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家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > 基礎編 > vol.10 住宅の省エネルギー性能・気密性能
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

家創りセミナー基礎編の最後は住宅の省エネルギー性能です。

「長期優良住宅促進法」では住宅の省エネルギー性能を、次世代省エネルギー性能(品確法における4等級)以上としています。この性能を本当に有する住宅は、この地域(ほぼ関東以西のⅣ地域)だと床面積40坪程度の家であれば12畳用(3.6kw)エアコン一台で家全体をほぼ冷暖房できます。
このことを必ず記憶しておいて下さい。

住宅の省エネルギー性能を気密・断熱・遮熱の3項目に分けて説明します。

今回は気密性能です。1つの例えとして真冬にすごく暖かそうな厚手のセーターを着たとします。風のない部屋の中ならば暖かいですよね。でもそのまま強い風の吹く外に出たらどうでしょう。間違いなく寒くなってしまいます。でもそのセーターの上にウィンドブレーカーを着たら寒さを感じないで暖かくありませんか。
この風を遮ってセーターの中の暖かい空気を逃がさないウィンドブレーカーが住宅の気密性能なのです。いくら良い断熱材で住宅を覆ってもどんどん外気が家の中に入ったり家の中の空気が家の外部に漏れているようでは住宅の内部を暖かく、または涼しく保つことはできません。

気密性能とは、住宅の省エネルギー性能を確保するために必ず必要な性能の一つです。

「長期優良住宅促進法」では、最近の住宅は高い気密性能を有しているとみなし、規定していません。(高い気密性能を有している住宅は少ないのが現実です。)

しかし、ここで規定しなかったのは、大手住宅メーカーの住宅(特に鉄骨系住宅)は気密性能を高めることが難しいという事実があるために、大手住宅メーカーに配慮した結果だと思われます。

政府が世界に向けてCO2を25%削減する宣言しても、住宅の省エネルギー性能がこの様な形で骨抜きにされてしまうと住宅の省エネルギーによるCO2 削減は難しいといわざるを得ません。

私は省エネルギー住宅であるならば気密性能を表わす値、C値を少なくとも2cm2/m2以下にすべきだと思います。できれば1cm2/m2以下を目指すべきです。これから家を建築される方には必ず知っておいて頂きたいと思います。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 16:10 |
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