まだまだです。
完成内覧会でした。
久々の予約不要のフリーの見学会。
初めての方から、もう何度もいらっしゃって頂き、
かなり詳しい方まで、大勢の皆様にご来場いただき、
誠にありがとうございました。
家の仕様の話は何故かとても楽しいので、
いつも楽くお話させて頂いています。
でも、今朝妹尾さんと話していて
「その説明、違うよ」と言われたものが
ありました。
当社の特徴の一つの、ウィンターガーデン。
冬は外を閉めて日射を取り込み、室内を暖めます。
夏は内側を閉めて、深い庇(ひさし)のように使います。
今回のS様邸、サッシは全て現在の当社標準の
オール樹脂製サッシですが、ウィンターガーデンだけは、
内側の掃出し窓が樹脂サッシ、外側の窓が樹脂・アルミ複合サッシでした。
何もご説明していないのに、サッシが違うことに気づかれた
あるご検討中のお客様。
「ここだけ違いますよね」
スゴイ!!と感心している場合ではなく、ご説明させて
頂いたのが、「外側はそこまで断熱が不要だから・
コストも下げられるので」という内容でしたが、
これは間違いでした。
ウィンターガーデンだけは、外側のガラスからは太陽光を
取り込みたいので、金属膜を張り付けたLow-Eガラスではなく、
通常の断熱・遮熱処理の無い通常の透明ガラスを使います。
しかし、当社の標準採用のYKK社のAPW330が断熱性能を
重視しており、ラインナップに透明ガラスタイプがありません。
そのため、ウィンターガーデンの機能性を考慮して、
外側の窓だけ、透明ガラスが使える樹脂・アルミ複合サッシの
エピソードシリーズを使っているのでした。
自宅にもウィンターガーデンがありながら、
何とも情けない間違いをしてしまいました。
しっかり理論的な説明ができて、初めてご納得頂く
意味があるところ、まだまだ勉強不足です。
ご説明させて頂いた皆様、申し訳ございませんでした。
コメント