樹脂サッシ工場 in 熊谷
「気温45度まで表示できる巨大温度計を設置」
と報じられました。毎年高い気温を記録することで
有名な場所ですが、この度生まれて初めて行って
来ました。
今年2月に、最低気温マイナス30を越える
という帯広市に行きましたが、両方の都市に
記録日に行くと気温差70度以上になりそう
ですね。
そんな熊谷市に、樹脂サッシの工場があります。
創業145年という株式会社栗原さんにお邪魔しました。
カナダから高性能樹脂サッシの枠材を輸入、
ガラスは日本国内の大手メーカー品を購入、
それらを自社工場でカットしてアルゴンガスを
封入して組み立て、「K-WINDOW」という
自社ブランド商品として販売されています。
性能は国内大手品と同じかやや高め、
お値段もやや高めです。
自社工場だけに寸法が自由ということで、
規格ものから選ぶのではなく、オーダーメイドに
「自由に描いた住宅のデザインのまま、
高性能な窓を作れます」
というコンセプトです。
三角や半円、丸型の大きな樹脂窓も製造できる
とのことでした。
もちろん一般的なすべり出し、引き違い、
FIX、掃き出しなどの窓もあります。
気になる気密性能も高いとの説明でした。
また、外部シェードを付けられるものも。
このあたりの小回りがききそうです。
輸入の型ガラスや、
内側に木枠を付けて木サッシのように見せたものなど、
工夫された商品もいろいろとありました。
気になる耐候性については、国内大手品のような
表面のアクリルコーティングはありませんが、
樹脂自体の二酸化チタンの含有量を増やして
紫外線劣化に対する抵抗性を上げているとのこと。
また安定剤に鉛を使うこともなく、代わりに
錫(すず)を使っているそうです。
こんな変わったものも・・・もはや趣味の世界?
↓クリックすると動画が見られます。
変わった動きをしますが、ドレーキップと同じ
「内倒し」の状態で固定できる、パラレルウィンドウ
というものです。
もしかすると今後、デザイン的に変わった形状の
窓が欲しい場合などに登場するかもしれません。
もっと見たい!!という方はこちらへ → 株式会社栗原
熊谷市の翌日は、同じく埼玉県の草加市にて
先月と同じく、wallstatという地震シミュレー
ションソフトの研修に行ってまいりました。
その件は今後社内で練っていきますので、
また内容がまとめられたらご報告いたします。
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