈はあっているのかも知れませんが、コスミックの家が頭の中にあるので、

説明を聞いたときに、一瞬、違和感に支配されてしまいました。

 

ところで、この説明をして頂いた方が、最初に

「今は基礎パッキンの家が大半で・・・」とおっしゃったので

「いや、うちは床下換気口です」といきなり口を挟んでしまったり・・・

 

そのあとの説明で「今は基礎パッキンが主流なのですが、昔の家は

床下換気口で空気がよく流れるので・・・」とおっしゃっていました。

やっぱり基礎パッキンよりも、床下換気口の方が空気が流れると

いうことかなぁ、などと、少数派になった当社の床下換気口と

基礎パッキンとの性能差について考えずにはいられませんでした。

posted by 岡本 | コメントなし | 展示会・商品調査 | 2013/01/24 - 19:36 |
2013-01-21

タイトルを見て「遮光Low-Eのこと?」と思われた方は

是非一度ご来社下さい。

 

さて、タイトルをひねりすぎている感がありますが、

年が明けてから、新たに次の物を買いました。


オッサンのメガネなぞに興味のない方ばかりだと思いますが、

よろしければ、もうちょっとお付き合いください。

さて、右下のが今まで使っていたもので、左上が新調したメガネです。

 

新しい方のレンズに、ちょっと色が入っているのが

わかりますでしょうか。

最近、話題の「ブルーライトカット」のメガネです。

 

コスミックに入社してから、朝から晩までパソコンの画面を

見ていることが多くなり、また、LEDバックライトのパソコン

だからかどうか分かりませんが、夕方にはかなり目が疲れて

しまうことが増えたので、買ってみました。

 


ディスプレイの上に置いてみましたが・・・違いはわかりませんね。

 

実際にかけてみると、確かに少し目が楽な気もします。

夕方の疲れもかなり軽くなったような気もします。

 

実際、「どんな原理で、どの程度LEDが目に悪いのか?」と思い、

インターネットで色々情報を探してみました。

 

すると、「LEDの強い光に含まれるブルーライトが特に有害」という話が主流で、

「青色光網膜傷害(網膜の奥まで光が届く)」や「体内時計への影響」など

心配事が沢山書いてあるのですが・・・

 

 

何か、あいまいなんです。

 

よく読むと、どれも研究・調査段階だったり、まだまだ断言できるデータが

少ないなど、はっきりしない情報も沢山混ざっていました。

 

 

また、

「ブルーライトはLEDだけでなく自然光にも含まれる。特別有害ではない」

「PCメガネで実際にカットできるLEDのブルーライトは10%程度」

など、PCメガネに疑問を呈する個人のサイトもあるなど、様々です。

 

 

メガネ屋さんのホームページ でも、よ~く読むと、語尾が「影響を及ぼすことが

考えられます」だとか「影響が不安視されています」「可能性が考えられています」

といった、断言しない形になっています。

 

何だか、住宅業界と似たようなものを感じました。

 

幸い私の場合は、疲れ方が軽くなり、効果があるようなのでよかったのですが、

正直気持ち悪いのは「メガネ屋さん自体が、LEDのブルーライトが特別有害とは

全く断言していない」ことに、購入した私が気づいておらず、テレビや雑誌の

雰囲気だけで、勝手にそう解釈して信じ込んでいたことです。

 

住宅に関しては、色々分かってないで建ててはいけない、と言いつつ、

今回、メガネに関しては自分もそれにハマってしまったかな、と反省しました。

特に新しい情報や、セールスが関係している場合は、要注意ですね。

過去に納豆やバナナが大量に売り切れる話もありましたが・・・

 

これだけインターネットで調べられる時代なので、反対意見も含めて

短時間で確認できる知識だけでも持ってから購入すべきかと思います。

(インターネットもどこまで真実なのかは疑問ですが)

 

ちなみに、このメガネ、色が入っているので、ちょっと目元が暗くなるので

人相が悪くなる?という欠点があります。

妹尾さんのブログに最近、顔写真を載せて頂いたのですが、

「なんだ岡本は色メガネなんぞ かけおって」と突っ込まれそうなので、

言い訳も兼ねて、オチのないブログを一生懸命書いているのでした。

 

 

 

オッサンのメガネの話に長々とお付き合い頂いた皆様に、一つおまけを。

 

先日、雑誌に掲載するお客様のインタビューに伺ったのですが、

お客様宅の裏手の土手に、黒い影を見つけました。

 

なんでしょう?


