そろそろ来るかも。

2016/05/25
 

 

「南海トラフに歪みが蓄積」 と言う見出しで

数日前から ニュースなどで 警戒感を表わしています。

 

南海トラフ大地震

 

 

先月の熊本地震でも 阪神淡路大震災より大きな

力が発生したとの報告があります。

 

今後心配される 「南海トラフ大地震」 「東海地震」 が発生した場合

人的にも 建物的にも非常に甚大な被害が予想されています。

 

直接の地震被害は勿論、津波の被害も予想される

太平洋側の本州と四国。

 

想像を絶する 地震力が発生した場合

中国地方の岡山・広島・山口の各県

タダでは済まないというデータもあります。

 

昭和21年に 死者が出る大きな地震を経験した

岡山県南部。

 

それでも 私を含めほとんどの方は

その被害状況を知りません。

 

「地震は来ない」 という岡山広島エリアの 迷信にも似た

思い込みと 現実味の無い対策。

 

さてさて、どんな恐ろしい状態になるのでしょうか。

 

 

 

築45年を迎えようとする我が家は まったく太刀打ちできず

簡単に震度5弱程度でも怪しいかも知れません。

 

昭和56年以前に建てられた建物で

しかも、きちんとした 「耐震補強」 が成されていないものについては

色んな意味で それなりの覚悟が必要です。

 

 

熊本でも、耐震等級1(建築基準法はクリアできている一般的な

木造住宅)の建物は ほぼ壊滅のようです。(何度も大きな力が加わった為)

 

中には耐震等級2をクリアした建物でも

ホールダウンアンカーを採用した時の木材の

「断面欠損」が原因で 土台から引きちぎられて

倒壊した物件も 多く報告されています。

 

これからマイホームを建てようとしている皆様には

設備のグレードアップやソーラー発電システムに

コストを掛ける分を 地震に強くするコト。構造強度アップや免振・制震システム

被災・避難時に 使えるモノやその対策費に

振り分けておいて欲しいモノです。

 

 

 

あと、テレビなどで コメンテーターと呼ばれる人達が

「次に震度8や10等が来たら・・・・。」

と言う発言をすることがありますが、

これを聞くたびに ガックリ来ます。

 

震度に「7」 までです。 「8」 以上は存在しません。

 

今の基準では 震度は5から 「弱」 「強」が付随し

7が最強です。

7には 「弱」 「強」 も付きません。

 

震度7は 天井無しです。

 

なので、将来

「あの時の地震は 今で言う震度12クラスだったんだよな。」

と言うことはあるかも知れませんが。。。。

 

 

物知り顔で コメントしている 「文化人枠」の方々には

もう少しだけ 勉強してもらいたいと思います。

 

テレビをはじめ メディアの関係者の含めです。

 

 

現実的には建物で対策が打てないという方々には

せめて 避難時の用意や 非常食 飲料水の備蓄

家族内での連絡の取り方や、避難先の確認などなど

話し合って置いて欲しいと思いいます。

 

 

参考までに 災害時の準備の参考までに。 ←こちらをクリック。

 

 

 

 

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