1/18(土)・19(日) 冬の体感会のご報告
冬の体感会を開催致しました。
ご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。
両日とも外は大変寒く、特に日曜日は雪が舞い、
氷点下にまで気温が下がりました。
そんな中、社長宅は開始前にエアコンをOFF。
その時の室温は22℃でした。
その後、日射によって室内を暖める、内循環型の
太陽光暖房システムが働き、日中の室温は23℃を超え、
夕方の終了時点になっても、22℃を維持していました。
今回新たに購入した放射温度計で、床の温度を測ると、
日陰でも21~22℃以上あり、直射日光が当たっている
ところではさらに温かく。また、壁も21℃前後、天井は
23℃程度でした。
北側にあるお風呂のタイルの表面温度も、20℃前後。
建物全体に本当に温度差がありません。
また、気密性・断熱性能が高いので、一度建物の床や壁、天井が
このように暖まると、なかなか熱が逃げません。
これにより、エアコンを付けずに夕方まで室内の温度が下がらず、
夜中もエアコンを付けなくとも、翌朝まで3~4℃しか室温が
下がらないのです(22℃→18℃等)。
昨年末から4台を社長宅に設置した温湿度データロガー。
これで、24時間、各部屋の温度変化を記録し、
太陽光の発電量、エアコンの使用電力、外気温の変化も
合わせたものをグラフにして掲載しました。
1/1~1/15の15日間で、エアコンを殆どつけていない日が
7日間ありました。
それでいて、この15日間の平均室温は21.1℃。
エアコンが止まっていても、寒くて我慢しているわけではありません。
また、半月(1/1~15)のエアコンの電力量の累積は66kWh。
1カ月でも132kwhという、大変小さい数字になります。
(1kW=23円とすると、3,036円)
ここまでの性能が出る理由は大きく2つ、
徹底した「高気密・高断熱化」と、先ほどの「内循環型
太陽光暖房システム」の2つが機能しているためです。
どちらも、初の試みを盛り込んだ仕様になっていますが、
この社長宅での経験とデータを踏まえて、実用化を検討しています。
今回の体感会、「本当に性能の高い家は、このような暖かさ、
心地よさが得られる」ということを体感して頂けたでしょうか。
ご参加頂いた18組の皆様、誠にありがとうございました。
皆様の、ご検討の材料になれば幸いです。