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基礎編 の一覧

2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は住宅の省エネルギー性能の断熱性能です。断熱性能とは言っても実際には熱を断つのではなく、熱の伝わりを遅くすることであり、断熱材も熱の伝わりを遅くする材料です。

住宅断熱を考えると、窓の断熱とそれ以外の部位の2つに分けられます。特に窓は住宅の中で、一番熱の流入流出の多い部位です。

省エネルギー住宅にするのであれば、窓のガラスは必ずペアーガラス以上にすべきです。また窓のサッシの素材(材料)も何でできているか考慮する必要があります。

一般的にサッシはアルミ製のものが大半ですが、ガラスをペアーガラスにしてもサッシがアルミだとアルミは熱を伝えやすいので、窓の枠及び窓の障子の枠から熱が大量に流出入するので窓の断熱性能が低くなります。また、アルミ枠の部分には結露してしまいます。ですから窓サッシには全部がアルミ製のものではなく、外部がアルミで内部が樹脂系等の断熱性能の高い製品を選ぶ必要があります。サッシ及び窓ガラスに関してはメルマガ実践編でより詳細に述べます。

次に窓以外の断熱に関してです。

住宅の窓以外の部位を確実に断熱をするには、断熱材の施工が大切です。断熱材同士、または断熱材と柱や梁などの間に隙間が生じない様に家全体を包み込まなければなりません。隙間が生じていると断熱性能は30%~40%も低下し、場合によっては断熱性能がほとんどなくなってしまうこともあります。ですから断熱材の施工は要注意です。

次に断熱材の種類による注意点です。断熱材には大きく分けるとロックウール、グラスウールなどの繊維系断熱材とウレタン、ポリエチレンなどの発泡樹脂系の断熱材の二種類があります。繊維系断熱材は確実に隙間なく施工した場合においても、特に注意しなければならないことがあります。

発泡樹脂系断熱材(水発泡の現場施工ウレタン等一部のもの除く)は、断熱材の内部に水蒸気が浸入しにくいため、断熱材内部で水蒸気が結露(このメカニズムはメルマガ実践編で説明します)しないのですが、繊維系断熱材にはほとんど抵抗なく断熱材の内部に水蒸気が侵入します。そしてその水蒸気が断熱材内部で結露して、断熱材の断熱性能を極度に低下させてしまいます。

ですから、繊維系断熱材を使用する時に特に注意することは、断熱材の内部に水蒸気が浸入することを防ぐために、シート(ビニールシート等)を断熱材よりも室内の部屋内側に確実に施工することです。

一般的に住宅の断熱性能は数値計算で算出するのですが、算出した数値が高い断熱性能を示している住宅にも関わらず、実際の住宅が寒かったり暑かったりして、冷暖房に何台ものエアコンを必要とする住宅は、施工が悪いか断熱材の選択を誤ったためだと判断できます。

「長期優良住宅促進法」では、住宅の断熱性能を表わす数値Q値を(関東以西のⅣ地域)2.7W/㎡・K以下としています。実際にこの数値を有する住宅であれば、床面積40坪の住宅ならば、12畳用(3.6kw)エアコン1台でほぼ家全体を冷暖房できます。

断熱性能を確認するには、単に計算数値のみで判断せず、実際に建築されてお客様が生活されている住宅を見学し、生活されているお客様に話を伺って判断して下さい。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 16:16 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は住宅の省エネルギー性能の断熱性能です。断熱性能とは言っても実際には熱を断つのではなく、熱の伝わりを遅くすることであり、断熱材も熱の伝わりを遅くする材料です。

住宅断熱を考えると、窓の断熱とそれ以外の部位の2つに分けられます。特に窓は住宅の中で、一番熱の流入流出の多い部位です。

省エネルギー住宅にするのであれば、窓のガラスは必ずペアーガラス以上にすべきです。また窓のサッシの素材(材料)も何でできているか考慮する必要があります。

一般的にサッシはアルミ製のものが大半ですが、ガラスをペアーガラスにしてもサッシがアルミだとアルミは熱を伝えやすいので、窓の枠及び窓の障子の枠から熱が大量に流出入するので窓の断熱性能が低くなります。また、アルミ枠の部分には結露してしまいます。ですから窓サッシには全部がアルミ製のものではなく、外部がアルミで内部が樹脂系等の断熱性能の高い製品を選ぶ必要があります。サッシ及び窓ガラスに関してはメルマガ実践編でより詳細に述べます。

