ダイキンHVACセミナー
場所はコンベックス岡山です。
商品も展示されております。
まず注目は、本日発売の「エネキュート」。
エコキュートと違うのは、写真中央の背の高いタンクと
右の背の低い室外機(ヒートポンプ)との間を行きかう
熱を運搬する「冷媒」に、R32という新冷媒を使っている点。
今後、この室外機に複数のエアコンや床暖房もつけられる
「マルチ構成」になる可能性を持った仕様ということです。
給湯機としてみると、タンクの容量は318ℓですが、
貯湯温度は65℃というエコキュート(90℃)と比較して
低温度で貯湯するので、42℃のお湯が420ℓ使えます、
という換算になり、謳い文句としては「3人家族様向け」。
ちょっと小さめサイズですが、貯湯温度が65℃
ということでヒートポンプの効率は良く、値段も
低めに抑えられるということです。
まだ発売したばかりですので、当社も今後
詳しく説明して頂くようお願いしました。
もう一つは、ヒートポンプ式の床暖房。
こちらは以前からあったものですが、こちらも
ヒートポンプという屋外のエネルギーを使って
暖房する仕組みを使っているので、効率は
良いです。
高気密・高断熱では基本的に床も冷たくない
温度で維持できるので、無くても大丈夫と
ご説明していますが、もし導入される場合は
エネルギー効率の点でヒートポンプ式が
おすすめです。
ちなみに、無垢材の床に床暖房を使う場合は
床材が反ったりしやすいので、変形しにくい
床材を使う必要があります。
などと見ていると、セミナーが始まる時間になりました。
セミナーの内容は、
今年度実施される「省エネ住宅ポイント制度」、
今年度の「ゼロエネ住宅」の補助金、
2020年度に義務化される「25年度省エネ基準」
などなど。
国も完全に省エネ住宅に舵を切っていると
思わされる内容でした。
当社の方向は間違っていないので、
これまでと変わらず地道に進んで行きましょう。
おまけですが、タイトルにもある「HVAC(ヒーバック)」は
Heating(暖房), Ventilation(換気), and Air Conditioning(空調)
の頭文字で、セミナー主催の
ダイキンHVACソリューション中四国(株)さんの
社名にも使われています。
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