M６２９ クラシック
意外なプレゼントを頂きました。
「マルシン製 Ｓ＆Ｗ（スミス＆ウェッソン Ｍ６２９クラッシック」 という
モデルガン（ガスガン）です。
何度もお邪魔したご自宅（借家）の玄関に飾っていらっしゃったもので
初めてお伺いした時から触らせて頂きました。
久々に手にするモデルガン。
私も小学校６年から高校卒業時まで
これにはまっていた過去があり、今現在も自宅に
６０丁くらいは残っているはずです。
約２０年ほど 日の当たるところには
出していませんので、錆びたりカビが生えているかも知れません。
昔と比べると、ＢＢ弾の発射できるガスガンでＡＢＳ樹脂製のボディ
ながら非常に重量感もあり、
細かい作りもリアルです。（約３０年前はほんとにおもちゃっぽい）
もともとＳ＆Ｗ製のピストルは
頭に「６」が付くと 「ステンレス製」を意味します。
スチール製(銃が黒いのは鉄を錆びさせないように表面を特殊な
酸化幕で覆っているためです)の黒いM２９(映画ダーティハリーの
ハリーキャラハン刑事愛用で有名)がベースでそのステンレス版が
M６２９です。
また 「クラシック」と名がつくこのモデルは
バレル（銃身）の下に重りをつけて
発射時の反動を低減するために
この上下２連のようなスタイルになっています。
（・・・ちなみに ゲーム 「バイオハザード３」でこの銃が
登場し国内でも一気に有名になりました・・・・一部マニアの間だけですが）
さて 頂いたM６２９クラッシックには弾が付いていなかったので
早速購入を考えましたがBB弾だけでなく
カートリッジ(薬きょう)の先端部につける
パーツも必要なのと、調べてみると
ガスを充てんし連射すると
プラスチック部品が冷えすぎて割れてしまうことが
多々あることが判明。
せっかく頂いたものを壊しても悲しいので
このまま 磨いて 飾っておきます。
岡本さんのフェイスブックにも
ちらっと書いていましたが
金属や木材の知識・・・うんぬんがありましたが
例えば ステンレスは合金でいろんな金属を混ぜ合わせて
製造します。
錆びにくくすればするほど ステンレスは柔らかくなり
硬くすればするほど 錆びやすくなるという特性があります。
金属同士が常にすれ合う 銃の場合連射速度を上げたり
スムーズな作動をさせるためには 多少錆やすくなっても
硬い方がよく 軍用など過酷な使用環境(汗はもちろん水に浸かるなど)
だと とにかく錆びにくくしなければならない。
木材でいうと 掌の汗を素早く吸収して且つ
割れにくいなども利用から
「ウォールナット」 「ローズウッド」 「オーク」 などが
よく使用されます。
などなど いまの仕事にも ちょびっとだけ
役に立つ知識も得られました。
まだまだ 銃に関する家つながりの「うんちく」も
ありますが、どんなことも必ず
何かの役に立つ、無駄は無い という感じです。
ながーくなりましたが 銃器のことを語りだしたら
止まらないのでこの辺で・・・
U様 ありがとうございました！
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