最近の検証(熱の移動量)

2018/03/02
毎日バタバタしていながらも、

あまりまとまったご報告が

出来るものが無いので、最近の

活動のご報告で失礼いたします。

 

最近の検証の一つは、冬の熱流量の測定です。

床や壁にペタッと貼ると、そこを通る熱の量が分かる

というセンサー。例によって東京大学の前先生から

お借りしております。

 

 

色々なところに張ると、そこから外に逃げている熱量が

測れ、キチンと断熱が効いているかわかるというわけです。

 

コスミックの建物は脱衣所が基礎断熱になって

いるので、床断熱との熱の逃げ方の違いも測ります。

 

もちろん中も。

このほかに、窓や壁も測りました。

 

ちなみに当社の建物だけでは物足りなかったので、

お知り合いの工務店さまの全面基礎断熱の建物でも測らせて

頂けるかお願いしたら、快く承諾していただけました。感謝です。

 

現在、そちらを測定中です。

 

でもやっていて思うのは、既に、メーカーからは

断熱材などの熱伝導率が提示されており、国からは

家の断熱性能の計算方法が提示されています。

つまり、各部位の熱流量の理論値はあるわけです。

 

その値や計算方法が正しければ、計算と実態が

合っているはずなので、こんな風に個別に測定

しなくてもよいはずで・・・。

今回測定していて、その理論通りにホントに

熱が移動しているか、という理論の裏付け検証の

ように思えてきます。

 

既に暖かくなってきていますが、完全に暖房が

不要となる4月ごろには測定が終わると思います。

その後の集計・考察が楽しみです。

 

熱流量以外にも、何邸か、継続的に各部屋の

温度などを測定させて頂いております。

このように検証しながら、今やっていることが

ベストなのか、もっと良い工法・手段があるのかを

確認しています。

 

 

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