性能の検証

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パッシブデザイン「内循環型太陽光暖房システム検証」 ------ 12月において暖房エネルギーの約70%をまかなう

●当社の内循環型太陽光暖房システムは特別な装置を使わない「暖房システム」として特許を取得しています。その効果をH28年に温熱環境の実測値として計測しました。ここでは冬の間に太陽光暖房システムがどれくらいのエネルギー量になるかを算出します。
⇒ システムの構成は「自社開発技術・内循環型太陽光暖房システム」へ

●算出方法は、まず外気温の条件も踏まえ「室内温度を保つエネルギー」×「床面積」×「Q値」で「家が必要とする暖房負荷エネルギーの合計」を算出。そこから「生活熱」や「エアコンの暖房エネルギー」を引くことで残りが「太陽光暖房システムによるエネルギー量」となります。

●73坪の家で、まず11月ではエアコン暖房なしで室内温度を21℃から24℃にキープ。この結果、11月の暖房エネルギーは100%本システムでまかなえました。そして、本システムにより取得できたエネルギー量は床面積1㎡・1時間あたり1,925(W)となりました。12月ではエアコン暖房を使い、太陽光暖房システムによるエネルギー量は同2,085(W)となりました。つまり平均して1時間あたり約2キロワットのエネルギーを節約。これをエアコンによる暖房1カ月分の電気代に換算すると約13,000円の節約することになります。

【太陽光暖房システムによるエネルギー量】

▼H28年11月の1カ月間 エアコン使用なし

全室平均温度22.75℃-外気平均温度11.9℃=10.85℃
床面積242㎡×Q値1×10.85℃=暖房負荷2,625.7(W)
2,625-生活熱700=生活熱を除いた暖房負荷1,925.7(W)
=窓・内循環システムによる入力エネルギー
窓と内循環システムにより、1時間あたり平均約2kWhの入力を得られたと考えられる。

▼H28年12月の1ヵ月間 エアコン使用あり

全室平均温度22.075℃-外気平均温度7.6℃=14.475℃
床面積242㎡×Q値1×14.475℃=暖房負荷3,502.95(W)
3,502.95-生活熱700=生活熱を除いた暖房負荷2,802.95(W)
2,802.95×24時間×31日=12月の暖房負荷累計2,085.4(kWh)
12月のエアコン電力量108.4(kWh)×COP6(仮定)=エアコン出力650.4(kWh)
2,085.4-650.4=1,445(kWh)
=窓・内循環システムによる入力エネルギー
1,445÷2,085.4×100=69.29(%)
1,445÷24÷31=1.94
窓・内循環システムにより1時間当たり平均約1.94kWhの入力を得られたと考えられる