車選びと家創りは違う

2019/09/26
本日は3回目のFM出演でした。
テーマは「入門編 車選びと家創りは違う」です。

 

今回もたくさん喋りたくてネタを詰め込もうとしていたのですが、あまりにたくさん準備しすぎて、始まったら頭が真っ白になってしまいました。

自分でも聴くのがイヤでしょうがなかったのですが、我慢して聞いたところ、何とか半分くらいはお伝えできていました。

それにしても今回はパーソナリティ森田恵子さんのリードが凄かったです。
話している最中は分かりませんでしたが、自分で聞いたらいかに頭が止まっていて、森田さんがリードしてくれていたかよーくわかりました。

次回お礼言おうっと・・・

 

この場を借りて、本日の放送の内容をおさらいさせて頂きます。

・車はどれを買っても安全性、機能性で想定外ということは無いので、好きな色や形で選ぶことが出来ますよね。

・家をそんなイメージで選ぶと、あとで全然違った、ということが起こり得るほど、品質のばらつきが(車と比較して)あります。

・自分なりにその理由を考えたところでは、車は不具合があると即、ドライバーや周りの人に被害が及ぶなど、人の命の安全と直結しているため品質の要求レベルが非常に高く(ホントは家もそうなのですが)、また、起こったことと原因との因果関係もはっきりしやすいので、品質の改善が進みやすいからではと思いました。だからリコールもありますよね。

・家は、何十年も住んできた家が寒くて体調を崩したりヒートショックが起こっても、家やその製造者まで責任が戻ることはまずありません。因果関係も証明するのは難しいです。構造や耐久性に関しても、問題の原因が「劣化」か「不具合」かも年々分かりにくくなります。だから改善のフィードバックやリコールが少なく、品質のボーダーが上がりにくい。

・構造や断熱などの法的基準も高くないため、性能がばらつく。

・車やスマホであれば、「徹底比較雑誌」などの比較メディアがあるが、住宅はほとんどが広告媒体のため、様々な情報を得にくい。

(以下、ラジオでは言えませんでしたが)

・車は完成品まで工場で作れるし様々なテストができ、同じものが大量生産されますが、家は途中まで工場で作っても、最終的には一つ一つ違う土地に基礎を作り、構造を建て、断熱や気密施工をし、内装や外装工事を行います。完成品の品質には、現場の施工が関わるウェイトがとても高いです。

・車は日本で言うとメーカーは十数社しかありませんが、家を作る会社は数万社あるそうです。それだけ色々な人が家を建てているということです。性能や品質がばらつくのも無理は無いと思います。

 

で、最終的には、法律にもメディアにも頼らず、ご自身で確認して、分かってから選んでください、といういつもの話になりました。

少しでも皆様のご検討の参考になれば幸いです。

 

いつも放送時にFMおかやまさんのツイッターに載りますが、今回は頭が真っ白になった後の撮影で無理やり笑おうとしていますが、眉間にシワが寄ってかなり引きつった顔になってますね。口しか笑っていません。

もう3回目ですが、まだ「初登場」が付いてる・・・
(納得のいく喋りになったら、外してもらいます)

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