注意しておくこと。

2018/06/19
 

いつもの事ですが、大きな地震の後

時間が経過するにつれ 被害の大きさや 範囲の広さが

伝えられるようになります。

 

最近は 誰でもスマホで動画撮影し

貴重な瞬間や状況を知ることが出来ます。

 

昨日からTVなどで重点的に放送されている事案のなかで

9歳の小学生がブロック塀に挟まれて亡くなった事故と

その塀が建築基準法に適合していなかった。という内容が

多くの時間を割いています。

 

あの事故後の映像を見れば ちょっと詳しい人なら

一目瞭然に違和感を抱いたはず。

 

細かい解説はTVのニュースなどを見て頂くとして

あのような ブロック塀は皆さんの廻りにも

たくさん存在していないでしょうか。

 

建築基準法は昭和56年(1981年)に非常に大きく、厳しく改定されました。

56年6月1日より以降に確認申請が下りてるのかどうかで

建物の耐震性が極端に違う。と言う扱い。

場合によっては 家の価値が変わるほどの ターニングポイントとなります。

 

この法律改正時に ブロック塀に関しても基準が改定されています。

 

事故の有った小学校のプールの目隠し塀の積み上げ本数や

田植え方式で差し込んだような 10mm鉄筋。

「控え壁(バックレストともいう)」の無い 高さ1.2mオーバーのブロック塀は

地震が無くても危険なものです。

 

↓このような控え壁は一定の高さを超える場合必須です。

 

※当社の倉庫の境界ブロック塀です。

 

 

この控え壁が無く、ブロック同士の目地部分に

クラックが走っているモノ、

てっぺんの穴が埋められてなかったりして

雨が入り内部の鉄筋の錆が進んでいる。もしくはそれが原因で

ブロックの一部が膨らんでいるようなものには

普段から近づかないようにしてください。

 

ご自身所有のモノなら やり替えも含めて対策を考える。

「共有」のモノなら 相手方と相談する。

隣家など他人のモノなら 所有者に対策を依頼する(出来るなら。。。これは難しいかも)

 

など いずれ来るであろう 岡山の地震の対策として

準備して下さい。

 

 

 

 

もう一つ、停電後 復旧した時に発生する火災(通電火災)が多いので

ブレーカーを落とすようにアナウンスされています。

 

これを確実に安全に しかも勝手に行ってくれる

感震ブレーカー」と言うモノがあります。

 

 

グリーンに光っている所が 「感震ブレーカー」です。

 

現在 コスミック・ガーデンの家には

標準装備として セットされています。

 

細かなところですが ひとつの安心素材です。

 

OB施主の皆様にも ご要望があれば追加取付は可能です。

 

素人では取付できないので 電気屋さんに行ってもらうようには

なりますが。。。

 

 

地震があって

被害が発生して

それから慌てふためいても 間に合わないので

コスミック・ガーデンとして出来る事。

住人(施主)として出来る事を

準備しておくしかありません。

 

 

 

 

 

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