 

答えは、お客様宅を撮影する妹尾さんの勇姿でした。


トゥ!! (シュワッチ?)と両手を上げて飛んできそうですが・・・

施主様のお子様達に大人気の妹尾さん、いつもお疲れ様です。

posted by 岡本 | コメントなし | 雑談 | 2013/01/21 - 18:57 |
2013-01-17

最近、怪しいタイトルが続いておりますが、

先日、このようなものをお借りしました。


ただのカメラではありません。

目には見えないものが撮影できるのです。

その名も、「赤外線サーモグラフィ装置 Thermo Shot(サーモ ショット) F30S」

といいます。

 

これで、我が家の深夜の私の寝室を撮影すると、こんなものが写ります。


ちょっと分かりにくいので、情報を追加します。


これは、一昨日、深夜0時ころに撮影した画像ですが、

カーテンに遮られつつも、窓からの冷気が壁をつたって降りているのが分かります。

この現象は、コールドドラフトと言われます。

と言っても、最も低い青色の場所でも16℃くらいで、ベッドの上は20℃ですので、

寒さは感じません。(画像の上の白い数字は、そのポイントの温度を表しています)

 

1階のエアコンのみ24時間運転しているだけで、2階のエアコンは一切

動かしていないのに、この家全体の保温性は大したものだと思います。

 

少し補足しますと、このサーモグラフィは「空気の温度」は撮影できません。

「物質の表面温度」を撮影しています。

ですので、上の画像は「冷気の温度」ではなく、「冷気が触れて温度が下がった

壁紙の温度」を撮影しているということになります。

・・・「温度を撮影」という日本語は、何か変ですね。

 

ついでに色々撮ってみましたので、何点かご紹介いたします。

まず、階段を上がった2階の廊下です。


窓のサッシ部分(樹脂)は、やはり外気の影響をある程度受けて

表面温度が下がっています。

また、ガラス面には薄いレースのカーテンをしているだけでも、

冷気を防いでいることが分かります。

また、上に行くほど温度が高いのも、こうして数字を見ると

わかりやすいです。

 

次に、トイレです。

ドアを開けて少し経過しているので、中は廊下の温かい空気が混ざり

17~18℃になっています。窓のサッシはやはり10℃弱ですが、

トイレの室内自体は寒くありません。


両脇のオレンジの部分は、廊下なので20℃あります。

 

次はピンボケで申し訳ありませんが、リビングから、

玄関ホールを撮影しました。


リビングは温かい(濃いピンク)のですが、玄関扉はアルミ製の引違い戸なので

10℃くらいまで下がっています。

また、我が家は、玄関ドアからの冷気がリビングに入らないように、

玄関ホールは締め切って、空気層を作っているので、トイレと同様に

リビングや廊下より2~3℃温度が低くなっています。

 

次に、和室の内障子を撮影してみました。


私もよく知らなかったのですが、内障子の引違いの2枚の隙間から冷気が

入ってきているように見えます。(青い色は障子自体の表面温度ですが)

でも、すぐ手前の畳は17度以上ありますし、そばの壁は20℃あります。

 

ウインターガーデンの中に入ってみました。

玄関ホールと同じく、寒いので殆ど締めて空気層にしているのと、

窓の面積が大変大きいので、16℃くらいになっています。


ちなみに、完全に締め切ると洗濯物の水分でものすごい結露が起こるので、

リビングとウインターガーデンとの間の掃出し窓は少し開けています。

(ここでさらに、外との間に換気扇があれば、洗濯物の乾きがよいのでは、と、

あるお客様と盛り上がったので、実験したいのですが、まだ着手できていません。

申し訳ございません。)

 

最後に、これは何を撮影したかと言いますと、鏡です。


冒頭にご紹介した名称のとおり、このカメラは赤外線カメラなので、

光を反射する鏡やガラスの温度は撮影できません。

上のウィンターガーデンの写真で、冷たいはずの窓の色が黄色いのですが、

これは室内側の壁のや洗濯物(の温度)が写っているからです。

 

また、残念ながら、アルミサッシ等の放射率の低いものも、正確に撮れないとのこと。

(正確には、放射率100%の設定で撮っているので、カメラの放射率の設定を

下げれば云々と説明を受けたのですが、この辺りは私もよくわかっていないので、

また勉強して出直します・・・)

