職人さんの選別
現場ではいろいろな職人さんたちと
話をします。
その中で、大手住宅メーカーや
大手ビルダーが、ここのところ急激に
職人さんの選別に入っているという話がありました。
〇友〇業さんや、〇水ハウスさん、タ〇ホームさんなど
現在、受注残もあり、仕事量もそれなりに
確保できている会社で、特に顕著だそうです。
今までの付き合いの業者さんのところには
仕事量の豊富さを知らせるために
見積もりだけはたくさん行くそうです。
しかし、実際には他の業者や職人さんへ
廻っていることが 多く 今までの業者さんたちは
ただ「キープ」されているだけという状況のようです。
コレまでの付き合いや、協力業者会などは
一切関係ないという 態度です。
大工さんも同じで、30代、40代の手の早い大工さんには
仕事を出すが、(場合によっては 他社の
現場からヘッドハンティング有り。)
丁寧だけど 手が遅い大工さんや
60代のベテラン大工さんは 切られてしまうようです。
仕事が丁寧で気持ちが入っているかどうかではなく
手が早く、融通が利くかどうかが 選別の基準になっているのは
どうも、腑に落ちません。
効率と工期短縮のみに目が向いている昨今の
ハウスメーカーの家創り(これ自体が家創りとは言えないという
人もいますが・・・)。
コスミックガーデンでも、もちろん業者さんや
職人さんと馴れ合いになるわけには行きません。
仕事内容や、取り組み方など
心構えと、職人のプライドで判断・選別を
しています。
この少しの選別基準の違いが
出来上がった「家」 の品質に大きな違いを
もたらすように感じるのですが・・・。
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