次に窓以外の断熱に関してです。

住宅の窓以外の部位を確実に断熱をするには、断熱材の施工が大切です。断熱材同士、または断熱材と柱や梁などの間に隙間が生じない様に家全体を包み込まなければなりません。隙間が生じていると断熱性能は30%~40%も低下し、場合によっては断熱性能がほとんどなくなってしまうこともあります。ですから断熱材の施工は要注意です。

次に断熱材の種類による注意点です。断熱材には大きく分けるとロックウール、グラスウールなどの繊維系断熱材とウレタン、ポリエチレンなどの発泡樹脂系の断熱材の二種類があります。繊維系断熱材は確実に隙間なく施工した場合においても、特に注意しなければならないことがあります。

発泡樹脂系断熱材(水発泡の現場施工ウレタン等一部のもの除く)は、断熱材の内部に水蒸気が浸入しにくいため、断熱材内部で水蒸気が結露(このメカニズムはメルマガ実践編で説明します)しないのですが、繊維系断熱材にはほとんど抵抗なく断熱材の内部に水蒸気が侵入します。そしてその水蒸気が断熱材内部で結露して、断熱材の断熱性能を極度に低下させてしまいます。

ですから、繊維系断熱材を使用する時に特に注意することは、断熱材の内部に水蒸気が浸入することを防ぐために、シート(ビニールシート等)を断熱材よりも室内の部屋内側に確実に施工することです。

一般的に住宅の断熱性能は数値計算で算出するのですが、算出した数値が高い断熱性能を示している住宅にも関わらず、実際の住宅が寒かったり暑かったりして、冷暖房に何台ものエアコンを必要とする住宅は、施工が悪いか断熱材の選択を誤ったためだと判断できます。

「長期優良住宅促進法」では、住宅の断熱性能を表わす数値Q値を(関東以西のⅣ地域)2.7W/㎡・K以下としています。実際にこの数値を有する住宅であれば、床面積40坪の住宅ならば、12畳用(3.6kw)エアコン1台でほぼ家全体を冷暖房できます。

断熱性能を確認するには、単に計算数値のみで判断せず、実際に建築されてお客様が生活されている住宅を見学し、生活されているお客様に話を伺って判断して下さい。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 16:16 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

家創りセミナー基礎編の最後は住宅の省エネルギー性能です。

「長期優良住宅促進法」では住宅の省エネルギー性能を、次世代省エネルギー性能(品確法における4等級)以上としています。この性能を本当に有する住宅は、この地域(ほぼ関東以西のⅣ地域)だと床面積40坪程度の家であれば12畳用(3.6kw)エアコン一台で家全体をほぼ冷暖房できます。
このことを必ず記憶しておいて下さい。

住宅の省エネルギー性能を気密・断熱・遮熱の3項目に分けて説明します。

今回は気密性能です。1つの例えとして真冬にすごく暖かそうな厚手のセーターを着たとします。風のない部屋の中ならば暖かいですよね。でもそのまま強い風の吹く外に出たらどうでしょう。間違いなく寒くなってしまいます。でもそのセーターの上にウィンドブレーカーを着たら寒さを感じないで暖かくありませんか。
この風を遮ってセーターの中の暖かい空気を逃がさないウィンドブレーカーが住宅の気密性能なのです。いくら良い断熱材で住宅を覆ってもどんどん外気が家の中に入ったり家の中の空気が家の外部に漏れているようでは住宅の内部を暖かく、または涼しく保つことはできません。

気密性能とは、住宅の省エネルギー性能を確保するために必ず必要な性能の一つです。

「長期優良住宅促進法」では、最近の住宅は高い気密性能を有しているとみなし、規定していません。(高い気密性能を有している住宅は少ないのが現実です。)

