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家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > 実践編 > vol.53 住宅の気密(2)
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回も気密性能の重要性について説明します。

前回のメルマガで、風があると暖かい空気が外部に出てしまうので寒くなる話をセーターとウィンドブレーカーの例えで話しました。では、実際に住宅ではどのくらいの熱が逃げていくのでしょう。

例えば床面積150㎡(約45坪)の住宅で、片方の住宅はある程度の気密性能(C値が4㎠/㎡)、

他方の住宅は高い気密性能(C値が1㎠/㎡以下)。

この二つの住宅を気温5℃、室内20℃の冬の状態を想定して比較します。

無風の状態では、両方の住宅は換気のためにファンで1時間に0.5回の割合で住宅内の空気を全て入れ換えます。

この空気の入れ換えで、暖かい20℃の室内の空気が冷たい5℃の外部の空気に置き換わるので、住宅から1時間に約340kcalの熱が逃げていきます。

この時は両方の住宅で逃げていく熱量は殆ど変わりません。

ところが、風速4mとか10mの風が吹いてくると、両方の住宅に大きな差が生じてきます。

高い気密性能の住宅では、風速が10mになっても、室内から外部に出て行く空気の量は、殆ど無風状態の時と同じなので、逃げる熱量も約340kcalのままです。

しかし、ある程度の気密性能の住宅は、風の影響を受けて、室内の暖かい空気が外部に引っ張られ、無風状態の時の4倍もの空気が外部の空気と置換わってしまいます。

その結果340kcal×4=1,360kcalの熱が逃げてしまい、高い気密性能の住宅に比べて
1,360kcal-340kcal=1,020kcalもの熱が外に逃げてしまいます。

この熱量は1.2㎾の電気ヒーターをつけっぱなしにしておく時の熱量です。

この違いは大きいと思いませんか。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 18:16 |
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