樹脂サッシ工場 in 熊谷

2018/05/23
埼玉県熊谷市と言えば、ちょうど昨日、

「気温45度まで表示できる巨大温度計を設置」

と報じられました。毎年高い気温を記録することで

有名な場所ですが、この度生まれて初めて行って

来ました。

 

今年2月に、最低気温マイナス30を越える

という帯広市に行きましたが、両方の都市に

記録日に行くと気温差70度以上になりそう

ですね。

 

そんな熊谷市に、樹脂サッシの工場があります。

創業145年という株式会社栗原さんにお邪魔しました。

 

カナダから高性能樹脂サッシの枠材を輸入、

ガラスは日本国内の大手メーカー品を購入、

それらを自社工場でカットしてアルゴンガスを

封入して組み立て、「K-WINDOW」という

自社ブランド商品として販売されています。

 

性能は国内大手品と同じかやや高め、

お値段もやや高めです。

自社工場だけに寸法が自由ということで、

規格ものから選ぶのではなく、オーダーメイドに

「自由に描いた住宅のデザインのまま、

高性能な窓を作れます」

というコンセプトです。

 

三角や半円、丸型の大きな樹脂窓も製造できる

とのことでした。

 

もちろん一般的なすべり出し、引き違い、

FIX、掃き出しなどの窓もあります。

気になる気密性能も高いとの説明でした。

 

また、外部シェードを付けられるものも。

このあたりの小回りがききそうです。

 

輸入の型ガラスや、

 

内側に木枠を付けて木サッシのように見せたものなど、

工夫された商品もいろいろとありました。

 

気になる耐候性については、国内大手品のような

表面のアクリルコーティングはありませんが、

樹脂自体の二酸化チタンの含有量を増やして

紫外線劣化に対する抵抗性を上げているとのこと。

また安定剤に鉛を使うこともなく、代わりに

錫(すず)を使っているそうです。

 

こんな変わったものも・・・もはや趣味の世界?

↓クリックすると動画が見られます。

変わった動きをしますが、ドレーキップと同じ

「内倒し」の状態で固定できる、パラレルウィンドウ

というものです。

 

もしかすると今後、デザイン的に変わった形状の

窓が欲しい場合などに登場するかもしれません。

 

もっと見たい!!という方はこちらへ → 株式会社栗原

 

 

熊谷市の翌日は、同じく埼玉県の草加市にて

先月と同じく、wallstatという地震シミュレー

ションソフトの研修に行ってまいりました。

 

その件は今後社内で練っていきますので、

また内容がまとめられたらご報告いたします。

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