まだまだです。

2013/10/21
この週末は、岡山市北区日吉町のS様邸で

完成内覧会でした。

 

久々の予約不要のフリーの見学会。

初めての方から、もう何度もいらっしゃって頂き、

かなり詳しい方まで、大勢の皆様にご来場いただき、

誠にありがとうございました。

 

家の仕様の話は何故かとても楽しいので、

いつも楽くお話させて頂いています。

 

でも、今朝妹尾さんと話していて

「その説明、違うよ」と言われたものが

ありました。

 

当社の特徴の一つの、ウィンターガーデン。

冬は外を閉めて日射を取り込み、室内を暖めます。

夏は内側を閉めて、深い庇(ひさし)のように使います。

 

今回のS様邸、サッシは全て現在の当社標準の

オール樹脂製サッシですが、ウィンターガーデンだけは、

内側の掃出し窓が樹脂サッシ、外側の窓が樹脂・アルミ複合サッシでした。

 

何もご説明していないのに、サッシが違うことに気づかれた

あるご検討中のお客様。

「ここだけ違いますよね」

スゴイ!!と感心している場合ではなく、ご説明させて

頂いたのが、「外側はそこまで断熱が不要だから・

コストも下げられるので」という内容でしたが、

これは間違いでした。

 

ウィンターガーデンだけは、外側のガラスからは太陽光を

取り込みたいので、金属膜を張り付けたLow-Eガラスではなく、

通常の断熱・遮熱処理の無い通常の透明ガラスを使います。

しかし、当社の標準採用のYKK社のAPW330が断熱性能を

重視しており、ラインナップに透明ガラスタイプがありません。

 

そのため、ウィンターガーデンの機能性を考慮して、

外側の窓だけ、透明ガラスが使える樹脂・アルミ複合サッシの

エピソードシリーズを使っているのでした。

 

 

自宅にもウィンターガーデンがありながら、

何とも情けない間違いをしてしまいました。

 

しっかり理論的な説明ができて、初めてご納得頂く

意味があるところ、まだまだ勉強不足です。

 

ご説明させて頂いた皆様、申し訳ございませんでした。

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