リフト設置と事故による補修。
岡山市内の築8年目のM様邸。
新築設計時から 計画していた 車いす用のリフトを
設置することになりました。
介護用設を扱う会社と、リフトの製造メーカーのそれぞれの
担当者さんと打合せしながら進めます。
専門の設備につては、やはり専門家に任せて正解です。
素早い対応で、丁寧な作業をして頂きました。
プランニングの時から 樹脂サッシを左右引き分けの4枚建てにしており
いつか、リフトを設置する際に必要な100Ⅴ 屋外コンセントを用意して
土間コンでリフトがギリギリ到達する高さになっており、
しかも、M合掌型のカーポートが建物いっぱいに設置してあるため
雨でも濡れずに昇降出入りが出来ます。
リフト側も、とにかく安全性重視の造りと動作で、
色々考慮されているのが分ります。
介護保険でリースする折り畳み式のスロープでは、
サイズも大きく、重さもあって、使いにくさを実感されたM様。
想定していたより、安く出来たことも含めて
喜んでいただけました。
次は、倉敷市内の築20年のF様邸。
来客の軽自動車が、誤って外壁にぶつかってしまいました。
保険を使っての補修工事となります。
ちょっとばかり、当たり所が悪く ステンレス製の水切り板金も凹んでしまいました。
当然、一定範囲を張り替えるのですが、同じデザインの外壁材は とっくに製造廃止になっていて
色柄が合う事はできません。
しかしながら、当時は12~15mm厚のサイディングが主流で
現在の様に、15~21mmと厚さがあると、張りなおした面と既存の面に
段差ができることを懸念しましたが、当時から15mm厚を使っていたため
今回も、合わせる事が出来ました。
補修範囲のサイディングを剥がして、ステンレス水切りを、被せていきます。
当時使っていた、国産品の「透湿防水シート」が、特に劣化もなく
機能しているのを確認出来て、私たちも一安心しました。
新しい外壁材も同じデザインの柄は 無いのですが、レンガ調で赤みの強い型番を
同じメーカーから探して使いました。
ぱっと見、それほど違和感はなく収まりました。
ここだけ 新しいので逆に目立ってしまいますが
ある程度 汚れてくれれば もっと馴染んでしまう感じです。
これで、「欠けた外壁に、養生テープ仕様」から解放されました。
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