「気密が悪いと寒い」ってピンと来ない?

2017/03/30
最近あるところで聞いた話です。

 

「気密が悪いと寒い」って言われても、

ピンと来ないんだよね・・・

 

・・・と言われて、これまで見学会などに

いらっしゃった方やお施主様の話などを

もう一度思い返してみました。

 

たぶん上のセリフを言った方も含め、

日本人の大半の方々は、「気密が低い寒い家」に

住んだことがあるはず。

 

断熱材もあまり入っていない上、気密もなくスカスカで

いつまでたっても天井さえ暖かくならない古い家や、

 

築年数が新しく、断熱材が入っていても、気密性能がないため

ストーブの周りや天井しか暖かくない、コタツから離れられない

家など、

 

つまり「家が寒い」ことが当たり前すぎて、それが気密が

悪いせいであるとか、そうでない家があるということの方を

ご存じないのだと思います。

 

本当に知らない、入ったことがないのは

「本当に気密があり暖かい家」の方。

壁や床、天井の温度差がほとんどなく、

お風呂やトイレまで温度差が小さい住宅を

ご存じないので、新しい家が古いアパートや

ご実家より暖かければ、こんなもんじゃないの、

ということになっているのではと思いました。

 

上に上がれば下が見えると言いますが、

本当の高気密・高断熱住宅を真夏・真冬に

体感して、確認して、ピンと来てから、

家族のためにどんな家を建てるかを

決めて頂きたいと思った次第です。

 

 

 

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