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家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > 実践編 > vol.21 建物の形状による工事費の違いについて
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

今回は、建物の平面プラン(間取り)を考える上で知っておくべき建物の形状による工事費の違いについてです。

まず、平屋と二階建てによる違いです。一般的に平屋の方が二階建てよりも工事費が高くつくと言われていますが、その理由は?

ここで単純化したケースで考えてみます。

では、一辺が10m、一辺が20m、の床面積200㎡の平屋と一辺が10mの正方形の床面積200㎡の総二階建ての家を比べます。

まず、基礎です。平屋の基礎は面積で計算すると、10m×20m=200㎡。

総二階の家の基礎面積は、10m×10m=100㎡。

次に屋根です。計算を簡略化するために、軒の出を50cmとし、水平面で屋根面積を計算して比べます。

平屋の屋根面積は、11m×21m=231㎡。

総二階の家の屋根面積は、11m×11m=121㎡。

もう一点、工事費に大きな違いが生じる外壁です。ここでも、計算を簡略化するために平屋の外壁の高さを2.5m、総二階の外壁の高さを5mとして計算します。

平屋の外壁の面積は、2.5m×60m=150㎡。

総二階の外壁の面積は、5m×40m=200㎡となります。

ここまでの内容をまとめると以下の様になります。
①平屋の基礎面積  ・・・・・・200㎡
総二階の基礎面積 ・・・・・・100㎡

②平屋の屋根面積  ・・・・・・231㎡
総二階の屋根面積 ・・・・・・121㎡

③平屋の外壁面積  ・・・・・・150㎡
総二階の外壁面積 ・・・・・・200㎡

次に、この違いを金額にしてみると、(ここでの単価は概算の数値です)

基礎工事の単位面積(1㎡)の単価を20,000円

屋根の瓦工事の単位面積(1㎡)の単価を12,000円

外壁工事の単位面積(1㎡)の単価を10,000円

として計算。

①平屋の基礎工事金額  ・・・・・・4,000,000円
総二階の基礎工事金額 ・・・・・・2,000,000円

②平屋の屋根工事金額  ・・・・・・2,772,000円
総二階の屋根工事金額 ・・・・・・1,452,000円

③平屋の外壁工事金額  ・・・・・・1,500,000円
総二階の外壁工事金額 ・・・・・・2,000,000円

平屋と総二階の工事費の差額は ・・・2,820,000円

これを単位床面積(1㎡)にすると ・・・・・・14,100円

坪単価にすると       ・・・・・・46,611円  となります。

ここでの試算は、工事費に大きな違いの生じる項目の工事での概算です。

以上の様に平屋と総二階の建物では相当の工事金額の違いが生じることが理解していただけたと思います。

ですから、建物の工事金額を抑えるためには、総二階にすることが有効な手段だと言えます。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 16:43 |
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