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家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > 実践編 > vol.56 住宅の気密(5)窓について
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は、熱の出入りが一番大きい開口部、窓についてです。

省エネルギー住宅における窓には断熱性能だけではなく、遮熱、気密性能が要求されます。

断熱性能を高めるためには、窓ガラスは必ずペアガラス以上にしなければいけません。

それも、全ての窓においてです。トイレ、洗面等の設備窓ならシングルガラスでよいだろうなんてことは絶対にだめです。全ての窓をペアガラス以上にすることです。

勿論、玄関ドア、勝手口ドアのガラスも同じです。ただし、青森とか北海道等の寒冷地の場合はトリプルガラスにする必要もあります。

次に窓サッシの枠の材質です。せっかくガラスをペアガラスにしても枠材が全てアルミだと熱の伝導率が高いので、そこから大量の熱が出入りしてしまい、窓の省エネルギー性能は低くなってしまいます。

ですから、窓サッシの材質を考える必要があります。寒冷地であれば、必ず樹脂(プラスチック)製を薦めますが、温暖地域であれば、外部がアルミで内部が樹脂(プラスチック)のものでも問題はありません。

ただし、全体がアルミで造られていて、内部のアルミに樹脂(プラスチック)のカバーがされているだけの物は使用しないで下さい。断熱性能に問題があります。

木製サッシも見かけますが、木製サッシにも種類があり、単純な木製サッシと、全体を木で造り、耐候性能を高めるために外部の木をアルミでカバーしたもの等です。

外部をアルミでカバーしたものは、外部の手入れが殆ど必要ありませんが、外部の木が露出しているものは、早ければ3年毎に露出している木部への塗装が必要となります。

また、木製サッシを含め、輸入のサッシは、メーカーにより品質に大きなばらつきがあったり、故障した時の部品供給に問題のあるものが多いので、高級でかつ、アフターサービスの確立している物以外は使用を避けたほうが良いでしょう。

「木製のトリプルガラス」と言う言葉に飛びつくのはやめた方が良いでしょう。

窓サッシの、手入れとアフターサービス、そして、断熱性能と品質を考えると、国産のアルミ樹脂複合サッシ、または、樹脂サッシを選択するのが賢明です。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 18:24 |
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