現場建築日誌

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M様邸(岡山市中区土田)

2023-03-23
M様邸(岡山市中区土田)

 

順調に進んだ建方工事は 予定より若干早めに終えることが出来ました。

 

 

一般的な在来木造住宅の約2~2.2倍以上の

使用木材量を実感できる状態です。

 

 

一部 大きな荷重がかかる構造材には

集成材を使いますが、「使用環境A=水に濡れても剥離しない・

接着剤がレゾルシノール」を使用するため、

耐荷重、水害時、ねじれや収縮 においても

安心できる構造体を実現しています。

 

 

 

屋根瓦は 三州瓦の 「栄四郎瓦・LL40 フラット」を採用です。

 

 

防水屋根ルーフィング「ルーフライナー」を張った後、

瓦の束を屋根全体に均等に配置し、

しっかり建物に荷重を掛けます。

 

 

荷重により、数ミリの締りのあと

金属製「帯金物」類をすべて固定します。

 

2023-03-17
M様邸(岡山市中区土田)

プラットホームが出来て、ブルーシートで部材を養生しながら

足場を組んでおきます。

 

 

いよいよ、建方工事の始まりです。

 

 

 

大屋根を利用した、小屋裏2階建てのデザインです。

 

 

この角度から見ると、まるで片流れ屋根のデザインのように

見えます。

 

 

二重通気層の屋根構造なので、まずは一層目の

輻射熱反射の為の 「デュポン社製 タイベックシルバー」を

前面に張ります。

 

2023-03-09
M様邸(岡山市中区土田)

 

床断熱仕様のコスミック・ガーデンの建物は

根太間に 「旭化成 ネオマフォーム」をはめ込んでいきます。

 

全面 はめ込みが完了したら

木部にウレタンボンドを使いながら 構造用合板を

貼っていきます。

 

ボンドと、ネイルと、實をかみこませる張り合わせ方法とが

床下からの「気密性能」の決め手にもなります。

 

ホウ酸を処理した 構造用合板は

「アメリカカンザイシロアリ」対策は勿論

ゴキブリなど 多くの害虫対策に 半永久的に効果を

発揮し続けます。(塗布後すぐに雨などに流されない限り)

 

 

この後、養生と雨仕舞して 足場を組んで

建方工事を待ちます。

2023-02-28
M様邸(岡山市中区土田)

給水・給湯の先行配管を行いました。

 

 

ガスに関する配管も 水道業者さんとタイミングを合わせて

引き込んでもらいます。

 

 

基礎の天端に防湿シートを張って、ヒノキの土台

(防虫・防蟻・防腐の加圧注入プラスホウ酸処理)を

緊結します。

 

コスミック・ガーデンでは、「束」の使用量は

少ないですが、一部採用しています。

 

 

土台の上に、ツーバイ材の大引き・根太を組んで

プラットホームを造っていきます。

 

2023-02-20
M様邸(岡山市中区土田)

型枠が撤去された後、階段部分や断熱材を埋め込んだ

浴室設置エリアのコンクリートを打設します。

 

 

指定の養生期間を待って、仮枠を外します。

 

 

少しづつ気温が上がって来ていて

乾燥も早く、養生+放置期間をしっかり取ることによって

期待の強度を持たせることが出来ます。

 

2023-02-14
M様邸(岡山市中区土田)

いよいよ、コンクリートの打設になります。

 

 

スラブの鉄筋が全て水没したかのように

コンクリートの下に消えています。

 

 

基礎屋さんが 修正作業を行います。

 

 

この後 立ち上がりの型枠を組んで

アンダーウォール部分にコンクリ打設出来る様にしていきます。

 

2023-02-03
M様邸(岡山市中区土田)

 

基礎配筋工事が完了しました。

この状態で、第三者機関の「配筋検査」を

受けることになります。

 

 

異形鉄筋D16を使用します。

継手、重ね代ややピッチなど細かくチェックが入ります。

 

 

通常のD10鉄筋と組わせたか箇所ですが 太さの違いは

一目瞭然です。

 

 

そこに、溶融亜鉛のドブ漬けメッキを施した

アンカーボルトをセットしています。

ユニクロメッキとは 防錆性能で雲泥の差があります。

コストはアップしますが、あとで交換できない

重要箇所でもあるので、標準仕様となっています。

 

 

基礎の外周ベース部分も 最近増えてきた

フラット型(地面を掘らずに、乗ってるだけの仕様=コストがかからない)に

比べると、耐震性能(揺れへの横滑り耐性など)が高いのも

納得できます。

2023-01-27
M様邸(岡山市中区土田)

基礎工事進行中のM様邸。

地中からの水蒸気を止める、ビニールシートを

全体に敷き詰めました。

 

基礎の外周ベース部分には、シートはしません。

この後 ベース配筋を組んでいきます。

 

 

 

墨を打っていきます。

レベルもしっかり見て置きます。

 

 

この基礎業者さんは、とにかく正確で丁寧なのに

作業が早く、毎回驚かされます。

2023-01-20
M様邸(岡山市中区土田)

基礎工事が始まった、Ⅿ様邸。

 

遣り方(やりかた=基礎の位置と天端高さを4隅で木材で表示)

して、床掘(とこぼり=基礎のベースの為に、土を掘り起こし

外周部と床盤部の掘削)を進めます。

 

 

不要な土は、残土処分として搬出します。

掘って奇麗な土の場合は、できるだけ敷地内で

処理するように頑張ります。

 

 

砕石を敷き込み、しっかり転圧を掛けていきます。

基礎外周部とそれ以外で、砕石の高さが変わっているのが

分ります。

 

 

工事開始から 数時間でここまで進めることが

出来ました。

 

 

引き続き、配筋工事となります。

2022-11-25
M様邸(岡山市中区土田)

深まっていく晩秋のこの日

M様邸の地鎮祭を執り行いました。

 

 

結界を張るために、四方竹を起こしていきます。

 

丑寅(うしとら)の方角から時計回りに

順番に起こしていきます。

お供えもしっかり準備頂きました。

 

落ち着き始めた「紅葉」の山肌と

青々とした笹竹に真っ白い「紙垂(しで)」が映えます。

 

 

土地の神様(産土)に工事のご挨拶と

工事の安全祈願をお祈りします。

 

 

お神酒・粗塩・洗い米で土地の四方を

お祓い・お清めしていきます。

 

 

「穿ち初めの儀」で、施主さん夫婦、施工者の順で

砂山に鍬や鋤を立てて着工したとみなします。

 

     

 

 

全ての 祭祀が終わりました。

「安仁神社」さん。ありがとうございました。

 

 

仮設工事が終わったら、いよいよ着工となります。

Ⅿ様 本日は、おめでとうございました。