スライスレンガ工場見学

2018/10/12
内藤です。

今日は岡本のブログをお借りして記事を書かせて頂いております。
9月某日、当社で採用している国産スライスレンガと言えば株式会社日本セラミカ(販売元)、
その製造元である株式会社カメレン(所在地 愛知県半田市)へお邪魔して来ました。

 

目的は外壁材の打合せと工場見学でした。

 

今日お伝えしたい事は『スライスレンガは色・形・ディテールはある程度変える事が出来ます。』です。
(スライス)レンガの製造工程を簡単にご説明すると、、、
①土・顔料・繋ぎ材と水で練り合わせ、
②”ところてん”のように押出して、
③乾燥(最大10日間)、
④窯に入れて焼成(十数時間)、
⑤検査・梱包・出荷

 

色は土や顔料の種類、焼成温度、場合によっては押出後に顔料をふりかけたりで変えているとの事。
例えば顔料に鉄系を使い、焼成温度○○℃だと赤っぽく、50℃上げると小豆色になったり、
焦げは焼成途中で一手間加えるなどなど。

 

また大きさ・厚みや断面形状は”ところてん”が出てくる先端(=金型)によって、細かい凹凸や欠けは
金型の表面や原料の繋ぎ材、押出後の手作業で変える事が出来ます。

 

ただし押出し成型ゆえ、三次元の形状は適しません。
写真真ん中は断面が台形で、下見板張りのようにも施工出来ます。

 

 
また色は”いぶし”色。
これらを踏まえて建物の外壁として、一部色や厚みを変えてアクセントを付けたり、
当社サンプルにない色を使いたいなど、ご要望があればご相談下さい。

打合せ室にあったレンガのサンプルを載せますので、お楽しみ下さいませ。

 

 

 

 

 

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