住宅スペック

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基礎

家を安定して支える続けるために

基礎は建物を長期間安定した状態で支え、地盤面からの湿気を断つためのもので、建物が存在し続ける間、強度を維持し続ける必要があります。基礎コンクリートは圧縮強度が高く建物を支えることができますが、引っ張り強度が弱いため、内部に鉄筋を入れることで、ひずみや振動による破壊のリスクを低減しています。

また鉄筋は空気と水に触れて酸化することにより錆びが進みますが、基礎内部の鉄筋は強アルカリ性のコンクリートで包まれているため錆びを防ぐことができます。しかしこのコンクリートが空気中の炭酸ガス(二酸化炭素)に触れて表面から徐々に中性化するため、コンクリートの表面の保護およびコンクリートの厚みが寿命に影響します。

基礎の標準仕様

○当社の基礎は、鉄筋コンクリートスラブ基礎(ベタ基礎)で、地上からの立ち上がりは450mm以上(住宅瑕疵担保保険 施工基準400mm以上)、ベタ基礎の立ち上がり厚さ(外周)は150mm以上(同120mm以上)、底盤の150mm(同150mm以上)です。また、根入れ深さは地面より295mm以上(同240mm以上)としています。配筋の主筋には異形の16mmを採用しています。

布基礎部分は1.82m以上空けないように設け、総延長は、一般的な木造住宅の約1.5倍にもなります。(布基礎部分の総延長とは、立ち上がっている部分の長さの合計です)

○アンカーボルトは、基礎コンクリートに、建物の土台となる木材を固定するための重要な部品です。一般的なアンカーボルトの表面仕上げは、俗に「ユニクロメッキ」または「クロメートメッキ」と呼ばれ、「金色」をしています。このメッキ表面に傷がついたりすると錆びの原因になります。当社では「ドブ漬け 溶融亜鉛メッキZ55」という表面処理を施した特注のアンカーボルトを使用しています。(Z55とは、亜鉛付着量が550g/㎡のものを指します)

この表面処理は、近年のガードレールや信号機、国道の看板、屋外の立体駐車場などにも使用されており、放置した状態で海岸地帯でも、25~50年の耐用年数を誇り、田園地帯で約50~55年。乾燥状態なら135年の耐用年数があり、海水中でも約10年メッキが持つというデータもあります。このように、耐久性の高さを要求される建物の基礎に応じた部品を使用しています。

○基礎内の換気には、基礎換気口を用いています。現在主流の基礎パッキンは、十分な空気量の換気ができる確認が取れていないため、採用しておりません。

2018年の1年間で、創業1997年の1棟目から新築までの8割以上のOB施主様宅の床下を点検しましたが、木材の腐食は確認されませんでした。