まだまだ続く 被災地の仕事

2019/04/08
 

新年度になって初めてのブログ更新です。

コスミック・ガーデンの場合、新年度は6月からなので

世間でいう4月の新年度とはちょっと感覚が違いますが。。。

 

 

昨年7月の豪雨災害で

倉敷市真備町や総社市内に

通い続けていましたが

水害に遭われた2件目のお宅の改修工事も

完了し 何とかお引渡しすることができました。

 

玄関収納も きれいに。

 

洗面化粧台も 今回はTOTO製にチェンジ。

足元には体重計が収納可能になりました。

 

 

 

キッチンは以前よりも使い勝手がよくなるように

壁付けI型キッチン+作業台に。

 

パナソニック製の「リフォムス」と

リクシル製 センターキッチン 「リシェルsi」を

コラボしました。

 

リビングとダイニングを仕切る半透明の3連引き戸も

新調しました。

 

長期にわたりみなし仮設にお住まいになり

やっと 慣れた我が家での生活がスタートできました。

 

 

今度は 同じく真備町の 在来木造住宅の改修です。

 

先の2件は 元々硬質ウレタンや

フェノール樹脂断熱材を使っていた建物などで

それほど問題はありませんでしたが

グラスウールなどの繊維系断熱材や

竹駒井を組んでの土壁などは

その後の処理が大変になります。

 

 

 

 

高気密高断熱化するため

現場発泡のウレタン吹付工事を行いました。

 

 

もちろん、開口部にも手を入れますよ。

 

 

 

いくらリフォームとは言え

やはり機密性能は

アップさせたいので、断熱が切れやすい箇所や

隙間をスタッフの岡本が ウレタンスプレーで

慎重に埋めていきます。

 

 

基礎断熱の住宅なら 気密を確保するのは

簡単なのですが、今回のような事案だと

あらゆるノウハウを動員しなければなりません。

(コスミック・ガーデンの建物は基礎断熱ではなく、床断熱です。)

 

もちろん コストとの兼ね合いもあるので

マニアックに数値だけを追い求める訳にもいきません。

 

また、コスミック・ガーデンとしても

なんでも改修やリフォームすればいいという考えではなく

多方面から客観的に判断して

改修か、一気に建て替えを進めるかを判断します。

 

今年も 真備町での新築、総社市内での被災宅建て替え工事

改修工事と続きます。

 

スタッフのみならず、協力業者や社外スタッフの

力もお借りしながら

じっくり1軒、1軒進めていきます。

 

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