家づくりスペック

家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > 実践編 > vol.29 屋根の素材について
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回から屋根に関してです。最初は屋根の素材についてです。

屋根は住宅の中で一番苛酷な環境に晒される部位です。夏季には表面温度が60℃を超え冬季には、-20℃以下になる地域もあり、酸性の雨や潮風に晒されることもあります。

また、火災の時には火の粉から住宅を守らなければなりません。これらの諸条件と、長期間の耐久性を考えると、屋根の素材は特殊な素材を除けば陶器瓦またはステンレスが適していると考えられます。

陶器瓦は、凍害と塩害のある地域では、その種類(釉薬の種類・焼成温度等)を選ぶか、使用を避けなければならない事もありますが、一般的な地域であれば、温度の変化にも耐え、酸性の雨、耐火性にも優れており、無機質(焼物)なので耐久性もあり、退色も少ないので塗装の必要もありません。

ステンレスは、陶器瓦の利点に加えて、凍害の心配もありません。ただし、着色してあるものは性能は落ちませんが、退色が気になれば、再塗装の必要があります。

以下は他の素材の問題点です。

①ガルバリウム鋼板・・・・
鉄の上にアルミ、ニッケルのメッキを施した素材です。メッキがどの程度の耐久性があるのかまだ結果が出ていないので、錆等の問題が生じる可能性があり、耐久性に問題がある。また、施工の時に切断等加工すると素材メーカーの30年保証は受けられなくなる。

②彩色スレート ・・・・・  
セメント系素材を板状にした物の表面を塗装したもので、(カラーベスト ・コロニアル   経年により退色し、防水性能も無くなるのフルベスト)で、10年毎の塗装が必要。また、素材も経年により柔軟性が無くなり、割れ易くなるので、耐久性に問題がある。

③セメント瓦  ・・・・・
セメント、または、コンクリートで瓦を造(モニエル瓦)り、表面を塗装したもので、経年により退色
し、防水性能も無くなるので10年毎の塗装が必要。塗装しないでおくと、表面が風化
して荒くなり、苔もはえてくる。また、強度も低下するので耐久性に問題がある。

屋根材には、防火性能、耐久性能、メンテナンスフリー性能に優れた素材を選んでください。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 17:01 |
All Entry
〒700-0975 岡山県岡山市北区今1丁目12-25 TEL 086-243-8115 / FAX 086-243-8112
info@cosmic-g.jp