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「家を買った」ではなく「安全・安心を買った」。住んで一年、病気も劇的に回復した。

高梁市/Y様
先祖代々からの家を「最初はリフォームで考えていた」ところ構造的に無理なことが分かり、そこからY様の新しい家づくりが始まる。その家を建て替えるプロセスは、都市部の新興宅地に建てるのとはまた違うご苦労も事情ある。ましてY様の場合、建築前~建築中も、家に自営業の拠点づくりを進めながらの家づくりはとても大変だったことは容易に想像できる。
だがY様ご家族の家づくりへの情熱には妥協がない。長い時間を掛けて、大変だけれども諦めず、自分たち家族のためになる家をコツコツと造り上げられている。Y様は家づくりを振り返り、職人さんとの交流が「自分たちの仕事の勉強になった」としみじみと語られた。これも自営業だからこその視点と感覚であり、家づくりを通じてY様が手にしたのは決して家だけではない。
例えば、これからの高齢化・人口減少社会の中では、離れた実家に帰り新しい生活スタイルを検討される方もおられると思う。そういう方にもご参考になるお話ではないかと思う。

(聞き手:コピーライター岡本慶与)

最初はリフォームを考えていた。

――家を建てようとお考えになったきっかけは?

ご主人様:前の家が、つまり私の実家なんですけど、祖父以前の時代からの田舎の家で、古くなって雨漏りもするし冬は寒いし動線なんかも今の暮らしには合わなくて不便だしということで。

奥様:「古民家」という雰囲気でもなく単に「ザ・古い家」状態(笑)だったんです。トイレも外にあるタイプの家です。
もともと主人の父がここで自営業を営んでいたのですが、結婚を機に別の会社に勤めていた主人が故郷へ帰り、跡を継ぐことになったんです。それで、母屋に義両親たち、離れに私たち夫婦が住む形となりました。
当時、母屋の一部を事務所として使っていましたが、新たに入れる電子機器等は雨漏りや湿気の関係で離れに置かざるを得ず、また離れには水場がないので家事や仕事など日常生活が母屋との往復になり、それだけでも疲れる生活です。特に天候が悪い日などは濡れたり、寒かったりと、もう不便そのものだったんです。
そうこうしていると義父が亡くなった事もあり、離れから母屋へ私たちの生活拠点を移そうと考えていました。
そもそも私たち二人は、結婚当初より家を建て直したい夢はありましたが、その当時の家庭の事情や、義父の家に対する愛着もあり「家の建て替え」には積極的には動けなかったんです。

ご主人様:そんな色々な事情もあって、最初はリフォームを考えたんです。家に新しく仕事の事務所を併設できないかと考えていましたし、それで業者に家を見てもらったら構造的に一部改装は耐震構造などの問題もあって難しいと。技術的にも費用的にも新しく建てた方がいいのでは、ということでした。それで建てる方向で考えようかかと。

――住宅会社選びはどのように?

奥様:地元の業者さんや、主人の親族がリフォームをした時に「いい営業さんだったよ」ということで、その会社の話も聞いてみつつ、住宅展示場に行って見たり聞いたりというところからですね。
もともと二人とも「和風の家」が好きだったので、木の造りがきちんとしている会社がいいなと。それで各社の話を聞き、予算的なことも考えると、当時の段階での候補は親族の家をリフォームしたA工務店くらいかなという感じでした。

ご主人様:3年くらいは研究していたと思います。仕事の体制づくりのこともあって忙しかったので時間は掛かりました。

――3年間研究する中で、家や住宅会社に対する考えに変化はありましたか?

奥様:「和風」は変わりませんが、正直なところ営業さんとの相性が一番かなという思いはありました。私自身が「聞きたがり」「知りたがり」「言いたがり」なので、それにパッパッと応えてくれる人じゃないとモヤモヤするんです。

ご主人様:最初は「和風」「木造」以外にはそんなにこだわりは無かったんですが、自分が自営で仕事をしていることもあり、やはり営業さんの人柄がいいと会社もいいのではという感覚はありました。

ラジオから希望の光が差し込んだ。

――コスミック・ガーデンはどこで知られたのですか?