しかし、ここで規定しなかったのは、大手住宅メーカーの住宅(特に鉄骨系住宅)は気密性能を高めることが難しいという事実があるために、大手住宅メーカーに配慮した結果だと思われます。

政府が世界に向けてCO2を25%削減する宣言しても、住宅の省エネルギー性能がこの様な形で骨抜きにされてしまうと住宅の省エネルギーによるCO2 削減は難しいといわざるを得ません。

私は省エネルギー住宅であるならば気密性能を表わす値、C値を少なくとも2cm2/m2以下にすべきだと思います。できれば1cm2/m2以下を目指すべきです。これから家を建築される方には必ず知っておいて頂きたいと思います。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 16:10 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は、住宅の耐久性能、長寿命化の2回目です。
前回は住宅を長寿命化する意義について述べました。
今回はどの様にすれば住宅の耐久性を高め、長寿命化できるのかについて話します。

木造の住宅を長寿命化するために、一番大切なのは、住宅の土台、柱、梁等の構造材を腐らせないとことです。
木を腐らせないためには、木を乾燥した状態(含水率を12%程度に保つこと)にしておくことです。木の含水率が30%程度以上の状態が続くと、木は腐り始めます。ですから、以下の項目が重要になります。

①地盤面より30㎝までの木材は地面からの水蒸気の影響等で腐り易いので、地盤面からの基礎の高さは30㎝以上にすること。
(コスミック・ガーデンの基礎の高さは45㎝)

②床下の地面からの水蒸気(水分)は土台等の床下の木材を湿らせるので、地面からの蒸散を少なくするために、ベタ基礎又は、防湿シートを床下に敷設すること。

③床下の地面から蒸散した水蒸気(水分)を床下から外部に効率よく排出すること。(現状では、床下の水蒸気を排出するために基礎パッキンが多く使用されていますが、基礎パッキンよりも床下換気口の方が床下の水蒸気を効率よく床下外部に排出できます。)
④外壁は、建物の構造本体との間に空気の流れる通気層を設けて施工をすること。
(通気層があれば、万一外壁にひび等の問題が生じて、そこから雨水が浸入したとしても、通気層で落下してしまうので、雨水が建物の構造まで到達して構造材をぬらすことはほとんど無いと考えられます。また、構造材がぬれたとしても、通気層を空気が通りぬけるので構造材は乾燥します。)
上記以外に住宅を長寿命化するためには、
①屋根葺材に耐久性のある材料、例えば、陶器瓦、ステンレスを用いること。

②外部に面する部分の板金等の金属には、ステンレスを用いること。

等が特に留意する必要のあるポイントです。

ここでは住宅の耐久性を高めるための基本中の基本を述べました。上記の住宅長寿命化に要する費用は、5万~20万程度です。

皆さん、住宅の耐久性を高め長寿命化することは、今後の住宅建築の必須条件です。「長期優良住宅促進法」でも、住宅の長寿命化は規定されており、長寿命化されていない住宅は、何度も言いますが「長期優良住宅促進法」の観点から見ると、欠陥住宅だと言えます。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 15:56 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は住宅の耐久性に関してです。

以前のメルマガで日本の住宅の寿命は平均約30年で他の先進国に比べて大変短いと言いました。

では耐久性能を上げて住宅の寿命を長くすると何が良いのでしょう。

一番は経済性です。そしてエコロジーにもつながっていきます。

一般にエコロジーのためにリデュース・リユース・リサイクルと言われますが、私はその前にロングユース(長く使用する)があると考えています。

これら、エコロジーに関する基本は消費を抑制することです。

消費を抑制することは費用がかからないということであり、経済性に優れていることとなります。

耐久性能を高め住宅を長寿命化することによって経済的にどの位違いが生じてくるのか、一例をあげて説明します。

耐久性能を高めて120年の寿命のある住宅を3,000万円で建築した場合と、日本の現状での平均である30年の寿命の住宅を3,000万円の住宅より5%安く2,850万円で建築した場合を比較してみます。

120年の寿命の家も補修等の費用が必要なので30年に200万円の補修を行えば120年間で3回となり600万円の費用が必要です。初期の3,000万円とあわせて120年間の合計が3,600万円となります。

