綿壁(わたかべ)にクロス
築43年の古い木造住宅では
当たり前の壁の仕上げである
土壁+綿壁。
吸音と湿度調整の機能がありますが
触るとボロボロ落ちてきます。
古くなった綿壁に
専用の樹脂を塗って、乾燥後
パテで下地を整えます。
真壁(しんかべ=柱が見える)方式なので
隅からパテを塗っていきます。
硬化剤を入れるので、冬場でもすぐに乾きます。
クロスもあっという間に貼れていきます。
天井は板張りの竿なので
和風ですが、くすんだ綿壁の
暗い感じが、一気に明るくなります。
昔なら古い綿壁を落として
石膏ボードを張ってから・・・
という工程が一般的でしたが
今はこのような工法もあるので
古いお宅で 低予算でイメージチェンジするには
いいのではないでしょうか?
ただし、土壁+綿壁の状態や
雨漏り経験がないことが条件となります。
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