住宅の性能

ご存じですか? 家には性能があります。住宅性能6つのポイント。
「家族の命を守り、健康を育む家」を具現化する時、最優先で考えるべきは、デザインでも間取りでもなく「性能」です。耐震性や省エネ性は皆さんすぐに想像できる性能ですが、それだけでは不十分です。
今、日本の多くの住宅会社は、デザインの流行追求、効率化と利益優先のあまり性能を軽んじているのが現状です。また性能は、お客様の立場では知識も少なく「こうしてほしい」とは言えない部分が多いのも現実です。だからこそ知って欲しいのです。下記は、末長きに渡り健全に住まうために必要な「家の基本性能」です。デザイン・間取りはこの性能の上に考え成立つのです。

POINT 1 耐震性能

  • まず壊れない構造強度は家の根幹です。コスミック・ガーデンでは木造で最も構造強度に優れる2×4工法をさらに強化し、木材量を従来の約2倍にした「補強型2×4工法」を採用。当社が、テレビ・新聞社の取材立会いで行った耐震実験(H.22年、実際に住まわれている家で実施。岡山の工務店で初。)で震度7強に耐える、住宅では世界最高レベルの強度を実証しています。
  • 制震において、従来の制震システムはコストが高いのがネックでしたが、制震テープを使うことで強度とコストのメリットを両立しています。
  • 住宅の基準を示す「品確法」で、耐震性能は1等級(低い)~3等級(高い)があり、住宅会社によって採用する強度は異なります。今や地震の規模は想定し辛いという現実を考えれば、耐震性能は3等級以上=今ある技術の最高レベルを目指すのが一番の安心だと言えます。

POINT 2 健康性能

  • 新築住宅に入って健康を害さないこと。家自体が暑い・寒いといった悪環境がなく、永年にわたり健やかに過ごせることも家の性能です。まずアトピーやアレルギーを防ぐシックハウス対策ですが、有害な化学物質は徹底して排除する必要があります。例えば合板フローリングや建具の合板に含まれるホルムアルデヒドは10年以上に渡って放散するので要注意。クロスや張るのりもビニールや化学系は極力避け、天然系を使います。
  • 家を比較するポイントは「ニオイ」。新築住宅や展示場の家に入って、ツンとする、何かニオうと感じたらその家はアウト!です。何らかの有害な化学物質が放散している証拠です。また天然木材でもスギ、ヒノキ、ヒバなどニオイのきつい材木を使い過ぎると人体に悪影響です。
  • 健康を害する物質を排除するのはもちろんですが、当社では健康を増進する素材も取り入れています。天然鉱石パウダーによる遠赤外線効果とマイナスイオン効果もその一つ。当社のお客様からは「アトピーが治まった」「喘息が出なくなった」「よく眠れる」「切り花が長もちする」など様々な声を頂いています。

POINT 3 高気密・高断熱性能

  • 高気密・高断熱は、住む環境をつくる上で最も基本であり重要な性能です。当社では、グラスウールやロックウールより断熱性が高い(気密性も高い)現場発泡ウレタンによる断熱を採用。加えて窓はペアガラスでフレームは結露防止のため、樹脂製のサッシを基本としています。
  • 高気密・高断熱の恩恵は様々ですが最も大きいのは快適性です。夏に暑くなく、冬に寒くない。真夏の2階や屋根裏が暑いのは過去の話です。湿度コントロールも容易で、真冬や梅雨の時期も快適。結露を防止するのでカビやダニ(アトピーやアレルギー原因にもなる)の発生も抑えます。家の中のどこでも温度差が少なく、冬のバスやトイレが寒いための突発的な疾病や、近年多い、梅雨や真夏の家の中での熱中症の予防にもなります。
  • 断熱性は気密性が高くなければ効果を発揮しません。優れた断熱も気密性が低ければ「穴だらけの発泡スチロールの箱」のようなものです。断熱性能は「Q値(熱損失係数)」気密性能は「C値(隙間相当面積)」で数値化でき、それぞれ低い方が性能は高くなります。C値は2,0以下であれば高気密住宅といえますが、C値は施工精度にもよるので、設計数値ではなく実際の家を測定しなければ本当の性能は分からないので要注意です。工務店で「測ってください」と聞くのが一番。もしごまかしたり断るようなら「気密性がないな」と判断できます。
  • 「岡山など温暖な地域では気密・断熱はそこそこでいい」という工務店がありますが、それは工務店の都合であり、真の高気密・高断熱住宅が造れない工務店です。実際に「そこそこ」にすると「夏に暑く、冬寒い」「夏も冬も各部屋でエアコンをガンガンに」となります。長年に渡る、日々の快適性と健康を考えれば、気密・断熱性能は高い方がいいと断言できます。

POINT 4 省エネ性能

  • 家には家自体が省エネ性能を発揮する必要があります。よく誤解されている方もいますが、「省エネ住宅」というと「太陽光発電」「エコキュート」「オール電化」となるのですが、それらは省エネ「設備」であり、後付けできることです。
    家自体の省エネ性とは、上記した気密・断熱性が高く、家自体が光熱費を抑える機能を持つことです。いくら優れた省エネ「設備」をつけてもその機能がなければ、光熱費が多く掛かり、決して省エネな暮らしはできません。
  • 高気密・高断熱による省エネ効果は、まずエアコンは家中に1台(使い分けの効率を考えても2台まで)でOK。高額な冬の床暖房設備の必要なし。梅雨の時期の除湿や真冬の加湿も必要なしといった暮らしができることです。当社のお客様の中には、「真夏でもエアコンを運転したのは数日だけ」(極端な例ですが)、「冬にエアコンを運転せず、1階の電気ストーブ1台で十分だった」「床暖房設備はないのに友達が来て『床暖房いいわね』と言われた」といった声も頂いています。
  • 当社では、12畳用エアコンを屋根裏に1台のみ設置し、家中の各部屋を冷暖房するシステムを推奨しています。これも真夏に屋根裏が暑くならない断熱・気密性があってこそできる家自体の省エネ性能です。

