ホウ酸処理。

いよいよ、1階床のプラットホーム造りが始まりました。

ツーバイ材にはあらかじめ着色したホウ酸を塗布しています。

合板やパッキンに使う寸三角材などにも、現場でローラーを使ってホウ酸を塗ります。

基礎の上に KD材(キルドライ材=乾燥材)をアンカーボルトで緊結します。

土台となるヒノキのKD材は 防蟻防腐剤が加圧注入処理されていますが

その上からもホウ酸処理をしておきます。

基礎断熱している脱衣室には、様々な配管類が集まってきています。

コンクリートの基礎の上に、直接土台を載せるのではなく、ビニールシートをすべての

基礎天場に通して張っておき、その上に土台が来ます。

コンクリートが含んでいる水分を木材に吸わせないためです。

アンカーボルトで緊結された箇所は、現場で「座掘り=穴開け」を行うので

ここも筆を使って手作業でホウ酸を塗布しておきます。

アンカーボルトやワッシャー、ナット類まで 別工程にて

溶融亜鉛メッキのドブ漬け処理を行い、非常に長期間に渡って防錆効果を

発揮しますし、ホウ酸などに対する影響も受けずに済みます。

ちなみにホウ酸は、「アメリカカンザイシロアリ」のような

外来種の白蟻だけでなく、国内産のシロアリや、ゴキブリなどにも

ほぼ半永久的に効果を発揮して切れます。

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