屋根工事と防蟻
I様邸が屋根工事に入りました。
愛知県の三州地方からやってきた釉薬瓦。
抜群の耐久性と焼き物としての精度を
併せ持ちます。
これらを、先ずは屋根の上にバランスよく置いていきます。
このようにするのは、瓦を葺くときの作業効率を良くするのは
もちろん、この何トンと言う荷重をかけることによって
上からの「しまり」を良くして
上下方向のすきまや緩みをなくしてしまえる効果も
有ります。
この工程が終ると、「帯金物(各パネルを外部から緊結補強する
金属プレート)」を釘で固定できます。
順番が逆になった場合、この帯金物がふくらんで
後収まりがつかなくなってしまいます。
このたての金物がそれです。
防蟻工事も完了です。
床から約1メートルの高さまで
防蟻処理を行います。
昔は薬剤の強いものを使用していたため
10年保障がついていましたが、
人体への影響を考慮して、やさしいタイプへ
変更したため、保障は5年になってしまいました。
このタイプは、「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」などには
非常に有効です。
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