台風一過
ゆっくりと進み、強い風と
大雨をもたらした 12号が
なんとか 岡山県を通り過ぎてくれました。
夕方から、県南(岡山市南方面や玉野市ほか)に
避難勧告が出され、道路と水路の区別が付かないような
地域があふれました。
児島や玉野方面の入居者の
お宅に 何件かお電話したり
メールを送って 被害が無いか状況を確認していました。
玉野市(全市民避難勧告) のY様に
メールを送ったところ
家の中に居ると、風や雨の音が全く聞こえないため
台風が来ていることすら感じないとのこと。
道路にあふれた 水もぎりぎり 大丈夫とのこと。
・・・安心しました。
Y様が写メで送ってくださった写真は
玉野市紅陽台に近い ところの写真ですが
一面 雨水が溢れています。
以前お住まいになっていた所の近辺のようですが・・・
とても危険な感じです。
7年前に被害にあわれた入居者さんにも
連絡を取りましたが、何とか床下浸水まで行かずに
満潮をやり過ごしたとのこと。
浄化槽のブロア(モーター) や エアコン室外機・
エコキュートなど外部の電気設備品が
被害にあうことも考えられる 冠水。
皆様のお宅は大丈夫でしたか?
今回のような事態になると、少しだけ高台の土地に
人気が出たり。。。(岡山県民は高台をあまり好まない。)
平地の場合 設計GL(地盤面)を
高くして欲しいというご要望が出ます。
冠水しにくい安心感と引き換えに
ガレージ部との段差用土留めや
アプローチの階段、地上げ用土・造成費用など
結構大きなコストアップ負担となり、お客様を
悩ませます。
残る心配と、安全・安心に伴う金銭的負担。
バランスというか、落とし処が難しい 判断を迫られます。
台風被害が、少ないといわれる岡山県ですが
異常気象もあって
このようなことが、毎年、年何回もあるかもしれません。
様々な状況を想定しながら、家創りを
していきましょう。
「想定外」 では済まされないことも多いのです。
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