ドイツ製食洗機ほか

2017/07/11
先日ガゲナウというドイツ製のコンロや

食洗機の実演会のレポートをさせて頂き

ました。

 

有名なミーレというメーカーも含めて、

ドイツ製品がお客様と話題になることが

増えたこともあり、岡山でそれらの商品を

取扱いされている会社さんに話を聞きに

伺いました。

 

玉野市にある(株)藤和さんという会社さんです。

事務所兼ショールームになっており、

色々と実機を見せて頂きました。

 

まず、日本への輸入の食洗機のシェアの

7割を占める、ミーレ。

入って正面に4機も設置されていました。

 

こちらは幅45cmタイプ2機。

 

こちらは幅60cmタイプです。

 

この何もなさそうな赤い板。

白石がゴンゴンとノックすると・・・?

 

ウィ~ンと開きます。振動センサーによる開閉機能です。

 

ミーレは日本法人があり、パネルの表示が

日本語化されていたり、故障時の部品共有が

早いなどのアドバンテージがあります。

縦長で容量が多いですね。

 

次に、横のテーブルに展示されているのは、

高級ブランドのガゲナウ(奥)と、ほぼ同仕様の

一般向けブランドのボッシュ(手前)です。

以前のブログにも書いたかもしれませんが、

どちらも会社としてはBOSCH(ボッシュ)で、

別のブランドです。トヨタのカローラとレクサスの

ような感じでしょうか。

 

確かにガゲナウの方が造りが細かいです。

当社では代表の藤井に次いでブランドものに

目が効く白石もご機嫌です。

 

値段も高めですが、掛け率の違いにより手が

届きやすい場合もありますので、ガゲナウも

ご検討されても良いかも知れません。

ボッシュは後発なので、広めるために

導入キャンペーンなどもしているようです。

 

ドイツの製品は品質、本質重視で造られており

考えが通じるところがあるのか、代表の藤井も

嬉しそうです。

 

特に反応したのは、この洗濯機。

様々なモードがありますが、なんと、ヒーターで

水温を95℃まで上げて洗濯ができます。

 

カビや菌を全滅させるためには90℃以上の

状態にする必要があり、昔のドイツでは鍋で

洗濯物を煮ていたそうです。

 

高温では繊維も傷むので、何でもかんでも

というわけにはいきませんが、実質を優先した

仕様です。これには藤井のいいものを見つけた

時の「ええなー、ええなー!!」が出ました。

 

小ぶりですが8kg洗濯できます。

重量は100kg超。揺れを防ぐために重量を

上げて、ダンパーなどで防振しているためです。

置くためには床を補強する必要があります。

 

日本の洗濯機は、振動を本体が揺れて吸収する

よう造られており、容量も大きくすることを

優先して仕様が決められていきますが、

ドイツ製品は、本質的な機能を快適に使うことが

優先され、結果的に容量がこうなりました、

という順序で開発されるということです。

とても共感できる話です。

無駄に樹脂(プラスチック)を使うこともせず、

ガゲナウの高級冷蔵庫などは、アルミとガラスだけで

出来ているそうです。※3百万超ですが・・・

 

ちなみに上に乾燥機が載っています。

熱で殺菌できるので、A型の白石はいつも乾燥機で

乾かすそうです。干すのが面倒だからではありません。

 

他にもオーブンやワインセラーなどもありましたが、

まずこれから皆様にご紹介していくものとしては

食洗機が現実的でした。それでも、サイズの問題で

日本のシステムキッチンでも入るものと入らない

ものがあり、高さ調整などが必要です。

 

電磁波が少ないというIHコンロもありましたが、

日本のIHコンロと排熱の考え方が異なり、

日本のグリルの位置に排熱する機構が必要なため、

日本の、特に弊社推奨のシステムキッチンには

入りません。

オーダーメイドのキッチンや通常推奨していない

メーカーでないと実装は難しいと思われます。

この辺りは個別にご相談いただければと思います。

 

最後に、今回見学させて頂いた藤和(とうわ)さんは

ショールームを兼ねているので、お施主さまも

ご予約の上で見学可能です。

ご希望の際は、弊社でも構いませんので

お問合せ下さい。

 

 

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