H30年度 ZEH説明会

2018/03/13
先日、平成30年度のZEH説明会に行ってきました。

 

関西以西は大阪と福岡しかないので、

雨の中、グランキューブ大阪(大阪国際会議場)

まで出張りました。

 

元々ゼロエネルギー住宅(消費エネルギーより

発電エネルギーの方が多い住宅)は国土交通省の

管轄でしたが、電化設備が多く関連するからか

数年前から経済産業省が加わっております。

 

来年度からはCO2削減の加速というお題目で??

環境省が加わり、三省合同説明会になっていました。

 

前から2番目に座りましたので誰も写っていませんが、

背後には数百人の参加者が座ってます。

 

三省合同と言いつつ、それぞれ予算も分担範囲も分れております。

 

説明自体も別々で、しっかり縦割り感が出ていました。

 

で、中身はどうだったかと言いますと、

ZEH+(ゼッチプラス)というものが新たに登場。

管轄は経産省ですが、これまでのZEHの条件に加え、

①さらに外皮性能アップ

②HEMSと電気設備との連携

③電気自動車への充電設備

のうち、2つを満たせばさらに補助金アップ、

という内容です。これが最も予算が確保されています。

(予算案600億円)

大手ハウスメーカーさんは②と③でガンガンに

補助金ゲットしそうですね・・・

 

またこれまでのノーマルZEH補助金も

残りますが、管轄が経産省から環境省に移り、

また開始後の年数がたっていることも

あってか、規模縮小となっているようです。

(それでも85億円)

 

ところで30年度のZEHが使えそうかと

いうところですが、補助金の条件として、

断熱性能はクリアしていますし、設備も

指定のものを使ばよいのですが、最近の

ZEHで問題なのは工期です。

 

補助金申請してOKをもらってからの着工に

なるのですが、ここ2年ほどのZEH補助金は

着工から完成して完了報告を出すまでに賞味

4ヵ月弱~4カ月半ほどしか期間が確保できません。

コスミックの住宅は着工から完成まで5ヵ月を

超えるので、まず無理です。

 

今回はどうかなと思い説明会に出たのですが、

いつも説明会であるはずの詳細説明がなく、

概要だけで終わってしまいました。

 

具体的なところは4,5月くらいにならないと

分からないようです。新たなものが沢山加わって

制度設計も大変なようですね。

 

というわけで、ご検討されたい場合は続報を

お待ちくださいませ。

 

※国交省さんのは、ちょっとご説明も実際の活用も

しづらいものなので、ここでは割愛させて頂きます。

 

 

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