瓦葺き作業前
屋根上に 瓦を上げて
葺きの作業前の段取りが
終わりました。
しっかり、荷重がかかって
建物が縦方向に収縮したところで
帯金物を固定します。
胴差とパネル間の隙間は
気密テープで塞いでおきます。
この「カパラス」と言う瓦は
本格的な和瓦と同じように
「妻側」の端っこで全体寸法を 調整してくれる
「ケラバ瓦」が設定されていません。
瓦の仕様が決まった時に
建物の屋根全体の寸法を微調整します。
すなわち、構造体寸法を変える作業になりますので
設計管理や、パネル工場では 少し複雑な仕事となります。
パネル製作や、在来工法の場合の
プレカット作業に入ると、それ以外の瓦に変更は
難しくなります。
瓦も色や形だけでなく、取付方法や
重なり方が違うので、工事が進みだしての
簡単な変更は困りものです。
慎重な選択をして頂く事をお勧めします。
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