竜巻注意報
観ていたら、画面を見て驚きました。
私は初めて見たのですが、ニュース速報のように、
番組の映像の上にかぶせて
「岡山県 竜巻注意報発令」
と表示されたのです。
「岡山県は、竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっています。
空の様子に注意してください。雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しが
ある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
落雷、ひょう、急な強い雨にも注意してください。
この情報は、5日2時00分まで有効です。」
「えっ?竜巻?」
・・・初めてということもあったのですが、
一瞬、思考が止まってしまいました。
「うち、地下室無いし、頑丈な 建物って・・・小学校?
夜中の0時に、家族を起こして行くの?」
他のチャンネルを見て、NHKも、他局も速報が出ていない。
そうしているうちに、3分程度で最初の速報も消えたので、
「まぁ注意報だし、携帯電話にも警報が来ていないし、大丈夫かな・・・」
と、どちらかというと楽観バイアス的な方に考えて、
「でもこれで何もせずに竜巻を食らったら後悔するだろうか」
と少し不安を持ちながら、ニュースの続きを見ていました。
結局、何もせず、何も起こらなかったのですが、
はたしてこれでよかったのか?
とりあえず、岡山に竜巻が発生したことがあるのか、
ネットで検索してみました。
すると、平成21年に、1度、大きい被害があったようです。
最近なので、私が知らないだけも知れません。
場所は、美作市。
国の調査資料より、被害写真をお借りします。
こんな風に屋根が飛ばされたお宅がありました。
後で紹介しますが、国がざっと調査した報告資料には、
破壊された構造の写真や解説図まで掲載されていました。
軽自動車が、100mも飛んでいました。
このような民家も。
元の情報は、こちらをご覧ください。→ 美作市の竜巻被害
報告資料には、
「緊結が十分でなかったために、屋根が浮き上がり飛ばされた」
と書かれています。
私の整理としては、本当に竜巻が直撃する状況になったら、
2階の屋根は飛ぶかもしれないし、飛ばないとしても
かなりの風圧を受けるし、窓も風圧で割れ、家の中にも
かなりの暴風がくるように思えるので、1階の中心部近くで
窓がない所に避難しようかと・・・
我が家の場合、クローゼットの中か、脱衣所になると思います。
家がひっくり返るくらいの竜巻の場合は、何もできなさそう。
家が引きはがされても生きていたら、基礎の立ち上がりの横に
貼りついてやり過ごせるか頑張るしかないです・・・って、想像できない。
私の父は建具屋で「自然とはケンカしない」というのが口癖でしたが、
ホントに自然の驚異に立ち向かうというのは、簡単ではないです。
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