研修会 in 飛騨高山

2019/11/25
住宅業界?というべきか、工務店業界には、色々な「集まり」があります。

ナントカ協会やフランチャイズなどの集合体、卸業者やメーカー主催のセミナーや勉強会、設計事務所や工務店自体が主催している集まりなど・・・

当社も色々な所に首を突っ込みますが、今回、とある団体で、岐阜県の住宅会社から学ぼう、という研修会があったので、岐阜県は高山市まで行ってきました。

自宅を出てから5時間半かかっての到着です。東京より近いはずなのに…
時期的には紅葉真っ盛りで、名古屋からの特急も観光客の皆様ばかり。

 

紅葉がとてもきれいでしたが、全く観光する時間はなく、15分ほどの空き時間で駅からすぐの国分寺にお参りしてから研修会場に跳んでいきました。

 

研修の中身や会社名は書けませんが、地元でかなりのシェアを誇る成長企業です。(地元の方はすぐわかると思います。)

 

どうやって棟数や売り上げを伸ばしてきたか、デザインはどう練ってきたかなどの情報を発表し、ショールームやモデルハウスを見学させてもらいます。

 

参加企業は主に西日本から数十社。皆、自社の売り上げを伸ばしたり、課題を解決するために参考にしたいこと、知りたいことが沢山あります。

熱心な質問があちこちで飛び交っていました。

 

住む人の家を造り、守るための勉強も必要ですが、会社として維持していくためにも勉強が必要です。

工務店を相手にしているコンサルティング会社などの決まり文句は「いいものさえ作ってればと売れるというのは間違いです‼」という言葉です。

と言いつつも、甘いかも知れませんが、本音では商売のために時間や労力を掛けるよりは、家を良くしていくことばかりにエネルギーを向けたいと思ってしまいます。

生きていくための基本である家を建てている会社同士が、マーケティング先行になってしまうと販売競争で自社の魅力を(盛って)発信することや、競合他社を悪く言ったり削りあったりするために大きなエネルギーを使っています。
ヘンな話、創っている物はそこそこでも売ることさえ上手であれば商売として成功する、という話になります。

しかしその膨大なエネルギーは、極力家創りに向けるべきと思います。

競争があるからこそ発展する部分もありますが、中身のない売り方の競争ではなく、創る物の内容を上げていくことでの競争になって欲しいと願います。

 

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

*

CAPTCHA