家づくりスペック

家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > 実践編 > vol.54 住宅の気密(3)省エネルギー住宅における気密性能
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

前回までで省エネルギー住宅においての気密性能の重要性について説明しました。

では、省エネルギー住宅においてどの程度の気密性能が必要なのでしょうか。

前回、説明なしにC値という言葉を用いました。C値は住宅の気密性能を表す数値です。

C値の単位は㎠/㎡となります。

では、C値とはどの様な数値なのかを説明します。C値は住宅の隙間の大きさを表し、住宅の床面積、1平方メートル(㎡)につき、どれだけの面積(㎠)の隙間があるのかを表します。

例えば、床面積150㎡(約45.37坪)の建物でC値が2㎠/㎡であれば、建物全体では2×150=300㎠の隙間があることになります。

それでは、省エネルギー住宅では、どの程度のC値が必要なのでしょう。

以前、住宅金融公庫の基準では、気密住宅(気密性能の高い住宅)の規定は、北海道の様な寒冷地であれば2㎠/㎡以下で、岡山の様な温暖地であれば、5㎠/㎡以下という基準を設定していました。

しかし、現状ではこの数値は少し緩いと思います。世界の情勢を考慮するならば、C値は最低でも2㎠/㎡以下。出来れば1㎠/㎡以下にするべきです。

1㎠/㎡以下であれば、それ以上に性能を高めることに力を注ぐ必要はあまり無いと思われます。

それでは、現状の住宅のC値はどの程度でしょう。

古い住宅・・・・・・・・・10~20㎠/㎡以上
最近の住宅・・・・・・・ 4~8㎠/㎡以上
プレハブ住宅・・・・・・ 5㎠/㎡程度

以上の様に一部の高気密高断熱住宅を除けば殆どの住宅は今後の指標となるC値1㎠/㎡を大きく上回っています。

ですが、今後のエネルギーの問題等を考えると新築住宅のC値は1㎠/㎡以下を目指すべきだと思います。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 18:20 |
All Entry
〒700-0975 岡山県岡山市北区今1丁目12-25 TEL 086-243-8115 / FAX 086-243-8112
info@cosmic-g.jp