POINT 5 耐久性能

  • 超寿命化も家の必須性能です。「一生のもの」である家は、耐震・構造強度と合わせ、耐久性が高いことも必要です。親の世代から子供・孫へと100年以上に渡って引き継げる家は、「住居費」が落とせ、資産価値が高いものとなります。しかもそれは大掛かりな改修やメンテナンスを極力減らしたものでなくてはなりません。
  • 屋根と外壁は家の構造内部を守るため、最も耐久性を必要とする部分であり、同時に、最もメンテナンスを必要とする部分でした。当社では快適性と超寿命化を考え、屋根と外壁は通気層を設けた二重構造を開発。加えて外壁材ではセラミックを外壁材として使う、陶性外壁「ツィーゲル」(国内・国際特許取得)を開発し、その強度アップとメンテナンス費の大幅な削減を実現しています。
  • 例えば一般的なサイディングの外壁は、塗り替えで約15年に一度のペースで150万~200万円が必要で、30年に一度は素材の劣化のために大掛かりな改修が見込まれますが、陶性外壁「ツィーゲル」は100年に渡って塗り替えも改修も不要。仮に破損した場合は1枚単位で容易に替えられます。

POINT 6 職人の品質性能

  • 家を最終的にカタチにするのは職人さんです。つまりどんなに優れた設計・素材・技術であっても職人さんの仕事への意識が低ければその効果は出ません。逆に、職人さんの意識が高ければ、出来上がる家の品質は天上知らずになります。
  • この住宅技術の発達した現在で、今だに「欠陥住宅」ができるのは何故か。それは(詐欺まがいの工務店は別として)住宅会社の売上げ優先・効率化のために、設計や素材自体に問題がある場合と、職人さんが十分に技術を発揮できない仕事環境=手を抜かざるを得ない状況ができる場合です。
  • 家の品質を上げるためには、適正な雇用・契約形態や作業日程など、職人さんが誇りをもって「いい仕事ができる」という環境づくりが必要です。加えて職人さんと住宅会社が家に対する概念を共通理解し、お互いに信頼していることが重要です。階段一段組むのに、「雇い・雇われ、作業をやらしている・作業をしてやっている」と思うのと、「自分達が住むとして、命が掛かっている」と意識し作業するのでは、設計は同じでも出来上がる品質は雲泥の差になります。
  • その品質の違いは築5年以内に100%出ます。つまり築5年の家を見れば職人さんの意識が分かります。どうか見比べてください。コスミック・ガーデンは、職人さんが誇りをもって仕事をしてくれることを、自分たち自身の誇りだと思っています。

OTHER INFORMATION

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家づくりスペック

TIPS

性能の話は、「成功のカギ」にも「落とし穴」にもなる。
家づくりでデザインや間取りは、皆さん真っ先に興味が湧くところです。「性能」と言われても知識がなければ分からなくて当然ですが、だからこそ家づくりの成功のカギも落とし穴もココにあると言っても過言ではありません。住宅展示場でも大手ハウスメーカーでも性能の話はあまりしません。面白くないからです。でもちょっと知れば比較する楽しさが出てきます。是非、知識を仕入れて、色々な住宅会社にぶつけてみてください。営業マンの反応で住宅会社を判断できるようになります。
性能は、バランス。一つでも欠ければ効能は激減。
家の性能で重要なのが、お互いの性能が高いレベルでバランスが取れていることです。互いの性能はリンクしているので何か一つが低い、もしくは欠けると家全体の性能を発揮しなくなります。工務店側からすれば何か一つ秀出ていれば「売り文句」として成立しますが、それでは住まう人の利益として成立しません。考えてみてください。左記の6つの性能のうち「私の家には必要ない」と言える項目がありますか?
引き渡し時が最高品質。あとは品質が下がるだけ?
性能にこだわる理由の一つに「お客様の満足度」があります。一般的に住宅は、引き渡し時が品質もお客様の感動と満足度もピークと言われます。しかし当社が目指すのはその満足度をいかに持続して頂くかにあります。引き渡し時に「100%完璧」を目指しても、1年2年経つと細かな修正点は必ず出てきます。しかしそれができる母体をまず造り、迅速に対応することで、10年、50年、100年経っても「満足度が下がらない家」にするために、まず今、徹底した性能を構築する必要があるのです。
性能の目的は、ライフサイクルコストを下げることでもある。
性能は暮らしの安心・安全・快適のためにありますが、それは同時に住宅への経済的負担を減らすことも目的です。構造強度・耐久性は自然災害の修理費やリフォーム費、メンテナンス費の削減。高気密・高断熱は快適性と省エネ効果による冷暖房機器の最少化とランニングコスト削減。快適性と健康性能は病気にならない・病気を予防するという医療費削減になります。これらライフサイクルコストは何十年単位で考えると大きな差を生みます。また初期費用の掛け方にしても、仮に家本体が2,000万円で40年しかもたないのと、2,500万円で100年もつのとでは、どちらがライフサイクルコストが低いかは明白です。
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