建築・建材展2017
建築・建材展に行って参りました。
毎回ビックサイトの外観を載せて
見飽きた方も多いと思いますので
今回はすぐそばにあるオブジェの
写真を掲載します。
個人的には日本製のノコギリが好きですが、
外国の方が見たらわからないからということで
こうなったのでしょうか。
来るのは4回目くらいになりますが、
建築・建材展とJAPAN SHOPです。
今回はセミナーを中心に参加しました。
熊本地震から学ぶ住宅の耐震についてのセミナーと、
いつもの住宅の性能と健康との関係のセミナーに
参加し、耐震についてのセミナーでは、耐震等級に
ついて大学の専門の先生から詳しい説明があり、
初耳のこともあり参考になりました。
「建築基準法の想定している大地震は300~
400ガルで、震度6弱か6強の下の方」
「建築基準法を守っているだけでは、震度7
(800ガル~)で倒壊しないとは言えない」
「建築基準法ぎりぎりに作った建物は、
震度6強の地振動で倒壊している(震動実験)」
など、建築基準法だけでは不足しているという
提言が沢山盛り込まれていました。
※震度と加速度(ガル)は厳密には異なりますが
そのことも断ったうえでの発表内容でした。
住宅の室温と健康のセミナーは、いつもの
慶應大学の伊香賀先生で、内容も先日大阪で
聞いたこととほぼ同じでした。
今の寒い家を一軒でも減らそう、という取り組みを
全国行脚しながら進められているので、少しでも
多くの方に知られてほしいと思います。
展示場の方は、見たことのあるものが9割以上で、
小物はありましたが、これは!と思う大きなものは
ありませんでした。
断熱材や窓もかなり減っており、ZEH騒ぎも
ひと段落したような雰囲気です。
やはり展示会に出せるということはそれなりに
資金的・人的な資源が確保できる企業ということで、
毎年新しいものが出続けるというものではありません。
しかし1つ2つでも使えるネタがあればと思い、
今後もできるだけ参加したいと思います。
夜は懐かしい取引先の方と会食をしたり、そこで
新しい建材メーカーさんとの出会いがあったり、
翌日は東京のど真ん中に建っているOB様宅に
アフターに伺い、屋根に上がったりと、短い割に
盛り沢山の2日間でした。
でもやっぱり岡山がいいな・・・と。
着陸前の機内から外を見ながら思いました。
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