屋根の補修と軒の出や庇の大切さ。
OB施主さんの、ご実家で下屋根の劣化が有るので、補修工事を行う事になりました。
アスファルト系の屋根材を一部多層張りをしていたりしています。

ガルバリウム鋼鈑でカバーしていきます。
外壁との取り合い部分も、しっかりさせておかないといけません。

L型に2方向の庇ですが、色合いも含めて馴染む感じできれいに仕上がりました。

別件で、OB施主さんのご実家の 戸袋と焼き板の外壁材の
一部補修工事のご注文も頂きました。

長年にわたっての、西日と風雨(風の強い地域)の影響で
木材の厚みが薄くなったり、繊維部分を残して、一部欠落したりしています。

大工さんが、既存の外壁や戸袋の板を丁寧に外していきます。

新しい材を張り進めます。 猛暑の中お疲れ様です。

雨戸本体も作り直しました。

戸袋の面材も同様に張り直しました。

建物裏手側の、勝手口周辺もかなり劣化が進んでいて、剥がれ掛けの箇所も
有った為、板金を入れて縁切りし、一部を張り替えました。

古い在来木造住宅ですが、きちんとした庇や、軒の出がしっかりある
日本家屋だったため、この長きに渡っての外壁が持ちこたえてくれたと思います。
雨に当たる面積や、夏場の紫外線をカットする
庇(ひさし)や軒(のき)は建物の劣化対策にも有効なんだと
改めて確認できた現場でした。
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