 

長くなりましたが、このようなものも活用しながら、断熱気密をしていても

局所的に寒い原因や、目に見えていない温熱環境の調査をしたい・・・ということで

メーカーさんから借りたのですが、何と、この入門機でも、お値段が30万強。

購入するかどうかは、社内で検討中です。

 

とりあえず、1月26・27日の完成見学会までは借りることができたので、

見学会場でも、色々撮影して、デモンストレーションができればと思います。

ご興味のある方は、津高の見学会に是非お越しください。

 

長くなりましたが、サーモカメラのご紹介でした!!

posted by 岡本 | コメントなし | 研究・開発・実験 | 2013/01/17 - 20:02 |
2013-01-15

順番が前後しますが、お正月休みに、家族である場所に行ってきました。

 

ある意味、命に関わりそうな場所です。

 

こんな大げさな門を通って、車で中に入ります。

決して、車の窓を開けてはいけません。

 

もうお分かりの方もいらっしゃいますね。


 

いきなり、哺乳類最速を誇る(でしたっけ?)チーターが・・・


歩き出す気配もなく、のんびり寝ていました。

 

続いて、メスライオンの群れです。こっち向いてる。こわっ。

さすがに目が合うと怖いです・・・

群れに、一頭だけオスが混じってますね。


 

こっちは群れから離れて、一頭で寝ているオスです。

ものすごく気密性の低い建物の屋根で寝ています。


こんな肉食獣が普段出入りしている車のドアの向こうにいると思うと、

ちょっと怖いのですが・・・でも、トラも寝ています。


昼前だったので、ご飯をもらって寝る時間だったんでしょうか。

寝てるとは言っても、車をおりて近づくのはイヤですが・・・

 

活発に動いていたのは、エサをもらっていたダチョウや草食動物達ばかり。




この日は雪がちらつくくらい寒く、

カバさん(なぜか呼び捨てにしにくい)は、

ものすごく寒そうで、気の毒でした。


 

さて、結局どこかと言いますと、「姫路セントラルパーク」でした。


普通の動物園のように、檻のあちらとこちらではなく、

車の中から見たり、動物が放し飼いになっている大きな囲いの中に入ってみたり。

鳥が飛んだり猿が走り回ったりと言う中で、近い距離感で動物が見られます。

ワンちゃんとのふれあいコーナーもありました。

 

やはり、知るだけではなく、中に入って体感しなくては分かりません。

ということで、来週末から2週連続で行います完成見学会にも、

皆様、是非お越しください!!(1/26,27と2/2,3)

 

さて、強引に見学会につなげたところで、姫センの方はと言うと、

何もオチがありません。ごめんなさい。

皆様、こんな姫センに一度いかがでしょうか?(笑顔)

posted by 岡本 | 2件のコメント | 雑談 | 2013/01/15 - 19:29 |
2013-01-08

皆様、明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

 

さて、年明け初日の1月7日は、今年1年の商売繁盛と

安全を祈願する初詣がありました。

昨年までは、毎年妹尾さんのブログで見るだけでしたが、

初めて安仁神社様に同行し、感動です。


 


とても静かで落ち着く本堂の中で、お祓いを受け、お札と破魔矢を頂きました。

 

さて、事務所では、毎年恒例のお客様からの年賀状の掲示が行われました。

今年もスゴイ枚数です!! これにはホントに驚きます。


年賀状を下さった皆様、本当にありがとうございます。

勿論、社員だけでなく、年始の挨拶に来られた職人さんや

協力会社の皆様にも見て頂いています。

こういったお客様とのつながりが、本当に励みになっています。

 

私も、施主側の目線も活用しつつですが、いつまでも新人ヅラを

していられませんので、今年も気を引き締めて頑張りたいと思います。

 

皆様、改めて、本年も宜しくお願い申し上げます。

posted by 岡本 | コメントなし | 全体 | 2013/01/08 - 09:57 |
2012-12-26

今年は、明日で営業を終了させて頂きます。

本年は、コスミック・ガーデンに入社して色々とありましたが、

お声掛け下さったお客様、温かく迎えて下さった協力会社の皆様、社内の皆様、

本当にお世話になり、ありがとうございました。

 