方や、30年の寿命の家の場合は120年間で3度建て替えをすることになり、2,850万円×3回で8,550万円。初期の2,850万円と合わせて120年間の合計が11,400万円となります。

2つの例の差額は11,400万円ー3,600万円=7,800万円となり、毎月にすると7,800万円÷120年÷12ヶ月=5.4万円。54,000円です。120年の長寿命住宅だと月々54,000円を余分に使うことができるのです。

もしそのうち2万円を貯金すると、120年後には2万円×12ヶ月×120年=2,880万円の貯蓄ができて、120年後には住宅ローン無しでほぼ家の建て替えをすることができます。

現実には、建築費を銀行のローン等で充当することが多いので金利等を考えると、この2つの例の差はもっと大きなものとなります。

このシミュレーションでは、物価の上昇等を考慮せず大変簡単な計算をしましたが、長寿命の住宅の方が経済的に有利だということが理解していただけたと思います。

この様な経済的メリットがあるので国も「長期優良住宅促進法」で住宅の長寿命化を勧め、住宅を社会資本化しようとしています。

「私は30年ごとに建て替える」なんて言わないで住宅の長寿命化をもう一度考え直して下さい。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 15:54 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は室内環境の3回、湿気(湿度)に関してです。

湿気は空気中に含まれる水分です。湿気は直接的、間接的に人の健康に大きな影響を与えます。

梅雨から夏季における多湿な室内は居心地も悪く寝不足によるストレスを蓄積させるだけでなくカビの発生も誘発します。

また冬季の窓及び家の低温部には結露が発生しその結露にカビが発生します。カビは、カビの胞子及びカビをえさとして増殖したダニ、ダニの死骸などがアレルゲンとなってアレルギーを引き起こす原因となったアトピー、ぜんそくの悪化を招く等の健康被害を引き起こしてしまいます。

室内というより家全体の湿度を調整することによって、結露もカビも防ぐことができます。

それは単にエアコン等の空調器のみに頼るのではなく家自体の気密性能を高くしたり、家自体の素材に吸放湿性能を有するものを多用するなどして家の基本的な性能を高くすべきだと思います。

そのように性能を高めた家であれば空調器のない状態でも身体への負担を少なくすることができます。

また特殊な処理をすることによってアトピー、アレルギー、ぜんそくの症状を軽減させたり花粉症の症状を軽減させることのできる住宅も実際に建築されています。

この様な住宅が実存していることを知った上で御自身の家創りに取り組まれるべきではないでしょうか。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 15:52 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は住宅の室内環境の2回目、室内環境に大きく影響する温度と湿度(水蒸気)における温度に関してです。

日本では冬期の暖房といえば、火鉢で暖を取ることから始まって、各部屋ごとに暖房することが普通なのです。

ですから暖房器具のない廊下、トイレ、お風呂は寒いものだということが常識となっています。

暖房している部屋から寒い廊下やトイレに行くと、寒さでゾクゾクッとしますよね。これをヒートショックといいます。このヒートショックはあまり身体にはよくなくて、このヒートショックで脳卒中等を起こし亡くなる方が日本では1年間に1万人以上いらっしゃるそうです。

ではこのヒートショックはあきらめるしか仕方がないのでしょうか?

そんなことはありません。

住宅の断熱、気密(後のメルマガで詳しく説明します。)をしっかりと確保すれば、信じてもらえないかも知れませんが、1~2台のエアコンで家全体を暖房することができるのです。そしてその結果、ヒートショックも防ぐことができるのです。

夏期においても家全体を冷房することができるので、暑さで夜寝苦しく寝不足になってストレスを蓄積するようなこともありません。

「長期優良住宅促進法」では、現在の建築基準法では規定されていない住宅の断熱性能(省エネルギー性能)が規定されており、その規定に従った住宅であれば12畳用エアコン(3.6kw)1台で床面積40坪の住宅全館を冷暖房できる性能を備えることとなります。

この高性能な住宅はエアコンで家全体の暖房、冷房を連続して行っても今までの住宅の各部屋を断続的に暖、冷房するよりもランニングコスト(電気料金)は半分以下に抑えることができます。

今後はこのような性能の家が一般的になるように「長期優良住宅促進法」が施行されたのです。

どうでしょう。このような住宅が普通だとすると今、建築されている住宅であってもこの性能を有していなければ「欠陥住宅」といわざるを得ないのではないでしょうか。よく考えた上でどのような家を建築すべきか決定して下さい。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 15:50 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は住宅の室内環境についてお話します。

皆さん新築の家に入って「あ~新しい家の匂いね。」とか「木のいい香りがするなあ。」とか言われていませんか?

