住宅スペック

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気密性能

断熱性能とセットで必要な気密性能

性能の高い断熱材を選択しても、正しく施工し、隙間の無い建物を立てなければ、その性能を発揮することはできません。例えるなら、断熱材がセーター、気密性能はウィンドブレーカーです。セーターがいくら厚く良い素材であっても、強く冷たい風が吹けば、熱を奪われて寒いはず。しかし、セーターの上からウィンドブレーカーを着ることにより熱が逃げにくくなります。家も同様に、家の中全体を同じ温度に近づけ、少ないエネルギーでその温度を維持するためには、隙間を減らすことが必須なのです。

建物に隙間があると・・・

建物に隙間があると、次のようなことが起こってしまいます。そのため、建物に想定外の隙間ができないよう考慮して「気密施工」を行います。

○設計通りの断熱性能を発揮できない

断熱性能(建物を構成する素材を通して熱が逃げる度合)をUa値などの設計数値で示されますが、建物に隙間があることは考慮されていません。建物に隙間があると、その隙間を空気が通ることにより、設計数値以上に内外の熱の移動が起こり、設計数値通りの断熱性能を持たない建物になってしまいます。(ウィンドブレーカーに穴が開いているようなもの)

○計画的な換気ができない

当社の採用している第三種換気では、換気システムを使って室内の空気を強制的に排気することにより、建物内の圧力が下がり、各部屋の給気口からフィルターを通して新鮮な外気が室内に導入されます。しかし、建物内に給気口以外に隙間があると、その隙間からフィルターを通さずに外気が侵入し、またその分、給気口から導入される外気が減るため、計画的な換気経路を通した換気ができません。

 

気密性能の確認

気密施工が正しく行われているか、隙間ができていないかを確認するために、建築する全ての建物を「気密測定」し、一定の基準をクリアしていることを確認しています。

具体的には、隙間相当面積C値が0.5(c㎡/㎡)以下という基準を設けています。これは家全体の隙間を床面積で割った数値です。0.5以下であれば高気密と言われ、換気において外気の導入量のうち給気口からの導入量の割合が70%という指標です。

測定しながら建築を続けていることで施工方法等の改善が進み、近年の実際の測定結果では、C値0.4未満であり、常に一定の性能が出ていることを確認しています。

⇒「性能の検証・全棟気密測定