ブログにも社員だか施主だかわからないようなネタを色々と

書かせて頂きましたが、様々な反応やご意見を頂きありがとうございます。

ブログの写真の背景も黄色で、メンバー的にも黄レンジャーのような

位置づけになるかと恐れていますが(カレーは好きですが)、

今年最後の記事は、真面目な内容にさせていただきます。

 

今年8月に入社した私ですが、その前の7月は家族のおかげで

一人の時間をもらったので、東北の被災地に行ってきました。

 

ボランティアしたわけでもなく、1日だけ被災地を回るツアーに参加しました。

現地ボランティアの方が案内して下さったのですが、参加者が4人と少なかったので、

通常なら2日くらいで回る行程を一気に回り、沢山の被災地の状況を見ることができました。

#「何か感じる所があるかも」と思い行くことを決めたので、

お叱りを受けるかもしれませんが、本当に「見てきただけ」です。

 

このバンで丸一日走り回ってもらいました。


 

下は、仙台駅前です。


他の地方都市と変わらない、「普通の雰囲気」なんだなぁと思いましたが、

街中を抜け、海岸近くまで走ると、突然「被災地」になりました。

 

海岸に近い住宅の大半が流された南三陸町に始まり、石巻市、女川等

被災地の状況に、絶句しました。

まだ瓦礫が残っているところも多かったのですが、被災当時の状況を思うと、

言葉がありません。

下記は、南三陸町の高台から撮影した写真です。


 

南三陸町の被災した場所には、いわゆる民家は再建されていませんが、

仮設で商店街が創られていました。



ボランティアの方のお話では、家を流されたり、目の前の津波から逃げて助かったり、

大切な方を無くされた方々等がお店をされているとのことで、人間の強さと言うものを

思わずにはいられませんが、ここで軽く書くこともできないような気持ちです。


タコとウニがうまいよ!!ということで、ウニ丼を頂きました。

本当においしかったです!!(タコが甘い!!)

 

そして、「語り部」の被災者の方から話をお聞きしました。

(断ってビデオを撮らせて頂きました。)


0歳のお子さんを抱えて避難し、自宅は津波に流され、仮設住宅で生活しながら

現地ボランティアのリーダーをされている工藤さんという方です。

 

このお話は是非多くの方に聞いていただきたいのですが、ここに動画をそのまま

載せるのは少し差し支えるので、10分ほどの話の内容をざっと書かせて頂きます。

少し長文になりますが、ぜひ、最後まで読んで頂きたい内容です。

 

——————————————–

私は秋田出身で津波の恐ろしさを知らなかったのですが、

震災の三日前にも大きな揺れがあり、その時、家族から

「次に大きな揺れがあったら迷わず逃げなさい」

と言われていました。

 

そして3月11日、これまでに感じたことのないような大きな揺れを感じ、

「とにかく逃げなきゃ」

と思ったのですが、家の中の物は沢山倒れているし、子供を抱えなきゃいけないので、

やっと「携帯電話とおむつ4枚だけ」を持って家を出ました。

その時には「またここに戻ってくる」という気持ちでした。

 

避難場所の高台に着いたあと、防災無線で「津波が来るので避難してください」

という放送がありましたが「津波と言っても防波堤もあるし、どんなものか」

と気持ちに余裕を持って海岸を眺めていると、どんどん海岸の方から土ぼこりが

発生して、えっ?と思っている間に家がどんどん動き始めて、電信柱が倒れてきて。

 

どんどん家が流されて、ホントに映画の中の世界みたいで、ぼうぜんと立ち尽くして・・・

 

町全部が流されて、夢も、希望も、折角みんなが作ってきた町が全部

流されてしまって。ホントに怖くて怖くて。足が震えてしまって。

 

でも、唯一自分が頑張ったのは、子供にこの景色を見せたくないし、

恐怖を与えたくない。

できれば覚えていてほしくないという気持ちで、津波を見せないようにして

「大丈夫だよ、大丈夫だよ」とずっと声をかけていました。

 

(このあと、ご主人と合流し、その夜は赤ちゃんがいるので毛布一枚だけを

借りることができ、何とか赤ちゃんを寒くないように二人で温めていたことや、

夜中じゅう、身内を探す人がひっきりなしに避難場所に来て「うちのオヤジを知らない?」

「来るとしたらここしかないんだけど・・・」など話しかけられたりしたことなど

当日の大変な状況を説明されました。)

 