これらの匂いの元は室内に放散された化学物質です。木の香りも含めてこれらの室内に放散された化学物質は室内の空気に含まれるその量が多いとアレルギー、アトピー、喘息、不定愁訴(ふていしゅうそ)等を発症させたり、その病気の症状を悪化させたりしてしまいます。

今は使用する建材から放散する化学物質の量が規制されているため、以前のように新築の家に入ると目が痛くなったり、涙が出るようなことはなくなったのですが、使用する建材の種類によってはかなり化学物質の臭いのする住宅もまだ多くあります。

放散される化学物質で一番問題となるのがホルムアルデヒドです。濃度があまりにも高いと人を死亡させることもあります。合板や木を細かく粉砕して接着剤で固めて板状にしたパーティクルボード、ホモゲンという建材から放散されています。

合板は床材の合板フローリング等に多く用いられます。

また合板も含めパーティクルボード、ホモゲンは棚板、システムキッチン等のキャビネット、家具にも多く使用されているので住宅本体に使用された建材からはホルムアルデヒドがあまり放散されていないのに棚板、システムキッチン、家具を設置すると急に室内の空気が臭ってくる事があるのでこれらの付属設備品にも注意する必要があります。

次にビニールクロスです。

ビニールクロスも製品によっては、ビニールを柔らかくするために用いる可塑(かそ)剤等の独特な臭いのするものがあるので要注意です。

また、湿気の吸放出や臭いを吸着するとして人気のある珪藻土等の塗り壁材ですが製品によっては壁材を固めるためにその中に含まれる接着剤によって嫌な臭いが部屋中に充満してしまうので慎重に製品を選択しなければなりません。

これらのことを知った上で実際に新築の家に行き、家の中の匂いを確かめた上でどの建材を使うのか、どちらの建築会社に建築を依頼するのかを決定する必要があります。

また自然住宅と言って自然素材のみで建築した家とか自然素材を多く用いた家があり健康に良いという事をアピールしていますが自然の材料だから必ずしも安全とはいえません。

特に臭いの強い木材(ヒノキ、ヒバ、杉など)の放散する臭いの元となる化学物質は、木が害虫を寄せ付けないためのもので殺虫能力があります。従って濃度が高いとその化学物質がアレルギーやアトピー、喘息などの悪化を引き起こすことにもつながってくるのです。

ですから自然素材だから大丈夫という考え方は危険です。自然住宅であっても「欠陥住宅」となりうるということを知っておいて下さい。

次回は温度と湿気による室内環境の問題を解説します。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 15:48 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は耐震強度の2回目です。前回は「長期優良住宅促進法」では住宅の構造強度を現在の建築基準法より1.25倍強くするように規定しています。

よって「長期優良住宅促進法」の観点から見ると今、建築されている現行の建築基準法に従った住宅であっても構造的には弱く「欠陥住宅」となってしまうと言いました。

ここでは現状の住宅について話します。一般に大手住宅メーカーと言われている住宅会社の住宅はほぼ「長期優良住宅促進法」の規定している構造強度に達しています。ただしメーカーに確認する必要はあります。

次に枠組壁工法(一般的にツーバーフォー工法と呼ばれている)も構造は普通に建築しても強く、ほとんど補強なしで「長期優良住宅促進法」の強度に達しています。鉄骨及び鉄筋コンクリートの住宅は通常よりも強度を1.25倍にして設計をしなければなりません。

