水素カーに乗ってきました。

2017/12/04
 

前回の続きで 長州産業株式会社様にお邪魔したとき

最後に 燃料電池車=水素カーである 「ホンダ クラリティ フューエルセル」に

試乗させて頂く事が出来ました。

 

 

 

全体に最近のホンダ車のイメージを持ちながら

少しだけ近未来的にした乗用車と言った印象です。

 

 

リアのフェンダーアーチがタイヤにかかるデザインは

ホンダのハイブリッドカー「初代インサイト」のイメージを継承しているような・・・。

 

 

プリウスのような かなり静かなクルマで

前からでは 「無音」に感じます。

後方に回ると ちょっとモーター音に雑音が混じったような

ノイズが聴こえながら リアバンパー下には 排出された「水」の

跡がアスファルトに見て取れます。

 

 

初めて目にする 「水素ステーション」です。

 

エネオスさんが稼働させているような巨大な施設は

最低でも 5億円程度かかるそうですが

この規模ならその数分の一らしいのです。

 

 

 

 

「ハイブリッド」でも「アイドリングストップ」でも

「PHV」でもない 「フューエルセル(燃料電池)」のエンブレムが光ります。

 

 

 

このセクションの専門スタッフの方々が

パネルを使って丁寧に解説して下さいました。

 

 

 

当社スタッフの内藤君も 水素注入用のノズル(?)を持ってパチリ。

 

見た目以上に 重いモノです。

セルフのガソリンスタンドで皆さんが触るあの

ノズルの数倍の重さです。

 

お年寄りや 女性では 接続時に落としたり

クルマに傷を付けてしまいそうです。

 

 

 

 

社員さんに 実演して頂きました。

やはり、少々コツがいる様です。

 

電気自動車の充電の様に時間がかかる訳でなく

約5分程度で満タンにできるそうですが

ガソリンや電気と違うのは

クルマのタンク(?)内と 水素ステーションのタンク(ノズル?)側の

「圧」が同じにならないと供給できないとの事

 

 

すぐにセルフ式になるのは 難しいか、少々遠いかな。と思います。

 

130kwの出力と、約26kのトルクを発生するモーターは

比較的重い約1900kgの車体を引っ張ります。

 

 

 

一般的に言われる 電気自動車のような すさまじい加速感は有りませんが

ゼロエミッションカーとしては 驚異の航続距離750kmを

実現しています。

 

一部の企業やタクシーとしても導入されているそうです。

 

基本、一般販売ではなく 企業向けリース専用として

扱っているらしく 値段も約800万近く。

補助金が約200万程度 と言う事のようです。

 

あくまでもこの未来カーが 普及・認知されるのが目的の様です。

 

 

 

広大な敷地の廻りをぐるっと回る試乗もさせて頂きました。

 

同乗頂いた 長州産業さんの営業担当氏も

大の車好きで、奥様もクルマ好き。

しかも とあるホンダスポーツカーを愛車としていた時期もあり

13Bロータリーエンジンのローター部分の実物を

奥様が飾っていたりと 聞いているだけでテンションアップな

方でした。

 

水素カーとしては 箱根マラソンなどで

TVへの露出も多い 「トヨタ ミライ」が有名ですが

「ホンダ クラリティ」は マイナーで知らない人の方が多い位。

しかも そのハンドルを握れたことがうれしい1日でした。

 

実はこのような 最先端のゼロエミッション技術についても

かなりのノウハウと実績を持つのが 「長州産業」さんと言うことで

我ら住宅業界とは 今後切り離せない業界の

ほんの先っぽを見せつけられて メイドインジャパンのクオリティと

創業者さんはじめ 社員さん皆さんの

妥協しない姿勢に 感心しながら 非常に見習うべきものを

教わった気がしました。

 

 

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