奥様:ラジオ番組です。いつも仕事中にラジオを聴くのですが、その日たまたま朝8時過ぎくらいにFM岡山を付けていたら、家づくりのコーナーかなにかで、何か変なこと言ってる人がいる~(笑)と思って。

ご主人様:私も後から聞いたんですが、家づくりの裏の話とかズバズバとこんなこと言って大丈夫かって感じで。

奥様:その時はこういう会社で建てちゃダメ的な話だったと思うんですが、だからといって自社の売り込みでもないんです。
住宅を建てるに当たって、ちゃんと裏事情の知識も持って、何がいいか悪いかを分からないといけない。その話なら来てくれれば詳しく話します。ウチで建ててとは言わない、どこで建てるにしろ、とにかく家のことをちゃんと分かって建てて欲しい。といった内容で、「そりゃそうだわ~!」と思ったんです。
その時まで、まずリフォームが無理だったり、住宅会社選びも消去法だったりしてなかなかピンとくる会社に決められない、前に進まないし仕事も忙しい。そんな時期が続いてちょっと家を建てることに心が折れていた部分もあったんです。そこにラジオを聴いてその折れた心に希望の光が差し込んだ(笑)。私には閉じていた部分がパッと開いた感じでした。
ラジオで見学会の案内も聞いて、ちょっと面白そうだから行ってみようとなり、船穂の完成見学会に二人で行ったのがコスミックさんとの最初の接点です。

――見学会でのコスミック・ガーデンの印象は?

奥様:気ままに見ていたら社長が話し掛けてこられて、結構いろんな話をしたんですが、私にはちんぷんかんぷんでした。ただ熱意を持って話をしてくれているのだけは分かりましたし「ちょっとこりゃ勉強しなきゃいけないぞ」と思いました。
船穂のお宅は「和風」とは違う雰囲気でしたが、無垢の木を使うことも分かったし、他社を含め後の見学で見比べるポイントの知識にもなりました。

ご主人様:「暖かいなという」印象はありましたが、当時まだ家の知識も少なかったし、たまたまその家が和風でなかったのもありますが、自分としては、最初はどうしていいか、どう考えていけばいいかがまだはっきりしない感覚でした。ただ家を建てるに当たっての気構えというか、自分たちで進めないといけないなという思いにはなりました。

奥様:私はノリノリで見たり聞いたりして好印象でしたが、主人はものすごく考えるタイプなんです。

うっそ、鼻水止まるんだ!

――その後、住宅会社選びはどのように?

奥様:コスミックさん他社さん含め結構いろいろ見に行きました。

ご主人様:妻はアレルギーがあるので健康面でどうなのかや高気密・高断熱という性能の大切さなどもコスミックさんと他社の話を聞いて見比べながら勉強していった感じです。

奥様:私はアレルギー、花粉症、シックハウスもあり、身体がアレルゲンに強いタイプではないので見比べると身体が「大丈夫な家」「大丈夫じゃない家」を教えてくれるんです。
ある時、アレルギーで鼻水症状が出ている時にコスミックで総社の見学会に行って家の中に入ってしばらくしたら鼻水が止まったんです。「うっそ、止まるんだ!」と思って。今までそんな経験どこに行ってもなかったんです。逆のパターンはたくさんありますけど(笑)。

ご主人様:コスミックさんの家を経験したので、寒い、臭い、鼻水出る、という家の差がよく分かるようになったのはあります。他社のある家では壁付近からボンドのようなニオイも分かる時があった。コスミックさんの家を知らないと、どこもこんなものかと思い込んでいたかもしれない。

奥様:だからコスミックの見学会に行くと、心地良くて。あ~家に帰りたくね~寒いし鼻水出るし~(笑)って。
ご主人様:性能面は体験できたけど、自分の家の土地での構造的なことや造りはどうなるのかも知りたくて、一度、決める前にコスミックの社長に現地を見に来てもらって話もしました。

いい・悪いをはっきり言う社長、気持ちも汲み取ってくれた。

――最終的にコスミックになった決め手とは?

奥様:私としては最初の出会いの段階で、詳しいことは分からなくても感覚的に「あっここだ」と思っていました。社長に惚れた、じゃないですけどこの社長に家を建てて欲しいと思いました。今まで会ったことのないタイプでしたし、あそこまで自分の会社に自身を持って話をする人はいなかったし、専門的なことや性能にも裏付けがある。できないことや、した方がいいこと、しない方がいいことをはっきり話されるし、何より私たちの気持ちを汲み取ってくれていました。

ご主人様:社長とも担当の山田さんとも話をする中で、性能も含め、もうここだなと感じてきていたし、最後はもう着いていこうじゃないですけど信頼感です。大手と違って事務所も皆さんアットホームだし、気さくに話ができたのも良かったです。

――設計に当たってのご要望などは?