2か月後、仮設住宅に入れました。子供がいるので、早い段階で入れたのですが、

水が出ない、車も流されて出かけることもできない、買い物する場所もない、

子供は1歳になっていたけど、外はにおいが強いし、瓦礫と粉塵だらけで

とても子供を遊ばせられないので、仮設住宅の中に引きこもり状態になって、

子供もストレスで一日中泣き続けたりして、自分にも無力感を感じ、

将来にも不安を感じ、絶望的な日々を送りました。

 

そして震災の1年後、大勢のボランティアの方と出会い、

「大変だったね」「頑張ってね」

と皆から声をかけられ、まったく知らない他人の声が、

なんてありがたいんだろう、と思いました。

 

 

・・・今、震災を通して、「日々生活をすること」に、すごく感謝できるようになったんです。

まず、家族みんなが一緒にいられること。

そして、温かいご飯が食べられ、温かい布団で眠れて、

夫婦げんかができて、子供がかわいくて、前向きに明日のことを考えたり、

夢が持てたり、当たり前に明日が来ることとか、沢山の人に出会えたことが

すごくありがたいんだなと気づかされて・・・。

皆に励まされて、今、過ごさせていただいています。

 

仮設に入ったときは、ただただ「生きることはすごく難しい」と感じたけど、

でもやっぱり、生きてるってことは素晴らしい。

たぶん、みんながギリギリで生かされたと思うんです。

折角生かされた命なので、この街のために何かしたいと思い、

この仕事をさせて頂いています。

 

皆さんも、今日例えば家に帰ったら、お父さんやお母さん、ご家族の方に、

ぜひ「ありがとう」って伝えて欲しいんです。

自分の大切な人を、もっともっと大切にして欲しい。

この街には「それがもうできないよ」っていう方が沢山いらっしゃるので・・・

そのことを忘れずに、少しでもこの街に思いを寄せてくれればありがたいなって思います。

 

(質問)他の地域の皆さんに伝えたいことは?

 

とにかく簡単なことかもしれませんが、津波や地震があったら、まずは逃げてほしいということです。

というのも、逃げずに亡くなっている方が沢山いらっしゃったんです。

皆さん「まさかここまでは」という思いがすごくあったんですね。特に陸のほうの方は。

海の近くの方はまだ海が見えるので、逃げたんですが、陸のほうの方は海が見えないので。

でも、どこの地域にいても起こりうることなんです。

 

もう一つは、家族を大切にしてほしいと思います。

家族がいて、ごはんが食べれて、明日が来て、というのは決してあたりまえではないので。

 

うちは家族で亡くなった人がいなかったのですが、事前に家族で打ち合わせをしていたという

のもあるんです。家族で「こういう時はこういうことをしよう」と話をしていました。

そして、何かあったときは、とにかく逃げてほしい。

当たり前のことですが、意外とできていなかったんです。

 

これだけの被害があっても、生きていればやり直せるんです。

家も何とかなる。でも、家族は戻ってこないので…

——————————————–

 

以上のような内容です。

 

この話を聞かせて頂けただけでも、現地に行ってよかった、と思います。

日常生活の中では「今ある幸せ」に気付きにくいかも知れませんが、

年末年始、大切な方と過ごされる皆様も多いと思います。

その前に、工藤さんの重みのある話を聞いて頂きたいと思い、

長文になりましたが、この場をお借りして記載させて頂きました。

 

私も、日々の生活や目の前のことに振り回されるだけでなく、

大切なことを見失わない日々を過ごせたらと思いますが・・・

なかなか、修行が足りません。

 

来年も頑張りますので、宜しくお願い申し上げます。

posted by 岡本 | コメントなし | 全体 | 2012/12/26 - 18:44 |
2012-12-18

この週末、真冬でも寒くない小屋裏の物置からクリスマスツリーを引っ張り出しました。

もうこんな季節ですね。


となりのパキラは、引っ越した当初は半分くらいの大きさだったのに、

ぐんぐん伸びて、とうとうツリーを追い越しました。ホロストーン効果だろうか・・・

(真ん中から上と下で葉っぱの大きさが別人のように違います。)

 

これまで、毎年、クリスマスイブの夜には

ツリーの下に謎のサンタがプレゼントを置いていました。

 

しかし、子供が大きくなるにつれ、質問状が置かれて返事を書かなきゃいけなかったり、

おまんじゅうを2個置かれてリアクションに困ったりと、

年を追うごとにだんだんと状況が厳しくなりました。

 