建築件数が一番多い在来木造住宅ですが、通常は構造強度を柱と梁または柱と土台を接合する斜めの材(筋交)で確保していますが「長期優良住宅促進法」の強度を得るには筋交では非常に難しくツーバイフォー工法の様に強度のある面材(例えば縦270㎝、横幅90㎝というような板状の材料)を柱、梁、土台に釘で打ちつけるなどの方法で構造強度を確保する必要があります。

ただしこのように若干の工法変更で在来木造住宅も問題なく強度を高めることができます。

ここで強度のある面材と言いましたがこの面材にも種類により強度の違いがあり、使用する面材の種類によって住宅の構造強度が左右されるので面材の選択にも気をつける必要があります。(詳しくはメールマガジン実践編で説明します)

ところで、「長期優良住宅促進法」が成立した数年前から住宅における品質及び性能を評価する住宅の品確法(※住宅の品質確保の促進等に関する法律)が制定されています。

この法律では耐震強度に関しては現行の建築基準法の強度を1等級、その1.25倍の強度を2等級、1等級の1.5倍の強度を3等級と規定しています。

この等級で言うと「長期優良住宅促進法」の規定は2等級になります。自然の変動に対応する備えは慎重すぎるということはないと思いますので耐震強度は品確法における3等級以上の住宅を建築されることをお勧めします。

当社コスミック・ガーデンの建物は標準で2等級以上の強度があるので3等級の強度を確保しても費用は10万円程度またはそれ以下で済みます。

次に耳にされることも多いと思いますが建物の制震、免震に関してです。制震ですが普通、建物は地震で揺れる際に一階よりも二階、二階よりも三階というように揺れ幅が上の階に行くほど大きくなります。

そして、その揺れが建物の構造に負担を与え、揺れ幅があまり大きくなると、構造がその負担に耐えられなくなり建物が破壊されます。

制震は、一階は制震装置を使用していない建物と同じように揺れますが、二階以上の揺れ幅を通常の1/2とか1/3に小さくする装置です。費用も一般の住宅で30万円から100万円程度ですみます。

次に免震ですが免震は建物を地面に固定しないで地震の揺れがキャスター付きの椅子のように、直接建物に伝わらないようにする装置です。

ですから建物の揺れは一階から小さくて済み建物が破壊されることがありません。

しかし、費用は一般の住宅で300万円~500万円程度と高額になります。制震も免震も地震の横揺れに対する装置であり縦揺れに対しては効力がありません。

以上のことを考慮して何を選ぶか決定して頂きたいと思います。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係わっています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 15:45 |
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は耐震強度です。

阪神淡路大震災、この震災で6400人を超える方々が亡くなられました。このことは皆さんよくご存知だと思いますが、もし建物の構造が強くて建物が壊れなければどれだけの方が命を失わずに済んだと思われますか?

それは90%以上に及ぶのです。そうです、建物が壊れなければ90%以上の方が尊い命を失わずに済んだのです。この震災の後に「建築基準法」の建物の構造強度の規定が引き上げられました。

大きな地震がある度にこの規定は引き上げられています。

ですから古い建物ほど構造強度が弱いのです。特に昭和56年以前に建築された建物は震度6強の地震で倒壊の恐れがあると言われています。

現在の建築基準法の規定に従えば震度7程度の地震において損傷はしても倒壊、崩壊はしない強度が確保できます。

しかし大きな地震の場合は本震の後で数日間に渡り余震が発生することがあります。

本震では損傷程度で済んでも、傷んだ建物が余震で倒、崩壊することはよくあります。

そのことを考慮してのことなのか「長期優良住宅促進法」では住宅の構造強度を建築基準法の1.25倍にするよう規定しています。

ですから「長期優良住宅促進法」の観点からみると、今建築されている建築基準法の規定する強度を満たす家であっても構造的には弱い建物であり「欠陥住宅」と言えるのです。

建築基準法は最低の基準を定めた法律であってそれ以上の性能の住宅を建築してはならないと言うものではありません。

現時点では、住宅の構造強度が「建築基準法」と「長期優良住宅促進法」のダブルスタンダードとなっていますが今後は「長期優良住宅促進法」の基準、またはそれ以上の構造強度で住宅を建築することが普通となり、そしてそれがより安心できる暮らしにつながるのではないかと考えています。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係わっています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 15:41 |
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