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家づくりスペックTOP > メルマガバックナンバー > トピックス編 > vol.68 外断熱工法の住宅を腐らせずにすむ方法
2011-03-02

こんにちは。コスミック・ガーデンの藤井です。

前回のメルマガで、アメリカの外断熱工法の住宅が腐ってきている話を取り上げました。では、どのようにすれば外断熱工法の住宅を腐らせずにすむのでしょう。

一つの解決方法は、外断熱に使用する断熱材の素材を変えることです。

すなわち、断熱材を水蒸気(湿気)が透過しやすい断熱材に変えることです。そうすれば、水蒸気は結露せず断熱材を透過し、外部に放出されます。

二つ目の解決方法は、壁の内部に室内からの水蒸気(湿気)を侵入させないことです。

そのためには、前回書いた外壁の構成において、構造材の室内側にベーバーバリアという水蒸気を透過させないシートを切れ目無く、隙間無く施工することです。そうすれば、壁内に水蒸気が侵入しないので、水蒸気が断熱材の手前でせき止められることが無く結露の発生を防ぐことが出来ます。

ここで使用するベーバーバリアとして推奨できるのは、インテロ(商品名)のような建材です。インテロは、温度によって水蒸気の通しにくさが変化します。温度が低い時はより通しにくく、温度が高くなると、通し易くなります。

ベーバーバリアがあっても、完璧に水蒸気の壁内への侵入を防ぐことは無理です。どうしても、少量の水蒸気は壁内に侵入します。

ベーバーバリアが温度により水蒸気の通しにくさが変化すれば、冬に壁内に侵入した少量の水蒸気は、春から秋までの間、すなわち、ベーバーバリアが水蒸気を通しやすくなった時に壁内から室内側へ放出されます。

この様な施工をすることで、外断熱工法の住宅を腐らなくすることができます。


「家はあなたとあなたの家族の尊い命と輝く未来が係っています。ですから家創りには真剣にそして慎重に取り組んで下さい。」

では次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。

posted by コスミックガーデン | 2011/03/02 - 18:41 |
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