今年は、もう娘も小学2年生、友達からの情報も入るらしく、

「お父さん、プレゼント置いてねーよなー!?」と何度も聞かれ、

ついにサンタは正体をバラしてしまいました。

 

思えば、「サンタさんに頼むプレゼントを探しに行こう」と、

何も買わない意味不明なトイ○ラス訪問など、よくやったなぁ

という気がしますが。

 

 

私はまだ日が浅いですが、コスミックで住宅を建てて頂いたお宅の

お子様たちも、どんどん大きくなってびっくりすると妹尾さん達から聞きます。

 

施主としてコスミックで建てた家にずっと住み続けることを思うと、

本当に建ててからお付き合いが続いていくことを実感します。

 

私はまだ業界に入ったばかりですが、業界人としても、施主としても、

住宅会社は売ることだけに走らないでほしいと思います。

 

建ててから後悔しても、やり直すのはとても難しいことだからです。

 

この業界にも「年間○棟売った」等という会社や営業マンがいます。

売る人にとっては沢山売るうちの1軒かも知れませんが、

住む人にとっては、毎日家族と過ごす、最も大切な空間だということを

是非とも考えてほしいと思います。

 

どの家族にとっても、藤井社長がよく言う「幸せに気付く空間」であってほしいと思います。

posted by 岡本 | コメントなし | 住まい方・我が家の話 | 2012/12/18 - 18:17 |
2012-12-12

「お知らせ」でご報告させて頂いた通り、先日、

OB施主様と協力業者様をご招待して、忘年会を開催致しました。

「お知らせ」の方は御礼が中心のご報告ですので、

コスミック・ガーデン社員の写真をあまり載せておりませんが、

ちょっとこのブログの場を借りて、他の写真を幾つか掲載させて頂きます。

 


社長の挨拶のあとの乾杯のご発声は、当社設計士の中山さんにして頂きました。

 


私も新入社員(今月で40歳になりますが)としてご挨拶させて頂きました。

昨年は施主として一家でこの場にお呼ばれしたのですが。不思議なものです。

 


そして、OG社員の岡本尚子さんよりご挨拶。

私と反対に、以前の忘年会ではお客様をご招待する立場だったのですが、

今回、ゲストとして参加頂きました。こちらも不思議なものですね。

皆様、「めぐみ農園」を宜しくお願い致します。

 


協力会社の皆様も、楽しんで頂けましたでしょうか。

 


藤井社長は、大半の時間、ご挨拶のため皆様の席を回っていますが、

珍しく着席している写真がありました。(一番左)

 


OB施主様が、わざわざ協力業者様のテーブルに行って

お話して頂いています。このような施主様との交流が、

仕事の誇りとなり、品質の高さにつながるものと思えます。

 


お客様と協力会社様とのじゃんけん大会も、盛り上がりました。

(なぜかお子様が勝ち抜く確率が非常に高い、じゃんけん大会です)

また、単独写真がないのですが(撮ってなくてごめんなさい)、

上の写真の真ん中でマイクを持って立っているのは、

司会・進行・タイムキーパー全てを一人でこなす、妹尾さんです。

 

写真のなかの皆様の笑顔を見ていると、皆様のおかげで、

このような楽しく有意義な場を設けることができていると

しみじみと感じます。

posted by 岡本 | コメントなし | 全体 | 2012/12/12 - 13:32 |
2012-12-05

先日、我が家を雑誌に掲載するための取材がありました。

本来であれば、もっと他のお客様のお宅を掲載したいところですが、

今回の話がとても急に決まったもので、お宅のご準備などをお願いする時間も

なかったため、急遽我が家に白羽の矢が刺さりました。

 

恥ずかしながら、子供が小さいこともありあまり片付いていない我が家です。

家内にも突貫工事で片づけてもらい、私も当日は朝からフル回転で掃除をしました。

1階と2階の1部屋ずつ、物を逃がす部屋にしてしまい、それ以外の部屋を撮影してもらいました。

やはり取材や見学の準備は大変ですよね!!(施主目線)

いつもご協力いただいているOB施主の皆様、大変大変感謝申し上げます!!(実感こもってます)

 

当日は、説明のため藤井社長も同席。


 

折角だからと、藤井社長が自宅から陶器の置物などを持参し、突然品評会が?


