いろんな経営者
ある業者の社長さんが
藤井社長宅に見学にいらっしゃった時の
お話です。
その社長さんは、岡山県内のみならず
全国に取引先を持たれていて
その中の工務店(ビルダー?)の社長のビジネスプランに
驚愕されたとの事。
その住宅会社(岡山の業者ではない)の社長さんは
メルセデスベンツの最上位グレードに
乗っているそうです。
扱っている住宅の価格帯は
平均で1500万から1800万程度の
非常な「ローコスト住宅」とのこと。
その中にあって、粗利率が
大手住宅メーカーか、それ以上の
数字を確保しているそうです。(もちろん販売戸数も
多いと思われる)
そうなると、当然建物の原価は
ものすごい低いものになり
施工品質や、アフターサービス、各種保障と
言ったものがどの程度か心配になる状態だったそうです。
しかしその住宅会社の社長さん曰く
「基本的に、20代前半の既婚者」
狙いで建ててもらう。
「20代で早めに結婚した夫婦のうち
5組に2組以上は離婚する。」
「その後の固定金利終了時に(たぶん2年や3年)
自己破産などで差し押さえされる」
「所有者が当初、新築した時と変わるので
保障などアフターを求めてくるものはいなくなるし、
取り合わない。」
などと のたまったそうです。
当社と取引しているその社長さんは
凄く良心的に、仕事を進める方なので
このような考え方の
経営者の話を聞いて
そんなことが ビジネスとして通用するのか?
と思ったそうですが、
このくらい 自分勝手に
冷徹にビジネス展開されたり
家づくりに携わってる連中は
決して少なくないとも感じたそうです。
一時は、こんな方法で
繁栄したり、会社を大きくすることが
出来たとしても、決して長続きはしないと思うし
第一、自分の子供や家族に
胸を張って その後姿を見せることは
出来ません。
商売の基本を忘れた
この手の経営者は 住宅業界以外にも
沢山うごめいていると思います。
昨今の食材偽装表示(誤表示?)事件とも
相通じる所も有りそうなこの話。
このブログを読んでくださっている
皆さんは 引っかかることが無いと
思いますが、くれぐれもご注意を。。。。
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