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家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > トピックス編 > vol.67 アメリカで外断熱工法の住宅が腐ってきている、という情報
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

アメリカで外断熱工法の住宅が腐ってきている、という情報が入ってきました。なぜこの様な現象が起きたのでしょう。

アメリカでは、外断熱用の断熱材に樹脂系(ポリスチレン等)の製品が多用されています。一般的に樹脂系断熱材は、水蒸気(湿気)を通しにくい材料です。外断熱工法は、樹脂系断熱材を住宅の構造材の外側に施工します。この場合、外壁の構成は、室内側から、内装材(壁紙、漆喰等の塗装、板張り等)・石膏ボード、または、土壁等・構造材・構造用面材(構造用合板、ダイライト等)・断熱材・透湿防水シート・通気層・外壁材、という順序になります。

冬季には、室内は暖かく湿度も外部よりは高い状態です。この時、室内の水蒸気(湿気)は、湿度の低い外部に向かって移動します。

ここで、水蒸気が断熱材の内部も透過して、通気層まで到達すれば、空気の流れによって、外部に放出されるのですが、断熱材が水蒸気(湿気)を通し難いので、水蒸気は断熱材の手前(室内側)に留まってしまい、そこで結露が発生します。

この結露水が構造材を濡らし、その結果構造材が腐ってしまうのです。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 18:40 |
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