 

写真には写っていませんが、プロのカメラマンの方々が見たこともない機材を

色々と振り回しながら、家じゅう撮影されてゆきました。

 

それにしても、コスミックの家は、本当に建物や建材ばかりではなく、それらが作り出している

「空間」の方を写してほしいという気持ちになります。写真にはなかなか写らないのですが・・・

この違いを、どうやって伝えるべきか。そういう議論がいつも社内で起こっています。

posted by 岡本 | コメントなし | 住まい方・我が家の話 広報活動 | 2012/12/05 - 18:10 |
2012-12-03

前回の失敗事例(スイッチの位置)は、大変好評(笑)だったようで、ここ2,3日にいらっしゃった

何人かのお客様から「読みましたよ~」とお声掛けを頂きました。ありがとうございます。

通常の業務でお客様と直接の接点がない私は、とても嬉しいです。

 

中には、「電池式のセンサーライトがあるから、使ってみて!」と解決策のアドバイスを

くださったお客様もいらっしゃいました。ありがとうございました!(泣)

この週末は時間がありませんでしたが、また導入してレポートさせて頂きたいと思います。

 

さてさて、今回は、「他のお客様のために、早く載せなきゃ!!」と家内に強く言われた

失敗事例をご紹介いたします。今回も「フッ」と鼻で笑われそうな話ですが・・・

 

これです。


我が家では、入居後に次女が生まれました。

 

自分で少しずつハイハイをして移動を始めたころ、階段や玄関付近の

危険な個所3カ所に、上の「赤ちゃん侵入防止ゲート」をつけました。

左右の壁に突っ張るタイプのゲートなのですが、上の写真の場所だけ、

取り付け箇所を誤ってしまい、向かって右の壁が少々へこんでいます。

 

そこだけアップ。


つっぱりの周りがへこんでいるのが分かりますでしょうか?

 

賢明な施主の皆様には、ご説明の必要もなさそうですが、こういった場合には

壁の中に下地になる柱(スタッド)のあるところで突っ張るべきですよね。

 

コスミック・ガーデンの家には、下の写真のように、壁の中には455mmごとに

縦に柱が入っています。耐力壁の場合は、構造用合板が貼ってあります。

(下記は我が家ではありませんが、あるお客様の2階の写真です。)


 

図面を見れば、どこに柱があるか分かりますが、私はゲンコツでコンコン、と

壁をノックして、適当に取り付けてしまったため、上記のようなことになってしまいました。

 

また、柱の位置が分かったとしても、廊下の左右同じ位置に必ず柱があるとは限りません。

設計上、左右の柱の位置が異なっている場所もありますのでご注意ください。

 

他の手段としては、壁とつっぱりとの間に板をはさむ方法がありますが、表面がツルツルの

ものでは子供がガッチャガッチャとやった時にズルっと外れる可能性があるので、

表面が滑りにくそうな、大きめのものを挟むことをお奨めいたします。

 

建築時に下地の板(手すり等をつけられるようにあらかじめ壁の中に貼っておく板)を

入れておくことも考えられますが、建築時でお子様が居ない場合などに、チビッ子の侵入を

どこで止めたいか~などと想像するのは大変なので、難しいかも知れません。

 

ちなみに、我が家では3カ所に取り付けました。

階段の上り口と降り口、シューズクローゼットの入口(土間への転落防止)です。

お宅によっては、火を使うキッチンへ通じる通路等もあるかも知れませんね。

 

さて、次女も3歳が近くなり、それなりに分別がつくようになってきたので、

2か所のゲートを外しました。ゲートは殆ど劣化なく使い終わることは想像できていたので、

箱などは全部保管していました。

数千円もしますし、子供一人に2,3年しか使わないのにもったいないので、

もし必要な方がいらっしゃいましたら、個人的に無料で差し上げますので、お声掛けください。

(何か変な方向に話が進んでいますが・・・)


最初の写真の廊下のような幅80cm弱の標準的な廊下に使えますし、

我が家ではリビングとシュークローゼットの間がドアのない開口だったのですが、

そこにも使いました。

 

まぁ、でも壁がへこむようなことになるのなら、それくらい注意書きしとけよ!!と

思いながら、外したゲートを箱に入れていると、箱から小さな紙が落ちてきました。


作り話のようですが、昨日ホントにあった出来事でした。

紙様はちゃんと見ておられます・・・

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