奥様:大前提として自営業で仕事が中心の生活になるので、事務所機能と生活空間がうまく融合しつつ別けられること。将来事業所を独立しても生活スペースへの汎用性が利くようにも考えました。建設に入っても仕事の拠点は移動できないので建築中は仮事務所として離れに水場や仮設のトイレ等を作ってもらいました。
あと私は、全般的に床部分は素足で生活したかったのでそれができるようと、ウィンターガーデンも欲しいと。
それと以前から、仕事の関係でお義母さんとは食事のタイミングなども違ってくるので冷蔵庫は別々だったんですが、お義母さんからのリクエストでこの機会にキッチンも2つにして半2世帯住宅のような使い勝手ができるように考えました。
全体の間取りに関しては、私たちの部屋や事務所、2階などは主人との意見がほぼ一致だったので早々に決まっていきましたが、義母の生活空間を別に造ったので、義母の納得のいく部屋造りには時間を掛けました。それに田舎ならではの昔からの風習や、方位などもですが、親族の訪問、帰省などを考えて和室の配置や動線などは義母に相談しながら図面の検討を進めました。

ご主人様:間取り図面は何十枚にもなったんじゃないかな。山田さんとああでもないこうでもないと、結局2年くらい掛けたと思います。その間にも他社やコスミックさんの家を色々と見に行ったりもしてたんです。

奥様:照明や壁紙ほかの内装や、キッチン、お風呂の種類とか、ウチの参考にできることはないかな~って。
仕事の段取りをしつつ家の打ち合わせもしないといけないという大変さでしたが、今思うとよくやったなと、自分らを褒めたいとこです(笑)。

職人さんを見て、自分たちの勉強になった。

――建築中に印象に残っていることは?

奥様:私、ず~っと最初から最後まで見ていたんです。仮住まいが目の前だったので。

ご主人様:私は昼間は仕事で出ていますが、妻はわーわー話しながら勝手に出入りしてました(笑)。

奥様:私、最初は大工の河原棟梁がめっちゃ恐かったんすよ(笑)。全然笑ってくんね~って。でも段々打ち解けていくとめっちゃおもろいおっちゃんやんと思って。ほかの大工さんともオープンハートな感じになると、色々と施工のアイデアの話とかも聞けれて楽しかったです。実は棟梁のご親戚がこの近くで、棟梁は今でも色々と気にかけてくださっていて、秋にはブドウひと箱持ってきて頂いたりとか。

ご主人様:ひと箱といっても市販用の化粧箱じゃなくて業務用の大きな分で、出荷レベルですよ(笑)。

奥様:それと私はこの建築中に、大工さんチームもそうでしたが、解体業者さんから様々な業者さんとお付合いさせて頂いた中で、自営業者として「あっこういう風に対お客さんに接しなきゃいけない」という自分自身の気付きや学びになったんです。これは色々な職人さんが来られる中で私がひしひしと感じたことです。私たちの自営業はなかなか「教わる人」も少なくて今までやってきているんですが、基礎職人さん、電気職人さん、瓦職人さんほか業種は違えど様々な業者の方の仕事の進め方、その丁寧さ、説明や会話のし方など見ながら、家造りとは違う意味でも本当に勉強になりました。
皆さん自分の仕事に自信と責任と誇りを持っておられて「芯」がある。そこがすごいな~と実感しました。
家づくりは大変でしたけど現場でも手で触って、見て、聞いて、楽しい一年でした。職人さんには邪魔だったでしょうが(笑)。
「気密テスト」にも立ち会いさせてもらって、フンフンここから風が出てなるほど、とか。あと写真はず~と撮っていてまだ全部整理できてませんけど、それこそ解体前から新しく完成までタイムラプス動画ができます(笑)。

以前は「寒がり」だったが、体質の変化も感じる。

――ご入居されて住み心地は?

奥様:入居が2014年の12月で冬だったんですが、正直最初、高気密・高断熱住宅の「住み方」が分からなかったんです。真冬でも寒くない家ですごい快適だったんですが、前の家の寒さに身体が慣れていたこともあり、最初は外の寒さとコスミックの家の中の温かさのギャップに体温調節が着いていかなくて主人も私も風邪をひいてしまいました。
山田さんにエアコンの使い方など含め「どうすればいいの教えて~」と相談しつつ、ジワジワと快適さを実感していった感じですかね。今年の冬はだいぶ分かってきたのでそんなこともなく快適です。床は冬でも裸足で動けるのでとても楽です。

ご主人様:以前は家も外も寒い環境で、すごい「寒がり」だったんですが、それが最近は外が寒くても大丈夫な感じになりました。以前は家が寒くて寝ても疲れが取れない感覚もありましたが、今はしっかりリラックスできるというか疲れが取れているんだと思います。
「しもやけ」にもならなくなったし、見えない部分で体質の変化があるように感じます。

奥様:リラックス感はすごくありますね。仕事空間と生活のリラックス空間を壁紙とか床もはっきり分けたのでON・OFFの切り替えも楽ですね。

――梅雨や真夏の時期などは?

