外壁遮熱・断熱実験
何やら、会社の外に外壁の切れ端が並んでいます。
そして、そのそばで何やら話し合う社長とS先輩…
実は、本日は、日射の影響をさらに低減できる外壁構造を探るための
実験をしています。
…というと仰々しいのですが、裏を見ると、幾つかの材料と空気層の
構成を4パターンに分けていることがわかります。
これを日射にさらし、裏側の構造材の温度変化を計測します。
・・・さて、実験していると「このパターンもやってみよう!!」ということで、
実験対象の外壁が足りなくなりました。
そこでS先輩が「ワイルドだろ?」と言わんばかりに、電動ドライバー片手に
組み換え作業に取り掛かります。
社長も手伝いながら…
(岡本も写真撮ってないで手伝え!!とは誰も言いません)
ふと通りかかったご近所の方に「また何かやってるんですか~」的に
話しかけられたり。新入りの私は初見ですが、いつもの光景のようです。
やっていることだけでいうと、単純な実験ではありますが、
こういった地味なことを、人任せにせず、自らの目で確認し、
その結果を活用していく地道な取組の積み重ねが、今のコスミックの
性能の高い住宅を作っているのだと思います。
私も自宅を建てるとき、基礎パッキンと床下換気口のどちらがよいかを
決めるために、床下にもぐりこんで、空気の流れを感じてみたという
話を聞いたのはコスミックだけでした。
今回の実験も、また住宅の性能を上げる一つの要素になって欲しいと思います。
(追記)
S先輩のワイルドぶりが冴えるの写真を載せておりますが、最初の4つの
実験体を作成したのはM先輩であることを念のため申し添えておきます。
M先輩、一日中現場で忙しい中、お疲れ様でした。
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