奥様:夏もちょっと住み方が分からなかった。前の家は隙間だらけで冬は極寒でしたが、夏は屋根もぶ厚くて逆に過ごしやすい感じだったんです。窓を開けて寝るとかね。それが高気密・高断熱で窓は開けずにエアコンで調節となると、ちょっとその夏のエアコンでの暮らしに2カ月くらいは慣れなかったですね。
但し、湿気に関しては梅雨時期も夏場も以前のような心配や不快感は全くなかったです。何も対処を考えなくていいというのはとにかく楽です。

ご主人様:夏のエアコン暮らしについては昨年は実験の連続だったですが、だいぶコツも分かってきたので、今年は大丈夫かと思っています。

全て会社任せではなく、自分たちで造り上げた喜び。

――特に気に入られている部分などは?

奥様:特にどこというか全部かもしれませんが、とにかく自分たちの好きなようにしたので、どこを見てもニヤニヤしてしまう(笑)。
コスミックさんではお勧めはあっても基本どこからでも好きなように選んでください、なんで自由なんです。逆に選択肢が多すぎての大変さはありますが、自分たちで選んで組み合わせて造り上げていく喜びは大きいです。そういうのが好きな人にはたまらん楽しさですよ。

壁紙とか照明とか間取りもそうですね。特に壁紙に関しては私自身が色彩学や美しい模様などにも興味がって、田淵さんから膨大なサンプルと共に風水との関係を教わって吟味しましたね。
でもコスミックさんではそういうのが普通のことで、住宅会社に任せるのではなく、こちらが意見というか方向性を考えるのが当たり前だと思っていました。自分たちで発想・考えながら自分たちなりの面白みを満々に込められた家なので、どこを見てもニヤっとしてしまうんです。

ご主人様:前の家の床の間にあった小窓飾りが解体の時にたまたま生き残って、山田さんや棟梁にも相談して仏壇上のスペースに活かしてもらったんです。前の家で使える材料もなかなか無かったんですが、ちょっとでも先祖が目にして親しんだものを引き継げてよかったかなと思っています。

――コスミックでの家づくりを通じて、今、改めて感じることなどありますか?

奥様:もし他社で建てていたら、たぶん今の考え方や勉強してきたこととか含め、今の自分はここにいないだろうなと思います。
色々な人のお話を聞いて自分の考えを持つ、その考えを人に伝える、人のお話されることを自分のものにするということの大切さを経験をしましたし、大袈裟に言えば家を建て直すと同時に自分を立て直した、とでもいうような私なりの成長があったと思います。

ご主人様:単に家を建てたということだけではない、いろんな勉強になったのは確かですね。

奥様:コスミックで色々なお宅を見た時に、私はこの人はどんな考えでこの家を建てたんだろう、内装や間取りの一つ一つもどんな気持ちや想いで創り上げたんだろうとずーっと考えながら見ていたんです。その中で、好みは別としても、想いが伝わってくるというか建てた人の意志を隅々まですごく感じるお宅ばかりで刺激と衝撃を受けた。だから家ってこうやって建てるんだ、建てる人の想いってこんなに出でるものだし大切なんだなと感覚的に学んだんです。それもコスミックだからだったんだと思います。

当事者として家づくりに参加する努力を。

――最後にこれから家を建てる方に何かアドバイスを。

奥様:まぁー覚悟がいりますよ(笑)。生半可な気持ちで家は建てない方がいいと思いますね。自分が勉強しなければ自分たちのためになるような家はなかなか建たないと思います。それはコスミックさんでも他社さんでも同じだと思います。
大金を掛けて何十年も住む財産をつくることですし、皆さんそれぞれ条件があると思いますがその中で一生懸命な努力は必要だろうし、どこで建てるにしてもそういう施主さんでいて欲しいと思います。その方ができた時にきっと楽しいんじゃないかと思います。
あと私もそうでしたが、技術的なことは分からなくても感覚を研ぎ澄まして感じること、五感でなんとなく感じる感覚も大切かと思います。

ご主人様:物理的に分からないところは業者を信頼するのみですが、その信頼に値するかも自分たちの努力がないと見えてこないかもしれない。とにかく会社に任せて建ててもらうではなく、自分たちで建てるという気持ちで、当事者として家づくりに参加することが大切だと思います。

――Y様、本日はお忙しい中、有難うございました。


(H28年2月取材)
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